今回は18歳や19歳でも作れるクレジットカードや、10代がカード作成する際における注意点をわかりやすく解説。
現時点で20歳未満だけどクレジットカードを作りたい…という方は是非、参考にしてみてくださいね。
10代のクレジットカード作成について:
カードが作れるのは原則18歳以上:
まず、クレジットカードを作れる年齢は原則18歳以上。
それ以下の17歳や16歳といった年齢の方は、たとえ中学校卒業後に社会人として働いていたとしてもクレジットカードを入手することは出来ません。
- 19歳:カード作成可能
- 18歳:カード作成可能
- 17歳以下:原則、カード作成不可
こう書くと『いやいや、友達が17歳だけどクレジットカードを持っていたよ?』と思う方もいるかもですが、それらのカードはたぶんクレジットカードではなく、デビットカードやプリペイドカードと呼ばれるもの。
こちらであれば15歳でも作れるので、興味がある方は楽天銀行あたりで銀行口座を開設してデビットカードを入手してもらえればなと思います(デビットカードとクレジットカードの違いは下記記事参照)。
原則、高校生はクレカを作れない:
それでは18歳以上であれば誰でもクレジットカードを作れるのか…というと実はそうではなく、18歳でも原則として高校生はクレジットカードを作れません。
つまりクレジットカードを作れるのは専門学校生や大学生といった高校よりも上の学校に通っている方か、中学校や高校卒業と同時に社会人として働いている18歳以上の方が対象ということ。
比較項目 | カード作成可否 |
---|---|
18歳の高校生 | 原則、作成不可 |
18歳の大学生 | 作成可能 |
18歳の専門学校生 | |
18歳の短大生 | |
18歳の正社員 | |
18歳のフリーター |
高校在学中は例外を除き、クレジットカードを作れないので挑戦するだけ無駄です。
卒業が決まってる高校生なら作れる場合も:
高校生でもクレジットカードが作れる例外はイオンカード。
こちらは在学中の高校を卒業する年の1月1日以降で且つ、18歳以上の方であれば申込を受付けてくれているので、これらの条件に当てはまる高校生ならクレジットカード入手が可能になります。
ただこれは卒業後の進路が決まっている方限定の「先取りサービス」みたいなもの。
就職先や進学先が決まっていない浪人予定の高校生などは作れません。ご注意ください(高校在学中のイオンカード作成については下記記事も参考に)。
親権者の同意は不要になった:
最後に、10代がクレジットカードを作成する際に必要だった「親権者の同意」は、2022年に成人年齢が18歳に引き下げられたことにより不要に変更済み。
- 過去:10代のカード申込は親権者同意書が必要だった
- 現在:10代は自分の意思でクレジットカード申込可能
現在は18歳、19歳といった10代でも親の同意なくクレジットカードを作れるので、たとえ親がクレジットカード作成に反対したとしても自分の意思で申し込み可能ですよ(一部のクレジットカード会社では引き続き保護者の同意を求めている状況あり)。
親バレせずに作りたい方は下記記事を参考にどうぞ。
留年した高校生もクレカ作成不可:
高校在学中に留年してしまった19歳の高校生も、原則、クレジットカードを作ることはできません。
これは高校生という身分の人間にクレジットカードを発行すること自体が出来ないためなので、高校在学中は発行を諦めるしかない状況ですね。
- 19歳の高校生:作成不可
まぁ定時制の夜間高校に通っている方や、高校を留年しつつバイトで生計を立ててるような方であればフリーターとしてクレジットカード申込できるため、諸事情あって留年してしまった場合には職業を変えてカード申込に挑戦ください。
それで高校在学中でもクレジットカードが作れますよ。
10代におすすめクレジットカード:
ここで本題である、10代におすすめのクレジットカードをいくつか紹介。
18歳や19歳のうちからクレジットカードを持ちたい…と思う方は是非、参考にしてみてくださいね。
三井住友カード(NL):
世界で使えるVisaカードとして有名な三井住友カード株式会社。
この三井住友カードが発行している三井住友カード(NL)は年会費無料、つまり年会費0円のクレジットカードなので初めての1枚におすすめとなります。
強みはやはり大手発行ならではの安心感。
クレジットカードとはどんなものかを学ぶには最適な1枚といえるので、あれこれ迷ってしまったらまずは三井住友カード(NL)から始めてみてください。
リアルタイム利用通知メールなどセキュリティ対策もバッチリです(※10代が申し込む場合には保護者の同意が必要になります)。
ライフカード:
年会費無料&発行費用無料で持つことが出来るライフカードもおすすめ。
このクレジットカードはあなたの誕生日がある月に利用するとポイントが3倍になるメリットがあるため、お金に余裕がない時こそ上手に活用ください。
また、現時点で大学生や専門学校生の方は、学生の方向け発行されている「学生専用ライフカード」がおすすめ。
海外旅行に行った時にキャッシュバックが受けられるだけでなく、各種付帯保険も充実していますよ。
エポスカード:
割引や優待が大好きな10代の方におすすめなのがエポスカードです。
大手カラオケボックスであるビッグエコーや、イオンシネマ&ユナイテッドシネマ等での割引が豊富に備わっているので、このカードを持っているのといないのとでは節約効果が段違い。
また、丸井デパートでの割引も大きな魅力。
洋服や靴などを丸井で買い物をしている方にもおすすめですね。年4回の10%オフ期間は見逃せません。
イオンシネマが1回1,000円になるカードもおすすめ:
イオンモールの中などに存在することが多い映画館「イオンシネマ」を、なんと平日&休日に関わらず1回あたり1,000円で鑑賞できるクレジットカードがイオンカード ミニオンズ・デザイン*1。
こちらはイオンカード発行の年会費無料クレジットカードゆえ、高校を卒業予定の18歳でも入手できるクレジットカード…となっているので、高校在学中のデートにも利用可能とさまざまなメリット有り。
当然、イオンカードとしての特典も備わっているため、イオンモール内での支払いにも使えちゃいますよ。フードコートや100円ショップ等で活用ください。
さぁ、クレジットカードを作ってみよう:
ここまで10代向けにクレジットカード作成の基礎知識から、おすすめカードまでを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
クレジットカードに対してどこか怖い印象をお持ちの方は多いですが、使い方さえ間違わなければカードは現金払いよりも安全な支払い手段。
仮に不正利用されたとしても盗難保険という有り難い保険があなたの被害額をカバーしてくれるので、店頭やネット通販等で、安心して利用できますよ(詳しくは下記記事にて)。
さあ、クレジットカードを作りましょう!
以上、18歳や19歳といった10代でも作れるクレジットカードまとめ!併せて10代でクレジットカードを作るための基礎知識や注意点も紹介…という話題でした。
参考リンク:
クレジットカードをまだ作ったことがない方は、下記記事も参考に。クレジットカードの基礎知識をかなり詳しくまとめています。
*1:※パソコン・スマートフォンのブラウザより「暮らしのマネーサイト」ログイン後、イオンシネマ「ご優待販売 専用サイト」より、シネマチケットをご購入いただいた方が対象となります。劇場窓口でのご購入は対象外となりますのでご注意ください。
※お一人あたりの購入枚数は年間30枚までとなります。
※イオンシネマ以外の映画館(沖縄・九州南部など)では使用できません。
※沖縄県、九州南部、奈良県、富山県、山梨県など『イオンシネマ』が無い地域がございます。事前にお近くの『イオンシネマ』の所在地をご確認ください。