クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

過払い金返還請求はいつまで続く?オリエントコーポレーション決算から、過払い金返還請求額や件数の推移を紹介します(2015年版)。

f:id:cardmics:20171119234358j:plain

過払い金返還請求はいつまで続くのか?この答えの手がかりとなりそうな数字が、オリコカードの2015年3月期決算に出ていたので紹介させてもらいます。

過払い金による消費者金融やクレジットカード会社の経営悪化がいつまで続くのか気になる方は、参考にどうぞ。

追記です。この後、更に最新の統計データも発表されました。過払い金返還に関する最近情報を知りたい方は下記記事もあわせてご覧ください。

news.cardmics.com

過払い金返還請求の今後について:

過払い金返還請求額は横ばい:

まず、過払い金返還額の数位に関するグラフから紹介させてもらいます(オリコに対する過払い金返還請求額です)。

f:id:cardmics:20150427102740g:plain

このグラフではまだ2015年3月期の第4四半期の数字が入っていませんが、最新の決算発表の数字を含めると、年間163億円の返還実績になったようです。

  • 2013年3月期:223億円
  • 2014年3月期:167億円
  • 2015年3月期:163億円

順調に過払い金請求額は減りつつある…ということも出来ますし、あまり減っていない…ということも出来そうな微妙な数字。請求が減ってるのか横ばいなのか、正直、よくわからないというのが実情なのではないでしょうか。

過払い金返還請求件数も横ばい:

過払い金返還請求額だけでなく、過払い金の新規請求件数も横ばいな感があります。下記グラフは過払い金計算を新規で要請された件数推移ですね。

f:id:cardmics:20150427105550g:plain

むしろ横ばい…というよりか、2013年3月頃を底にして若干増えてしまっている感じさえ有り。

最近、弁護士や司法書士が最後のかき入れといわんばかりにテレビCMやラジオCMなどを使っているので、その影響があるんじゃないか?とオリコ側は見ているようです(こちらから引用)。

先行指標としております「過払金計算を新規で要請された件数」は一部司法書士・弁護士事務所の過熱化した宣伝活動等もあり、第3四半期の指数は41と第2四半期に対し横這いで推移するものの、前年同期比で上昇しております。 

時効もあるのでそろそろ減少するはず:

f:id:cardmics:20170509092235j:plain

そんな過払い金返還請求にも10年間の時効が存在しますが、未だに消費者金融やクレジットカードを使い続けている方の場合には、理論上、時効がない状況に…(最後に取引をした日から10年経過すると時効になるため、クレジットカードや消費者金融を使い続けている限りは時効にならない)。

  • 最後に取引をした日から10年経過:時効
  • そのサービスを使い続けている場合:時効にならない

そのため、2007年頃から問題になっているこの過払い金返還請求は、いつになったら終息するのかと話題になりやすいのです。まぁ減りつつあるものの、まだまだ終わらない…といったところなのでしょうか?

株式投資にも重要な指標:

ちなみに、私を含め…ですが、クレジットカード関連株に投資をする場合には、この過払い金返還請求額の推移は気になるところ。

なにせこの請求金額が下火になった場合にはクレジットカード会社の損失が減り、株価が急騰すること間違いなしですからね。

その日が早く来ると思えば株を購入し、まだまだ過払い金返還請求は終わらないと思えばもう少し後で買う…といった感じで、投資判断の材料にもしてもらえればと思います。

以上、過払い金返還請求はいつまで続く?オリエントコーポレーション決算から、過払い金返還請求額や件数の推移を紹介します…という話題でした。

参考リンク:

某テレビ番組で芸能人が過払い金返還請求に挑戦する…という企画が放送されはじめたようです。これを見て、個人的には過払い金返還請求はそろそろ終わりだなと思いました。

債務整理を担当する弁護士事務所も、新規顧客を捕まえるのに苦労しはじめてる頃みたいです。

news.cardmics.com

PAGE TOP