最近、カード会社に問い合わせをしようとすると、決まって聞こえてくる『ナビダイヤルでおつなぎします』というあのガイダンス。
続いて○秒あたりおよそ○円でご利用いただけます…といった説明がされるわけですが、この費用って呼び出し中から必要になるのか、それともオペレーターと電話がつながって通話開始から費用が発生するのかよくわかりませんよね(苦笑)
そこで今回はナビダイヤルにおいて通話料が発生するタイミングを詳しく調べてみました。私同様、費用負担が気になる方はご覧ください。
ナビダイヤルの費用負担について:
公式サイトの記述は不明朗:
早速、ナビダイヤルを提供しているNTTコミュニケーションズの公式サイトにてその詳細を調べてみるとこんな感じ(引用元はこちら)。
ナビダイヤルに電話した際に流れるガイダンス中は通話料はかかりますか?
ナビダイヤルから送出したガイダンスの場合は、通話料は発生しません。ナビダイヤル契約者側の装置またはサービスからのガイダンスは通話料がかかります。
一般的に、携帯電話から発信した場合、画面上に「通話中」と表示されたタイミングから、通話料が発生いたします。
事前料金通知ガイダンス(ナビダイヤルでおつなぎします。●●秒ごとに、およそ●●円でご利用いただけます)が流れた後から通話料が発生いたします。
正直、この説明を読んで理解できる人がどれくらいいるんだ…って感じの記述ですが、説明の中央付近にある「携帯電話の画面上に通話中と表示されたタイミングから費用が発生する」というのがわかりやすそうだったので、試しに三井住友カードに電話をしてみました。
すると『○秒ごとに、およそ○円でご利用いただけます』のガイダンス直後に私のiPhoneは通話中を表示。
要するにナビダイヤルではオペレーターに通話がつながったタイミングから費用が発生するのではなく、呼び出し中からしっかりお金がかかっていることがわかります。
サポートセンターへの電話が憂鬱に:
これでナビダイヤルの通話料が発生するタイミングがわかったわけですが、こういった情報は知らないほうが幸せな情報だったのかも…と思う私。
なにせ今までであれば『きっとオペレーターと通話をした時だけ費用が発生してるに違いない』と自分にとって都合よく考えられたものが、今後は呼び出し中からドキドキしてしまうわけですからね(汗)
- 過去:呼び出し中は冷静
- 今後:呼び出し中はドキドキ
たとえるなら渋滞に巻き込まれたタクシーの料金メーターみたいなもの。
電話が繋がらない時間が長くなればなるほど、なんともいえない冷や汗が出そうな気がします。
新型コロナで待ち時間が長く:
加えていうと、新型コロナウィルスの影響によってクレジットカード会社のサポートセンターは更に繋がりにくい状況あり。
下手すると10~15分程度待たされることは普通になっているので、1回、ナビダイヤルを使ってカード会社に問い合わせを入れるだけで500円程度の費用負担は覚悟しないといけないのかもですね(下記は20秒あたり税込11円に設定されていた場合の推定金額表)。
通話時間 | 料金 | 通話料 |
---|---|---|
5分間 | 20秒あたり税込11円 | 165円(税込) |
10分間 | 330円(税込) | |
15分間 | 495円(税込) | |
20分間 | 660円(税込) | |
30分間 | 990円(税込) | |
60分間 | 1,950円(税込) |
極力、電話での問い合わせはしないに限ります。
固定電話から問い合わせを:
そんな呼び出し中から通話料金が発生してしまうナビダイヤルですが、実は発信する方法によって料金が異なります。
一番高いのは言うまでもなく携帯電話からの発信。
この場合は20秒あたり10円程度の費用がかかってしまうので、手元に別の電話があるのであれば使わないようにしてください(下記金額は3分間あたりの費用)。
携帯電話より通話料が安いのは固定電話からの発信ですね。
問い合わせ先のサポートセンターがどこにあるかでも異なってきますが、全般的に携帯電話よりも割安となっているので携帯か固定電話かで迷ったら固定電話がおすすめとなります(下記は3分あたりの費用)。
050plus経由でかけると圧倒的に安い:
では、ナビダイヤルの通話料が一番安くなる手段はなにかというと、NTTコミュニケーションズのサービスである050plusを使う手段です。
こちらは月額費用がかかってしまうサービスではありますが、ナビダイヤルへの通話でも3分あたり8円のみのローコスト利用が可能になるので、10分以上の通話をする予定がある方なら導入したほうが総合的にお得。
ナビダイヤルでは以下の通話料金が発生します
NTTコミュニケーションズの050IP電話・IPVoice回線(050番号帯)から発信の場合(050 plusからの発信も含む)
- 8円(税込8.8円)/ 3分
特に何度もカード会社に問い合わせをしなくちゃいけない事案が発生した際には、積極的に導入してみてくださいね。
それで050 plusの月額費用くらい、カンタンに回収可能ですよ。
以上、ナビダイヤルはどのタイミングから料金が発生する?オペレーターとの通話中だけでなく、呼び出し中でも通話料がかかるのかを調べてみた…という話題でした。
参考リンク:
サポートセンターの混雑を避ける方法は下記記事を参考に。
新型コロナウィルスの影響であんまり参考にならなくなっていますが、混雑日時をさけると比較的電話は繋がりやすくなりますよ。