クレジットカードの読みもの

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近くにスマホがないとクレジットカードが使えない仕組みをMasterCardが開発中!このセキュリティ対策が完成すればカード被害が減少しそう。

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どうやらMasterCardはスマホが近くないとクレジットカードが使えない仕組みを開発中なようです。CNET Japanが記事にして報じました。

MasterCardの最新の計画は、ユーザーが海外旅行中にスマートフォンの位置情報を利用する点に違いがある。これは、ユーザーのクレジットカードがスマートフォンの近くにない限り、そのカードを使えなくするという仕組みだ。

例えば、ある人がメキシコを旅行しているときに、その人のカードがカナダで読み取り機に通されたと疑われる場合、その決済は拒否されるようになる。

MasterCardの新セキュリティ対策について:

スキミング詐欺にも有効そうな対策:

これがもし実現すれば、クレジットカードの盗難による被害を無くすことが出来るだけでなく、カードを複製されてしまうスキミング詐欺対策にもなりそうな感じ。

  • 盗難:スマホが近くにないと使えないので盗難されても安心
  • スキミング:カードを複製されてもスマホが近くにないと使えない

まさに1日でも早く導入してほしいセキュリティ対策だと言えます。

完成までには課題が山積み:

但し、ちょっと考えてみればわかりますが、課題は山積みです。

  • スマホのGPSを使ったとしても、クレジットカードが近くにあることをどのようにスマホに認識させるか。スマホでカードのICチップを読み取れるようにするなどの対応が必要になりそう(スマホでICチップを読み取った後、10分以内であれば利用可能…など)*1
  • スマホが圏外、電池切れ、自宅に忘れてしまった場合などの対応。そういったスマホが使えない状況下すべてで、カードが使えないとなると不便そう。車の中にスマホを忘れた…なども、取りに行くのが面倒ですよね。

いくら安全のためとはいえ、セキュリティ対策ばかりを強めてしまってはクレジットカードの利便性を損ねてしまうことにもなりますよね。

やはり誰しもが満足するサービスを作りたいのであれば、セキュリティと利便性を両立させることが、重要になってくるものと思います。

スマホにクレジットカードを組み込むしかない?

結局、今回のセキュリティ対策も、昨年に話題になった複数枚のクレジットカードを1枚のカードにすることが出来るcoinという仕組みもそうですが、全てはスマホにクレジットカードを組み込んでしまえば解決する問題ばかり。

なにせGPS機能付きでデータ通信が出来るスマホは、安全面からいっても決済に向いている端末だからです。

そのため、もしかすると最後にクレジットカードが辿り着く先は、『世界版のおサイフケータイ』なのかもしれませんね。Apple PayやAndroidペイなどの新しい決済網に期待しましょう!(Apple Payについての詳細は下記記事にて)

以上、近くにスマホがないとクレジットカードが使えない仕組みをMasterCardが開発中!このセキュリティ対策が完成すればカード被害が減少しそう…という話題でした。

参考リンク:

近くにスマホがないとクレジットカードが使えない仕組みも楽しみですが、指紋認証や手のひら認証などの生体認証システムでクレジットカード払いができるようになる…という試みも個人的には楽しみ。

こちらが完成すればもはやスマホすら不要になりそうです。

news.cardmics.com

*1:もしかするとGPS等でスマホを認知させなくても、クレジットカード決済を利用した直後にスマホアプリを通じて「許可」させるだけでもセキュリティ強度を高められそうなので、そちらでもOKかもしれませんね。これなら盗難や紛失時にカード決済を「許可」しなければいいだけなので安全です。

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