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JCB一般カードの年会費を0円にする方法まとめ!年会費を無料にすると、JCB一般カード利用で得られるポイント数もアップするのでお得です。

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JCB一般カードの券面画像

今回は『JCB一般カードを持ちたいのだけど、年会費がかかるのが嫌なんだよなぁ…』という方向けに、JCB一般カードの年会費を無料にする方法をわかりやすく解説してみたいと思います。

すこし使い方を工夫するだけで年会費の無料化はカンタンなので、わざわざ年会費を払う必要はありませんよ。

JCB一般カードを年会費無料にする条件:

まず、JCB一般カードの年会費を無料化するための条件は下記の通り(JCB公式より引用)。

  • 1,375円(税込)
  • 初年度年会費無料(オンライン入会の場合のみ)。

下の2つの条件を満たすと、翌年の年会費無料

  1. MyJチェックのご登録(年会費お支払い月の前々月19日まで)
  2. 年間合計50万円(税込)以上のショッピングのご利用

これを読んで、『なるほど、JCB一般カードの年会費はそんなふうに規定されているのか!』とわかる方は少ないはず。

むしろ読んでもチンプンカンプンな方のほうが圧倒的に多いと思うので、それぞれわかりやすく解説していきます。

1年目の年会費は無料:

JCB一般カードを入手してから1年目の年会費は、基本的に無料。

残念ながら無料にならないケースがいくつか存在はしますが、みなさんがこのページを閲覧中のパソコンやスマホからJCB一般カードを申し込むつもりなら、だいたいは無料になると思って間違いありません。

  • パソコンからそのまま申込:1年目の年会費無料
  • スマホからそのまま申込:1年目の年会費無料
  • 資料を取り寄せて紙の用紙で申し込む場合:年会費は有料に
  • 他のJCBカードからの切り替え:年会費は有料*1

資料請求でお申し込みの方、もしくはお切り替えの方は初年度年会費無料の対象となりません。

要は1年目から年会費を払いたくないなら、こちらの公式サイト経由でJCB一般カードを申し込めばOKってこと。

注意点はこれだけです。

難しいのは2年目からの年会費:

次に、気になるJCB一般カードの年会費を2年目以降も無料にする条件…ですが、こちらは主に2つ存在します。

  1. MyJチェックのご登録(年会費お支払い月の前々月19日まで)
  2. 年間合計50万円(税込)以上のショッピングのご利用

これら2つの条件を満たすことができれば翌年も年会費無料、残念ながら達成できなかった場合には1,375円(税込)の年会費が請求される形…ですが、1つ目のMyJチェック登録は誰でもすぐ登録可能なので難しいことはありません(MyJチェックの登録方法はこちら)。

  • MyJチェックとは:
    JCB一般カードの利用明細書を郵送で届けてもらうのではなく、メールアドレス経由で通知してもらう方法のこと。

そのため、JCB一般カードの年会費を無料化する際のハードルは実質、2番目の「年間合計50万円(税込)以上のショッピングのご利用」のほうだけとなります。

年会費を無料にする意味について:

わずか1,375円の年会費を無料にするため、あれやこれやと知識をつけるのは面倒。

そんなお金に余裕がある方なら別に対策を講じる必要性はないのですが、年1,375円の年会費も3年、5年と払い続けていくと結構な負担になるもの。

  • 1年間で考えると:年会費負担は重くない
  • 3年間で考えると:合計の年会費負担はやや重に
  • 5年間で考えると:合計の年会費負担はかなりのものに

仮にJCB一般カードを10年間使うとそれだけで1万3,750円の負担になるわけですから馬鹿にはできませんよ。極力、無料化するに限ります。

JCB一般カードを年間50万円使う方法:

東京ディズニーランド内にあるJCBのロゴマーク

ここまででJCB一般カードの年会費発生条件はわかってもらえたかと思いますが、問題は年間50万円をどうやって利用するか…という点ですよね。

なんとなく50万円と言われると、『自分にはそんな金額をクレジットカード払いで使うのは無理だ…』と思われてしまう方は多いかもですが、年50万円も1ヶ月あたりの月額で考えるとだいたい4万円ちょっと。

更に1日あたりで考えると1,400円程度の利用でOKなわけですから、それほど大きなハードルではありません。

  • 年間50万円の利用:ちょっと無理そうなイメージ
  • 月額4万円ちょっとの利用:少しは可能そう?
  • 日額1,400円の利用:そこまで難しくない?

日々、JCB一般カードを使いこなせば余裕のはずです。

ショッピング利用額を増やすには?:

こう書くと『いやいや、現金を1日1,400円使うのは難しくないけど、クレジットカードを1日1,400円ってちょっとむずかしくない?』と思われる方もきっと多いはず。

そういった方におすすめしたいのが固定費の支払い。

電気代、ガス代、水道料金といった公共料金の支払いや、NTTドコモやau等の携帯電話料金の支払いをJCB一般カードに設定しておけば、一人暮らしの方でもこれだけで年間20万円程度の支払いになります。

また、NHK受信料、Netflix代、Amazon Prime会員費用、インターネットプロバイダ料金などの細かい費用から、家族分の携帯料金等まですべてJCB一般カード払いにすれば達成はもうすぐ。

これらにスーパーマーケットやショッピング施設での利用を加えれば年50万円への到達はそう難しくないことでしょう。

利用額を更に増やしたい場合には?

それでも尚、50万円に届きそうもない方のために、おすすめの利用場所をいくつか紹介。

これらの場所で率先してJCB一般カードを利用するようにすれば、誰でも年50万円到達は可能だと思います。

コンビニ:

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート等のコンビニエンスストアでは、今やJCBカードを含めたクレジットカード払いが利用可能です。

  • セブン-イレブン:JCBカード払いOK
  • ファミマ:JCBカード払いOK
  • ローソン:JCBカード払いOK

こう書くと『コンビニでなんてクレジットカード払いしたくないよ。こっちは急いでいるんだから』と思われるかもしれませんが、実はコンビニでのクレジットカード払いは超スピーディ

Suica、楽天Edy、QUICPayといった電子マネー並に素早く支払い可能なので、是非、まだ体験したことがない方は騙されたと思って挑戦してみてください。

一度経験をすると『なるほど、これならJCB一般カードの利用額を増やせるな』と思ってもらえるはずです(スマホをお持ちの方ならApple PayやGoogle Payを通してQUICPayも使える)。

スターバックス:

大手カフェチェーンのスターバックスでもJCBカード払いが利用可能。

これ、スタバ店舗の場合にはレジ周りにクレジットカードが使えることが書いていないので、利用前にはちょっと緊張してしまうものですが、基本はどこの店舗でもJCBカード払いが使えると思って間違いありません。

  • スタバでコーヒー等の購入:利用可能
  • スタバカードへの入金:利用可能

店員さんにサッとJCB一般カードを差し出し、「クレジットカード払いで!」と伝えればそれで支払いOKです。

Amazonや楽天市場:

コンビニやカフェといった実店舗だけでなく、楽天市場やAmazonといった通販モールでもJCBカード払いは可能。

ビール、水、トイレットペーパー、洗剤、洋服などなど、生活に必要なものを極力、通販で購入するようにすれば、JCB一般カードの利用額を増やすことができます。

  • 実店舗で現金払い:JCB一般カードの利用額が増えない
  • 通販モールでJCB払い:JCB一般カードの利用額が増える

加えて楽天やAmazonはその価格の安さも魅力。

自宅近くのスーパーマーケットやドラッグストアで購入するよりも、通販経由で購入したほうが安い場合も多いので、是非、JCB一般カードの年会費を無料にするためにも活用してもらえればなと思います。

年間50万円達成は難しくない:

こんな感じで公共料金や携帯電話代等の固定費支払いから、コンビニ、カフェ、通販でJCB一般カードを利用すれば、年50万円の達成はまったく難しくはありません。

また、JCB一般カードにはJCB STAR MEMBERS(JCBスターメンバーズ)といって、年間の利用額が多い利用者には翌年のポイント獲得数がアップする「お得意さま向けのポイント優遇」が用意されているので、年会費の無料化は結果として獲得ポイント数増加にも繋がります。

  • 年50万円未満しか使わない:年会費が発生&ポイント割増なし
  • 年50万円以上利用:年会費が無料&ポイント割増20%あり
  • 年100万円以上利用:年会費が無料:ポイント割増50%あり

「JCBスターメンバーズ」とは

「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」は、年間でJCBカードを一定金額以上利用された方だけに、特別にご提供するメンバーシップサービスです(登録不要)。

さらに年100万円までJCB一般カード利用額を増やすとポイント獲得率が50%アップ!貯まるポイント数が段違いとなることでしょう。

固定費の支払いは極力カードで:

この他にも生命保険や自動車保険の支払い、ふるさと納税、国民年金保険料や固定資産税の支払いなど、探せばクレジットカードで払えるものって結構あるもの。

あと、今や年末ジャンボやサッカーくじですらクレジットカード払いが使えるので、宝くじが好きな方も上手にクレジットカードを活用してみてください。

それで年間50万円に届きますよ。

2年目の年会費は払う覚悟で:

英字新聞と日本円の紙幣

ここまで長々とJCB一般カードの年会費を無料にする方法を解説させていただきましたが、最後に1つ、残念な内容を。

それはJCB一般カードを無料にするために必要な50万円は、実は「毎年12月16日~翌年12月15日」までの間に利用された金額で判断される点。

たとえば8月にJCB一般カードを入手した方の場合には、わずか4ヶ月弱で50万円を利用しなくてはいけないので正直、現実的ではありません。

  • 1月~4月ごろ入会:年間50万円利用は簡単
  • 5月~7月ごろ入会:年間50万円利用はちょっと難しい
  • 8月~10月ごろ入会:年間50万円利用はかなり難しい
  • 11月に入会:年間50万円利用は無理*2

そのため、2年目の年会費は最初から発生することを前提にJCB一般カードを申し込むのが無難かも。

ただ安心してほしいのは、その分だけJCB一般カードには魅力的な入会キャンペーンが用意されているので、2年目の年会費を自腹で払ったとしてもお釣りは十分に来ると思いますよ(JCB一般カードのキャンペーン詳細はこちら)。

以上、JCB一般カードの年会費を0円にする方法まとめ!年会費を無料にすると、JCB一般カード利用で得られるポイント数もアップするのでお得です…という話題でした。

参考リンク:

現時点で39歳以下の方は、JCB一般カードを作らずにさらにお得な「JCBカードW」を作るのがおすすめです。

こちらのクレジットカードなら年間利用額を問わずに年会費無料で使い続けられるだけでなく、常にポイント2倍になるメリットが存在。

詳しくは下記記事で解説しているので、サービス内容等を知りたい方はどうぞ。

news.cardmics.com

*1:『えっ?すでにJCBカード持ってるけど』という方も、JCBマーク付きの楽天カードやイオンカードであれば問題はありません。あくまで株式会社ジェーシービー発行のJCBカードをすでに保有中で、そのカードから切り替える形でJCB一般カードを申し込む場合の話です(保有中のJCBカードの裏面に、株式会社ジェーシービーの文字がなければ大丈夫)。

*2:仮に1ヶ月で50万円使えるという方でも、MyJチェック登録が間に合わないので翌年の年会費は発生してしまうことになります。

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