ウェブサイトを運営している方であれば気になる検索順位。
手動で調べると途方もなく面倒なこの作業を、ボタン1つで自動的に調査して変動グラフにしてくれる便利なツール『GRC(ジーアールシー)』を今回は紹介してみようと思います。
ブログやWebサイトのアクセスアップを目指している…という方は是非、参考にしてみてくださいね。
GRCで出来ること:
検索ワードの順位を自動的に確認してくれる:
まず、GRCを利用すれば100個以上の検索キーワード順位を毎日、自動的に追いかけていくことが可能。
主な検索エンジンであるGoogle、Yahoo、Bingの3つの順位変動を同時に確認することが出来るので、Yahooでは順位があったけれども、Bingでは落ちてしまった…なんてことを一目瞭然で確認することができます。
- Googleの順位変動:チェック可能
- Yahoo!の順位変動:チェック可能
- Bingの順位変動:チェック可能
GRCの管理画面はこんな感じ:
参考までにちょっと恥ずかしい感じではありますが、GRCの管理画面をキャプチャしてみました。
こんな感じで各検索キーワードにおいて、どのような順位変動があるのかがGRCを利用すると一発でわかるのがGRCというソフト。
「クレジットカード」というキーワードであればYahoo!やGoogleで前日比で2つほどランクがあがっていますが、「クレジットカード比較」というキーワードではYahoo!で8位、Googleで5位ほどランクダウンしていることがわかります。
大きな順位変動があった時はわかりやすい:
これ、特にパンダアップデートやペンギンアップデートといったGoogleのアルゴリズムが変動になったタイミングでは、GRCを利用しているのといないのとでは情報量がとんでもなく異なってくるんですよね。
例えば複合キーワードでは大幅に順位低下が起こっているけれども、単独キーワードではあまり変化がない…とか、サイトテーマと同じキーワードは順位低下が起きていないけれども、テーマからズレる雑談記事の順位は落ちてしまったとかそういうのがわかれば、「ああ、Googleは今回のアップデートでその辺をいじったんだな」というのがわかりやすいメリット有り。
- GRC有り:順位変動のクセがわかりやすい
- GRC無し:感覚でしか順位変動の傾向がわからない
つまり、GRCのあるだけでその後の対策が立てやすくなるんです。
キーワードごとにグラフを並べることも:
ついでにGRCでは下記のように、キーワードごとにグラフを並べることも出来ます。
こんな感じでグラフを並べて表示できると、どのキーワードも若干、順位が落ち気味かな…というのがよくわかるので便利。今月でいうとやや下落傾向にあるので、当サイト『クレジットカードの読みもの』としてはもっと頑張らないといけませんね。
どのページがランクインしているのかもわかる:
あと、GRCを利用すると、どのページが検索結果に表示されているのかもわかります。
キーワードによっては日々、検索結果に表示されるページが変わっていくものもあるので、検索エンジンが今、どのページを一番評価しているのかということがGRCであれば一目瞭然でわかりますね(画像右下をご覧ください。赤くなっている日がランクインページに変化があった日です)。
こういう情報が入手できれば、どうページを作ると検索エンジン上で有利になるのかもわかりやすいはず。
少しでも上の順位を目指すのであれば、こまめにランクインページもチェックしてみてくださいね*1。
GRC、是非使ってみてください:
尚、GRCのビジネス版では複数サイト運営時でも検索結果をチェックできるので、多数のウェブサイトを持っている方などは特に、この検索ツールを使ってみてください。
残念ながら複数のキーワードを調査する場合にはライセンス料(年会費)が必要になりますが、ウェブサイトからあがってくる収益を考えれば安いものと思いますよ。
以上、検索順位の変動をプログラムで調べてくれる、GRCという検索ツールが秀逸すぎる!サイトの中で一番評価されているページもわかります…という話題でした。
参考リンク:
GRCで毎日、検索順位をチェックし、どういうページが上位表示されるのかを確認しつづけた結果、おかげ様で超メジャーキーワードである「クレジットカード」で検索1位を獲得することができました。
個人的にはGRCさまさまです(詳しくは下記記事を参照)。
*1:私の場合はそこまで深くは分析していません(月に1~2度、チェックするくらい)。それよりも日々、クレジットカード関連記事を公開することだけに注力するようにしています。