ネット上で「年会費無料のダイナースクラブカードが存在する」という情報があったので、今回はそのあたりの真偽を詳しく調べてみました。
ダイナースクラブカードが欲しいけれども、高い年会費負担は難しいな…と思う方は是非、参考にしてみてください。
年会費無料のダイナースクラブカードについて:
現時点では存在しない無料のダイナースクラブ:
まず、結論から先に言ってしまうと、年会費無料で持つことが出来るダイナースクラブカードは2021年現在、存在しません。
しかし過去を遡ると、シティバンク銀行の利用者向けに発行されていたダイナースクラブカードであれば、一定の利用条件クリアすることで実質年会費無料で使い続けることも出来たようです。
- 間違い:年会費無料のダイナースクラブカードがある
- 正解:一定の条件をクリアすると年会費無料になるダイナースクラブカードが過去には存在した
ただダイナースクラブの発行がシティバンク銀行から三井住友信託銀行に変更になってしまった今現在では入手はもう不可能。
年会費無料のダイナースクラブカード復活は望みは薄だと言えそうです。
年会費を下げることは可能:
年会費無料のダイナースクラブカードが存在しないということはわかったけれども、それではダイナースクラブカードの年会費を下げる方法はないのか?というと、こちらは存在するには存在します。
それは三井住友信託銀行が発行しているダイナースクラブカードを入手する方法。
要するに銀行口座を保有している方向けに発行されているダイナースクラブカードであれば、通常のダイナースクラブカードとは違って下記のように年会費優遇があるのですね。
年会費特典
利用条件を達成いただくと、本会員の年会費、通常24,200円(税込)が13,200円(税込)となります。
デメリットは口座開設が必要な点:
但し、デメリットはやはり「三井住友信託銀行に銀行口座を保有していなければいけない」という点。
この年会費割引特典を受けるためには他の銀行口座をクレジットカード代金振替口座として利用することは出来ないので、そこまでしてでもダイナースクラブカードの年会費を下げたいなら有りかもしれません。
- 三井住友信託銀行に口座開設OK:割引される可能性あり
- 三井住友信託銀行に口座開設したくない:会費割引は無理
参考までに年会費が割引になる条件を引用しておきます。
年会費特典利用条件
- 初年度:新規入会後3カ月以内のカードご利用金額20万円以上
- 次年度以降:年間(前年度)のカードご利用金額50万円以上
ハードルとしてそこまで高いものでもありませんが、年度によってはうっかり、50万円を使えずに通常年会費を払うことも多くなりそうです。
私は通常のダイナースクラブカードを保有:
ちなみに私自身は三井住友信託銀行発行のダイナースクラブカードではなく、三井住友トラストクラブ発行のダイナースクラブ プレミアムカードを保有中。
こちらのブラックカードの場合には、三井住友信託銀行発行であっても初年度以外の年会費の割引はないとのことなので、敢えて三井住友信託銀行に口座を開く価値はあまり無さそうな感じ。
それよりも複数の口座管理や支払い遅延を起こしてしまう危険性のほうが怖いので、このままでいいかな…と思ってます。
信託銀行は営業電話が多いというのもネック:
また、信託銀行は投資や資産運用に関する営業電話が多い…という点も私にとってデメリット。
投資は楽天証券やSBI証券といったネット証券を通したもので十分ですね(詳しくは下記記事も参照)。
以上、年会費無料のダイナースクラブカードは存在する?また、銀行発行のダイナースクラブカードなら年会費割引があるのかを詳しく調べてみた…という話題でした。
参考リンク:
ダイナースクラブカードが欲しいけれども、その審査に通るか不安…という方は下記記事も参考に。ダイナースクラブカードの入会審査について詳しく解説しています。