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ダイナースクラブ売却の話は、三井住友信託銀行がシティバンク銀行からクレジットカード事業を買い取る形で決まりそうです。

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2014年中頃から話題になっている、日本国内のダイナースクラブブランド身売り話。

もう半年以上もどこが買収するのか?と話題になっていましたが、これについてはどうやら三井住友信託銀行がシティバンク側との最終交渉に望んでいる可能性が高い…という情報が入ってきました。

米国大手シティバンク銀行(以下「シティ銀行」)は、三井住友信託銀行(株)に対し、日本のクレジットカード部門を売却する方針を固め、独占的な交渉を行っていることが分かった。

昨年9月頃より、シティ銀行による日本事業の手放しが始まり、昨年は三井住友銀行に「個人部門」を売却している。当初、「個人部門」・「クレジットカード部門」をセットで売却したかったシティ銀行だが、三井住友銀行はクレジット事業に興味を示さず、三井住友信託銀行、新生銀行、JCBなどが名乗りを挙げた。

その後、交渉は停滞状態であったが、一番濃厚とされていた三井住友信託銀行に売却する方針で交渉を行っているようだ。

同様に日経新聞も記事にしているので、今度ばかりは確度が高そうな情報ですね。

米金融大手シティグループは「ダイナース」ブランドでの日本のクレジットカード事業を、三井住友信託銀行に売却する方向で独占的な交渉に入った。3月中の合意をめざす。

三井住友信託は知名度のあるカードブランドの日本事業を獲得して富裕層ビジネスを広げる。米シティは日本の銀行子会社の個人部門に続いてカード部門も売却し、国内事業の縮小に区切りを付ける。

ダイナースクラブ売却の動きについて:

日本での会員数は50万人程度:

日経新聞の記事によると、シティバンク銀行が抱えていたシティカードとダイナースクラブカードの合計会員数は80万人程度だそう。

内訳はシティカードが30万人、ダイナースクラブカードが50万人と、富裕層の利用者が多いダイナースブランドの買収には、やはりある程度の旨味があるのは事実ですね。

更に三井住友信託銀行が抱えている三井住友トラストカードは会員数がほとんどいないクレジットカード会社なので、買収が実現すればそのテコ入れになりそうな流れ。三井住友信託銀行はメガ信託としての更なる地位向上を、狙っていくのでしょう。

ダイナースクラブカードを持っている方に:

尚、現在ダイナースクラブカードを保有している…という方が売却の話を聞くと心配になるかもしれませんが、基本的にはどこの銀行にブランド売却されたとしても、カード会員への影響はすぐには出てきません。

ダイナースクラブの年会費も有効期限も変わらず、従来通り利用できるはずなので安心してくださいね。事実、売却話が真っ最中な現在でも、ダイナースクラブの申込は普通に出来ますよ。

以上、ダイナースクラブ売却の話は、三井住友信託銀行がシティバンク銀行からクレジットカード事業を買い取る形で決まりそう…という話題でした。正式にブランド売却が決定されたら、公式サイト上やダイレクトメールなどで告知があると思うので、引き続きその動向を追いかけたいなと思います。

参考リンク:

ダイナースクラブについてもっと知りたい…という方は、そのメリットやデメリットをまとめた下記記事も参考に。ダイナースクラブの魅力をわかりやすく解説しています。

news.cardmics.com

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