クレジットカードの読みもの

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デビットカードとクレジットカードの統計データを比較!デビットカードは便利な支払い方法ですが、認知度が低すぎるのが問題です。

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デビットカードという存在って、もはや国民のみなさんほとんどが忘れているか、もしくは認知していないんじゃないかな?と思うことが多い最近。

『いやいや知ってるよ!』という方もいるかとは思いますが、実際にデビットカード払いを使ったことがある…という方は更に少ないんじゃないんでしょうか?私もだいたい年に1~2回しかもはや使いません。

そこでちょっと気になったので、デビットカードの現状ってやつを調べてみました。

デビットカードの各種データまとめ:

デビットカードの年間利用額や件数について:

まず、日本デビットカード推進協議会という、デビットカードの元締めのようなところの公開データによると、2012年のデビットカードの利用状況はこんな感じ(データはこちら)。

  • 年間利用額:約5,565億円
  • 利用件数:約1,300万回
  • 平均利用額:42,970円

数字だけをみると意外や意外、結構な方が利用していそうです。

クレジットカードとの比率で見ると無残な数字に:

しかし、クレジットカードの年間利用額との対比で考えると、デビットカードがいかに使われていないかがわかります(クレジットカードの年間利用額は約34兆円)。

  • デビットカード年間利用額:約5,565億円
  • クレジットカード年間利用額:約34兆円

この数字とデビットカードの年間利用額をざっくり割り算してみると、クレジットカードの61分の1しかデビットカードは使われていないことになるので、規模としてはかなり小さいものになるのではないでしょうか?

そりゃみんなデビットカードの存在なんて忘れてしまうわけです。

平均利用額を考慮するともっと少ない:

また、平均利用額が大きいデビットカードは、実際に使われている件数でいうと更にもっと少ない数字になる可能性大。

クレジットカードの1回あたりの平均決済額は6,180円(2011年のデー)なので、デビットカードの平均利用単価の約1/7程度*1

クレジットカードの決済金額は2000年の21兆7920億円から2011年は49兆6026億円と伸び続けている。

一方、1件当たりの決済金額は2000年の1万0695円から11年は6180円と減少しており、比較的少額な決済を現金からカードにシフトする動きが出ている。

こちらも考慮して計算をすると、デビットカードが使われた回数はクレカ400回に対して1回くらいの頻度となります。

うーん、もはや無視してしまっても良いくらいの利用頻度。しかもデビットカード市場の成長率は先細り状態どころかマイナス傾向にあるので、今後もこの「格差」は開くばかりだと言えそうです。

意外とデビットカード払いはお薦め:

そんな目立たない存在になってしまったデビットカードではありますが、デビットカードってクレジットカードが嫌いな方には非常に良いツールなんですよね。

そこで参考までにデビットカードの良い点を箇条書き形式で紹介。このあたりのメリットに対して魅力的に感じる方であれば、デビットカードの活用を検討してみてもいいのかもしれません。

デビットカードの良い点まとめ:
  1. 銀行口座や郵便貯金口座を開設さえ出来れば誰でも使えるサービスなので、小学生や中学生だって使おうと思えば使える。
  2. ヤマダ電機ビックカメラなどでは、デビットカード払いは現金払いと同じ扱いになるので、ポイントを損しなくて済む(高額品の購入にも、大金を持ち歩かなくて済むために便利です)。
  3. 支払いと同時に口座引き落としになるので、使いすぎや後払いが嫌いな方にもお薦め。

まぁこの先、敢えてデビットカードを作るのであれば、J-debitなどの従来型デビットカードではなく、VISAやJCBといった国際ブランドを搭載した「ブランドデビット」を作るのがおすすめ。

詳しくは下記記事にまとめてあるので、そちらを参考にしてもらえればなと思います。

news.cardmics.com

キャッシュカード払いなら普及したのかも:

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最後に余計な一言を。

個人的にはわざわざデビットカード払いなんて名前にせずに、最初から『キャッシュカード払い』という言葉にしておいたほうが、もっと普及してたんじゃないかな?って思うんですが、もはや後の祭り。

  • デビットカード払い:わかりにくい、馴染みがない
  • キャッシュカード払い:わかりやすい、馴染みがある

もうこうなるとよほど何かクレジットカードに対して不信感でも広まらない限りは普及しないと思うので、デビットカードが天下を取る日は今後もやってこないのかなぁと思います。良い支払い手段だけに、個人的にもちょっと残念です。

以上、デビットカードとクレジットカードの統計データを比較!デビットカードは便利な支払い方法ですが、認知度が低すぎるのが問題です…という話題でした。

参考リンク:

『デビットカードよりもクレジットカードのほうが使われていることはよくわかったけど、なんかクレジットカードって不安なんだよなぁ…』という、まだカードを作ったことがないという方は下記記事も参考に。

クレジットカードを持ったことがない方が不安に思いがちな、クレジットカードに関する「勘違い」をまとめていますよ。

news.cardmics.com

*1:日本クレジット協会発表の年間利用額と、日銀発表の年間利用額にはズレがありますが、日々、クレジットカード業界に携わっている日本クレジット協会の数字のほうにこそ信憑性があると思うので、今回はそちらの数字で比較させてもらいました。

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