クレジットカードを長く使っていると起きてしまいがちなのが、クレジットカードそのものが割れてしまったり裂けてしまったりするなどの破損。
通常であれば5年程度の利用では壊れない耐久性を持つクレジットカードも、利用頻度が多い方やクレジットカード決済端末の不具合などで破損してしまうことはよくあることなので、今回はそんな場合にどうすべきかの対処法についてまとめていこうと思います。
すでにカードが破損してしまった方はもちろん、そろそろ壊れそうだという方もご覧ください。
クレカが割れてしまった時の対処法について:
カード会社に交換をお願いする他なし:
早速、クレジットカードが破損しまった時にはどうすべきか…というと、これは残念ながらカード会社にお願いして交換してもらう道しか残されていません。
まぁ接着剤やテープなどで無理やり修復できないこともないのですが、破損済みのクレジットカードをATM等の機械に挿入すると、中で詰まって抜けなくなってしまうことがあるので要注意。
- ATMへ挿入…中で詰まって抜けなくなることも
- カード決済機へ挿入…機械内部を破損させてしまうことも
仮にそのまま機械が壊れてしまえば、修理費用を請求されることだってありえる話でしょう(カード破損を自覚した上で利用した責任があるため)。
交換方法は電話で相談:
では、クレジットカードを交換してもらうためにはどうすればいいのかというと、これはクレジットカード裏面に記載されている電話番号に連絡をいれればOK。
破損時の交換についてもインターネット上の会員画面で出来ると良いのですが、大抵のクレジットカード会社ではそのような稀な対応のための項目を用意していないので、割れてしまったら素直に電話で相談したほうが早いと思います。
この際、再発行手数料が取られるケースと取られないケースがありますが、その判別は利用者側に落ち度があるかどうかで決まるため、経年劣化による破損や、利用頻度が高いのであれば『普通に使っていたら割れてしまった…』と伝えるようにしてください。
- 手数料必要:自分の落ち度でクレジットカードを折ってしまった
- 手数料不要:経年劣化など、勝手に割れてしまったケース
うまくいけば手数料無料で再発行してもらうことが出来ると思います。
年会費無料だと再発行手数料を取られてしまいがち:
反面、年会費無料のクレジットカードの場合には、クレジットカード会社もどうにかして再発行手数料を取ろうと画策してくるはず。
- ゴールドカードなど:再発行費用を無料にしてもらいやすい
- 年会費無料カード:再発行費用を負担してもらいにくい
中でもICチップ付きのクレジットカードは発行費用そのものが高いため、カード会社も黙って再発行に応じてくれることはありません。
ただ自分に落ち度がないのに発行費用を負担するのはなんとも勿体ない話。
そういう場合には前述のようにしっかり『経年劣化でクレジットカードが使えなくなった』と、強く電話で主張してもらえればな…と思います。
IC決済や非接触決済で使う手段も:
クレジットカードの割れ方や裂け方にもよるのですが、もしICチップが付いている左側に破損がないのであれば、そのままお店での支払いに使える可能性も。
また、このところクレジットカードに搭載されつつあるVisaのタッチ決済等の非接触決済についても普段どおり使える可能性はありますね。
注意すべきはカードをそのまま機械に飲み込ませるATMや、コインパーキング等のクレジットカード決済機のみとなります。
有効期限が近いなら放置もOK:
ちなみに破損してしまったクレジットカードの有効期限が切れそうな場合には、有効期限到着まで自宅に保管するという手法もあります。
これならクレジットカードの使い方が悪くなければ…という前提条件は付きますが、有効期限到達とともに新しいクレジットカードが郵送されてくるので、労せず破損したクレジットカードを交換可能。
- 有効期限が近い:新しい更新カードが届く
- 有効期限が遠い:しばらく新しいカードは届かない
もちろん更新費用は無料というオマケ付きです。
ネット通販で使えば破損してても問題なし:
また、割れてしまったり折れてしまったクレジットカードを実店舗で使うのは難しいですが、ネット通販などのネット決済には引き続き問題なく利用可能。
それゆえ、どうしてもそのクレジットカードをお店で使いたい場合でもなければ、ネット通販専用にして有効期限到達を待つのもひとつの手ですよ。
- 実店舗:カードが破損していると使えない
- ネット通販:カードが破損していても利用可能
以上、クレジットカードが割れてしまったり、折れてしまった場合はどうすべき?カード破損時の対処方法や、再発行費用を安くする方法まとめ…という話題でした。
参考リンク:
『再発行をお願いするのは面倒だし、正直、あんまり使っていなかったカードなので、これを機に新しいカードを作ってみようかな…』と思っている方は、下記のおすすめカード特集もあわせてご覧ください。
クレジットカードの専門家である私がおすすめする、厳選カードを紹介しています。