クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

キャッシングを利用しないなら、クレジットカードのキャッシング枠を0円にしてしまうのがお薦め!防犯のためにも枠を潰しておこう。

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クレジットカード=買い物が出来るカード…という印象をお持ちの方は多いのですが、実はクレジットカードの多くにはキャッシング機能といって、銀行ATMやコンビニATMから気軽にお金を借りることが出来る機能が備わっています(解説は下記記事参照)。

特に10年以上も前にクレジットカードを作ったことがある方なら、知らず知らずのうちに30万円、50万円といったキャッシング枠がついているほうが普通。

仮にキャッシング枠がある場合には『手元にお金がない!』という時、ATM等を使ってクレジットカード会社から簡単にお金を借りることが出来ます。

キャッシング枠を0円にする方法について:

不要ならキャッシング枠を潰してしまおう:

しかし、そんな便利なキャッシング機能ではありますが、借金が嫌いとか、お金が借りられることがわかるとついつい借入してしまう…という意思が弱い方にとってはむしろ迷惑な存在でしかありませんよね。

そういう時におすすめなのが、クレジットカードのキャッシング枠そのものを潰してしまう方法。

キャッシング枠の上限を0円に設定してしまえば1円もお金を借りることが出来ない状態になるので、実質的にキャッシング枠を無くすことが出来ます。

  • 借金に抵抗がない…そのままでもOK
  • 借金が嫌い…キャッシング枠を0円にすればお金が借りられなくなる

キャッシング枠を0円にする方法:

ではキャッシング枠を0円にするためにはどうすれば良いのかというと、その方法は非常にカンタン。

自分が保有しているクレジットカードの発行会社に電話をかけ、そこで『キャッシング枠を0円にしてください』とオペレーターに伝えればOKです。

  1. カード裏面に記載のある電話番号に連絡
  2. キャッシング枠を0円にしたいと伝える
  3. これでキャッシングが使えないカードに

たったそれだけでその瞬間からキャッシングが一切、利用出来なくなります。

ネットサービスを使って変更することも:

また、最近ではクレジットカード会社のネットサービスを利用することで、キャッシング枠をパソコンやスマホから変更できる場合も。

こちらはクレジットカード会社によって異なりますが、楽天カードや三井住友カード、三菱UFJニコスといった大手カード会社であれば基本は対応してくれているので、電話が苦手&平日昼間は仕事をしているという方ならこちらのほうが便利でしょう。

楽天カードのe-NAVIにおいて、キャッシング枠を減額する際の画面

楽天カードのe-NAVIにおいて、キャッシング枠を減額する際の画面

ものの数分でキャッシング枠を0円に変更することが出来ます(上記画像であれば「希望ご利用可能枠」を0万円に変更することでキャッシング枠を廃止できる)。

キャッシング枠の確認方法について:

自分が保有しているクレジットカードにキャッシング枠がついているのかどうか気になる場合には、利用明細書にて確認するのが楽ちん。

明細書にはキャッシング枠の項目が明記されているので、そちらを見れば『いくらまでであればお金が借りられるのか?』がわかりますよ。

不要なら即、潰してしまうに限ります。

キャッシング枠があるデメリット:

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ここまででキャッシング枠を解約してしまう方法についてはおわかりいただけたかと思うので、ここから先はキャッシング枠を残しておくデメリットや、廃止してしまうデメリットについても解説しておきます。

枠を残しておくデメリットは2つ:

まず、キャッシング枠を残しておくデメリットについては大きくわけて2つほど。

  1. 必要ないのに借金してしまう
  2. カード紛失時に悪用されてしまう場合がある

1つ目は前述のように、借金グセがある人が無駄に借入をしてしまう…といったリスクがある点ですね。

特に意思が弱いタイプであることを自覚している方は、最初からキャッシング枠などつけずにクレジットカードを使ったほうが良いと思われます。これならパチンコや競馬で負けて熱くなってる時でも安心です。

借入不可にしておけば防犯になる:

もうひとつが、クレジットカードを落としてしまったり、財布ごとカードを盗まれてしまった時の防犯対策になるという点。

  • キャッシング枠がある場合:知らない誰かに使われる可能性も
  • キャッシング枠がない場合:カードを紛失してもキャッシングは使われない

最初からキャッシング枠を0円に設定しておけば、拾った誰かにあなたのクレジットカードを不正利用される可能性がグンと減るので、うっかり財布を落としてしまうことが多い方におすすめだと言えます。

暗証番号取引は補償対象外になることも:

こう書くと『確かにキャッシング枠を0円にしておけばキャッシングはされなくなるだろうけど、買い物等のショッピング利用をされちゃったら同じなんじゃないの?』と思われる方は多いかも…ですが、クレジットカードには盗難補償といって、紛失&盗難時の補償がしっかりついているのでまったく問題なし。

  • 個人情報漏洩による不正被害:補償対象
  • 財布紛失時の不正被害:補償対象
  • スリによる不正被害:補償対象

悪い人にあなたのクレジットカードを不正利用されたとしても、正しく被害を申告すれば被害額を0円にすることだって可能です(詳しくはこちらの記事を参照)。

クレジットカードには不正利用されても補償される制度がある

クレジットカードには不正利用されても補償される制度がある

ただこの補償制度にはひとつだけ例外あり。

それはカード保有者本人しか知るはずのない4桁の暗証番号を使った不正利用があった場合には、被害額が自己負担になる可能性がある点です。

  • サイン等で不正に利用された:補償OK
  • 暗証番号を使った不正利用:補償対象外になることも

論より証拠、大手クレジットカード会社のひとつである三井住友カードの規約にも、下記のような記述があるくらい(太字は当サイトによる装飾)。

当社は、会員が紛失・盗難により他人にカードもしくはカード情報またはチケット等を不正利用された場合であって、前条第2項に従い警察および当社への届出がなされたときは、これによって本会員が被るカードまたはチケット等の不正利用による損害をてん補します。(中略)

次の場合は、当社はてん補の責を負いません。

(中略)カードショッピング、キャッシングリボおよび海外キャッシュサービス取引等のうち暗証番号の入力を伴う取引についての損害(ただし、当社に登録されている暗証番号の管理について、会員に故意または過失がないと当社が認めた場合はこの限りではありません。)

そう、クレジットカードのキャッシングにはこの4桁の暗証番号が必要なので、運悪くあなたの暗証番号が推測され、クレジットカードが悪用されてしまった際には、自己負担になってしまう危険性があるんです。

だからこそ、キャッシングを使う予定がないならキャッシング枠を0円にしておくべき…というのが、当サイト『クレジットカードの読みもの』でおすすめしている防犯対策なのですね。

銀行ATMで間違って借入してしまうことも:

これは大げさな話ではなく、よくある失敗事例なんですが、銀行ATMにキャッシュカードではなくクレジットカードを挿入してしまい、いつの間にかカード会社から借金をしてしまった…という方は少なくありません。

そのくらいキャッシング枠があるとカンタンにお金を借りることが出来るので、そういったうっかりミスをしてしまいがちな方も、キャッシング枠を極力0円にしておくのが無難かなと思います。

借入枠を潰してしまう上での注意点:

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最後に念の為、キャッシング枠を0円にする弊害についてもいくつか解説しておきます。

海外でキャッシングが出来なくなる:

キャッシング枠を無くしてしまう代表的な弊害は、海外旅行や出張時に海外でキャッシングが使えなくなってしまうこと。

  • キャッシング枠あり:海外でもキャッシング可能
  • キャッシング枠0円:海外で借入はできない

こちらはまぁ、頻繁になんて行く機会がない…という方であれば問題ないのですが、それなりに頻度よく海外に行くという方は、いくら防犯のためといえどもキャッシング枠は残しておくほうが良いのかも。

また、海外に行く用事が出来てからキャッシング枠を戻しても問題ないので、何年かに1度くらいしか海外にいかないなら、常にキャッシング枠は0円にしておくほうが安心なことでしょう。

借入枠を増やす場合には審査有り:

あともうひとつ。

キャッシング枠を一度0円にしてしまうと、再度、10万円や20万円といった枠に戻す際にはクレジットカード会社による審査が必要になります。

  • 枠を減額する場合:審査不要
  • 枠を増やす場合:審査が必要

そのため、現時点で自分の信用力に自信がない…という方は、キャッシング枠をあえて潰さずに保持し続けるのもひとつの手。一度落としてしまえば再審査が必要になってしまう点はくれぐれも注意ください。

以上、キャッシングを利用しないなら、クレジットカードのキャッシング枠を0円にしてしまうのがお薦め!防犯のためにも枠を潰しておこう…という話題でした。

参考リンク:

この機会にもっとカードのセキュリティについて学んでみたい!という方は、盗難保険に関する説明記事もあわせてお読みください。クレジットカードが盗まれた時の損害補償がわかります。

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