クレジットカードの読みもの

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シティバンク銀行のロゴが入ったダイナースクラブカードは、シティバンク日本法人の売却でどうなるのか?カード事業も売却の意向です。

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日本国内におけるシティバンク銀行の個人向け業務売却が、着々と進められていますね。ご存知ないという方はまず、こちらの記事を読んでみてください。

売却対象となる個人向け事業は、預金量約3兆6000億円。このうち、2兆円弱がドル建てとみられ、安定的な外貨調達が課題となっている邦銀にとって魅力の1つだ。ただ、事業としては、国内の33拠点と人件費が重荷になり、実質赤字となっている。

シティは赤字事業の売却を進めるために、クレジットカード事業の売却も応札各社に提示。

クレジットカード事業は、会員数の拡大競争が激しくなっており、買収者にメリットがある付帯事業と位置付けた。クレジットカード事業だけの買収は認めない方針だ。 

ざっくりと解説するとシティバンク銀行は、日本で展開している個人向けの業務を邦銀に買い取ってもらおうと調整中…。

その後、朝日新聞で続報が発表され、最終的には下記引用部分の通り、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、新生銀行、三井住友信託銀行の4銀行に絞られたそうです。

個人向け業務の売却先を検討しているシティバンク銀行が、三井住友信託、三井住友、新生、三菱東京UFJなど大手4行程度に交渉先を絞り込んだことがわかった。シティ側は11月にもさらに交渉相手を絞り、年内には売却先を決めたい意向だ。

いよいよ売却間近…といったところでしょうか。

シティバンク傘下のカード事業のゆくえについて:

個人的な注目はカード部門の売却:

そんなシティバンク銀行による個人向け事業売却において、私が一番注目しているのはシティバンクが行っていたクレジットカード事業について。

シティカードだけでなく富裕層向けカードであるダイナースクラブカードも日本ではシティバンク管轄の業務だったので、これらのカードブランド今後どうなっていくのか今から興味があるんです。

  • シティカード:シティブランドのクレジットカード
  • ダイナースクラブカード:シティ傘下の国際ブランド

シティのロゴ入りダイナースはどうなる?:

特にダイナースクラブカードはカード券面にCitiのロゴマークを入れるほどの力の入れよう…だったので、仮にシティバンクが個人向け業務を売却した場合にはどう変化するんでしょうか?(下記はダイナースクラブ プレミアムカードの画像)

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普通に考えれば三井住友銀行が買収に成功した場合にはSMBCのロゴマークが、三菱UFJ銀行であればMUFGのロゴマークが入る…なんてことになるはずなので、シティバンクのカード事業買収に成功した大手メガバンクは、やり方次第で自社ブランドの価値をアップさせることも出来そうです(あの…ダイナースクラブを発行している銀行という位置付けになる*1)。

以上、シティバンク銀行のロゴが入ったダイナースクラブカードは、シティバンク日本法人の売却でどうなるのか…という雑談でした。

シティカードという名称がどう変更になるかも含め、また情報が入ってきたら記事にしたいなと思います。

参考リンク:

ダイナースクラブカードについてもっと詳しく知りたい…という方は下記記事も参考に。日本国内での利用メリットから、海外での使い勝手についてもわかりやすく解説しています。

news.cardmics.com

*1:まぁダイナースクラブにどのくらいのブランド価値があるかはもはや知るよしもありません。しかし、貯蓄のある年配の方を取り込みたいメバガンクにとっては、打ち出の小槌になるカードブランドなのかもしれませんね(シティバンクがやっていたように、5,000万円を預けてくれればブラックカードを発行します…みたいな提案が出来る)。

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