クレジットカードの読みもの

専門家がクレジットカードや電子マネーをわかりやすく解説していくサイトです。

株式上場をしているクレジットカード発行会社まとめ!クレジットカード業界の成長性に期待している方はこれらの関連銘柄に投資しよう。

[PR] 運営維持のため一部広告リンクを設置(詳細

並ぶクレジットカードブランドの画像

『クレジットカード業界はまだまだ伸びる!是非、投資してみたい!』と思う方のために、今回は株式上場をしているクレジットカード発行会社をまとめてみたいと思います。

株価低迷中のアプラスやオリエントコーポレーション、フィンテック関連で話題になっているクレディセゾンなどなど、ひとことにクレジットカード発行会社と言っても様々な強みや特徴が存在。

それゆえ、四季報や決算内容を精査した上で伸びそうなカード会社があれば、是非、個別に投資してみてください。

政府によるキャッシュレス支援効果もあり、今、キャッシュレス決済は熱いセクターですよ。

株式上場をしているカード発行会社一覧:

早速、株式上場をしているクレジットカード発行会社をまとめていきます。

8253 クレディセゾン:

クレディセゾンはセゾンカードやUCカードといったブランドを管理しているクレジットカード会社。

過去、みずほフィナンシャルグループ系の企業でしたが、つながりを保ちつつ、近年は独立路線を強めていますね。

フィンテック分野への投資にも積極的なので、大きく化ける可能性のある銘柄です。

契約社員を全員、社員に:

また、クレディセゾンは契約社員をすべて正社員にしてしまうなど、従業員への福利厚生に定評があるのも魅力(引用はこちら)。

クレジットカード会社のクレディセゾンは8月14日、従業員が能力を発揮しやすい労働環境作りを目的に、人事制度を刷新すると発表した。

複数の社員区分を設けて異なる雇用期間や給与体系を設定している現行制度を撤廃し、全員の処遇を統一した共通制度を9月16日から導入する。

株式投資の世界では近年、こういった社員待遇が良い企業に注目が集まりやすい傾向があるので、そういった意味でも長く付き合える銘柄になるのではないでしょうか?

8585 オリエントコーポレーション:

オリエントコーポレーションはその名称よりも、オリコという名前のほうが一般に浸透しているカード発行会社です。

みずほフィナンシャルグループ系のカード発行会社なので、今後、みずほの勢いがあがればそのままこちらの株価にも反映されそうな感じ。

みずほの復活に期待してる方は、オリエントコーポレーションにも投資を是非、お願いします。

過払い金返還請求で苦しんだ会社:

また、オリエントコーポレーションは過去10年に渡り、過払い金返還請求で苦しめられてきた会社なので、過払い金返還請求の多くが時効を迎える2021年以降には営業利益率の回復が見込める点もメリット。

つまり、そろそろ反転する可能性が高いので、投資資金を2倍、3倍にしたい方はオリコで夢を見るのも面白いと思います。

低位株ゆえの妙味があることでしょう。

8570 イオンフィナンシャルサービス:

イオンフィナンシャルサービスはイオングループのイオン銀行やイオンカードといった金融会社を束ねている持ち株会社。

純粋なクレジットカード発行会社ではありませんが、イオン銀行も非常に勢いがある状況なので、総合的に「イオンは伸びる!」と思う方の投資先としては面白いかもしれません。

こちらも化ける銘柄のひとつであると思います(現時点でのイオンカード発行企業はイオン銀行)。

8584 ジャックス:

ジャックスは三菱UFJフィナンシャルグループのクレジットカード会社です。

漢方スタイルクラブカードやリーダーズカードといった高還元率ポイントカードで有名になりましたが、最近では少し攻勢を弱めている感がありますね。

安心材料は三菱UFJ銀行が20%の株式を保有中なので、万が一の時には助けてくれそうな点。

ただ三菱UFJフィナンシャルグループは過払い金返還請求がピークの際に「三菱UFJニコス」の上場廃止を決めたくらいなため、過度な期待は禁物かもしれません(株価が安い時に三菱UFJニコスを子会社化した歴史有り)。

UCS(8787)やポケットカード(8519)は上場廃止:

過去に株式上場をしていたUCS(8787)、ポケットカード(8519)、アプラス(8589)は、親会社の合併等により現在では上場廃止済み。

また、最大手クレジットカード会社のひとつである三菱UFJニコス(8583)も、2008年に三菱UFJフィナンシャルグループとの株式交換によって上場廃止となっているため、株式上場をしているクレジットカード関連株は徐々に減少中といったところです。

  • UCS(8787)…上場廃止
  • ポケットカード(8519)…上場廃止
  • 三菱UFJニコス(8583)…上場廃止
  • アプラス(8589)…上場廃止

まぁどこも銀行や大企業の子会社なので、上場しておくメリットが乏しいのかもしれませんね。親子上場への批判も込みで、銘柄数が減少してく方向性なのでしょう。

うまくハマれば爆発的に株価があがる:

日経新聞の上に置かれたお金の画像

最後に。

日本社会はまだまだ現金払いが多い状況なので、これらの支払いがすべてクレジットカードやデビットカードに切り替わっていくことになれば、クレジットカード関連銘柄の暴騰に繋がる可能性も大。

また、日本政府もクレジットカードや電子マネーの利用率を従来の2倍、3倍に引き上げようとしているので、クレジットカード関連銘柄=国策銘柄である点も見逃せません。

つまり、化ける時は化ける銘柄…といった感じでしょうか。

クレカ銘柄の株価は低空飛行気味:

では、現実的にクレジットカード関連銘柄は魅力的なのか…というと、過去10年を見る限りだと微妙なものがありますね。

クレジットカード決済金額は増えているにも関わらず、株価は鳴かず飛ばずといった感じなので、過度にこのセクターにお金を振り分け過ぎるのはちょっとハイリスクかも。

あくまでほどほどに投資をし、暴騰したらラッキーくらいの気持ちで銘柄選びをしてもらえればなと思います(投資するための証券口座を持ってない方は下記のネット証券開設をどうぞ)。

以上、株式上場をしているクレジットカード発行会社まとめ!クレジットカード業界の成長性に期待している方はこれらの関連銘柄に投資しよう…という話題でした。

参考リンク:

金融や投資に関する知識が不足している方は下記記事も参考にどうぞ。

news.cardmics.com

PAGE TOP