今回は「このCM懐かしいなぁ~」と感じるような、クレジットカード会社の古いテレビCMを集めてみました。
過去、クレジットカード会社の経営が順調で儲かりまくっていた頃には、こういったCMが連日のように放送されていたものですが、最近では経営が苦しいせいか、滅多に見なくなってしまったのは寂しい限り。
またクレジットカード会社が元気な時代に戻れるよう、当サイト『クレジットカードの読みもの』ももっとクレジットカードの魅力を伝えていこうと思います。
カード会社の古いテレビCMまとめ:
まいどカード&まいどプラス:
「ま~いどまいど、まいどまいど、ま~いどプラスでまいどであり」というメロディがすぐに頭に流れてくる方も多いであろう、出光興産のテレビCMです。
とんねるず、菅野美穂、福澤朗アナウンサーなど、今思うと凄いメンバーが出演していたテレビCMでしたね。現状のカード会社の儲けじゃ、こういうCMはもう作れないことでしょう。
※出光まいどプラスは出光&昭和シェル統合によってapollostation cardに名称が変更となりました(公式サイト)。
ライフカード:
20代後半でも覚えている方が多いかもしれないテレビCMがライフカード。オダギリジョーの「どうする?」というキャッチフレーズが印象的でした。
ちなみにこのテレビCMで使われた「続きはウェブで!」は、日本初のクロスメディア戦略を使った事例だったとのこと(引用元)。
クロス‐メディア【cross media】
一つの情報を、複数の異なる種類の媒体を横断的に利用して伝達すること。場所や状況に応じて、最適な媒体を選んで情報にアクセスすることができるなどの利点がある。
まぁその真偽はわかりませんが、たしかに当時、テレビCMはCM内で完結するものばかりだったので、あながち嘘ではないのかもしれません(電通さんか博報堂さんに聞いてみたいです)。
ニコスカード(日本信販):
ニコスカードや日本信販といえば田村正和…という印象が強い方も多いはず。
実際、日本信販の頃からニコスカード時代まで、かなり長い間、テレビCMに出ていた感じがありますね。
尚、ニコスカードはその後、UFJカードやDCカードと合併して、日本最大級のクレジットカード会社「三菱UFJニコス」になりました。
現在でもあまり目立ちませんが、テレビCMを放送することがありますよ。
DCカード:
NICOSカードと同じく三菱UFJニコスに吸収されたDCカードブランドのテレビCMはこちら。中井貴一や、カッパとタヌキのCM…といえば、覚えている方も多いのではないでしょうか?
そして実は現在でも「秘密のケンミンSHOW」などの広告枠でこのカッパとタヌキのCMは放送中。
最近だと広瀬すずなども出演しているので、是非、チェックしてみてください。
三井住友カード:
三井住友カードもちょっと昔だと「住友VISAカード」として宣伝をしていた時代がありましたね。
今ではすっかり「三井住友カード(旧:三井住友VISAカード)」という名前のほうが聞き慣れましたが、合併した当時は『なんだか長くてカッコ悪い名前』と思ったものです。
ウリボーファンの方にはこちらのCM:
あと、三井住友カードといえばウリボー…という若い方も多いと思うので、中山エミリとウリボーのCMも掲載しておきます。
最近でもリボ払い押しは続いていますが、当時ほどは強く宣伝していなかった感じがします(蛇足ですが三井住友カード株式会社を訪問すると受付にウリボー人形が飾られています)。
マルイの赤いカード:
もはや「マルイの赤いカード」という名称自体を知らない人も多いかも…ですが、マルイの宣伝も昔は多かったですね。
その後、マルイカード、エポスカードと名称が変更になったものの、正直、エポスカードそのものの知名度はそこまで高くない感じがするので、個人的にはマルイカードのままでも良かったのかな…なんて思ったりもします。
尚、CMについては私が生まれて間もない頃なので、私自身には記憶がありません。このCMに思い入れのある方も多いそうなので、掲載しておきます。
※現在では券面デザインがリニューアルされ、赤いデザインのクレジットカードではなくなりました。
セゾンカード:
「永久不滅ポイント」の存在を一躍有名にしたCMがこの、馬が座ってるだけのCMです。なんだかよくわからないけれども印象に残ってるなぁ…と思う方も多いのではないでしょうか?
この他、女性が頭突きで瓦割りしたり、おじいちゃんが鉄棒にぶら下がって大車輪をしたりと、セゾンカードはインパクト重視のCMが多い印象。
中身については後から付いてくる、そんな感じなのかもしれません。
オリコカード:
アメリカの超人気俳優であるレオナルド・ディカプリオを起用した、オリコカードの「刑事プリオCM」が記憶に残っている方も多いはず。
当時のクレジットカード業界は貸出金利も高く、カードを発行すればするほど儲かった状態があったために出来た夢のテレビCMでもありますね。
この他、オリコカードでは2015年からTOKIOの長瀬智也さんを起用したCMを放送。こちらもインパクトの強いCMとなりました。
マスターカード:
クレジットカード発行会社の宣伝ではありませんが、国際ブランド「マスターカード」のテレビCMも一時期、流行語並に使われたことがありましたね。
当時はなんでもかんでも『お金で買えないもの=プライスレス』みたいな感じで、話のオチに使っていた気がします(お笑い芸人もよくネタにしてました)。
そのくらい放送数も多く、Mastercardのブランドイメージを良くするCMでした。
楽天カード:
最後はお馴染み、楽天カードマンです。
こちらももはや3年くらいこのスタンスでテレビCMを放送しているため、初期のバージョンを見てみると「ん、少し遅いな」と思ってしまうかも。
ただ現在、テレビCMを活発に放送しているクレジットカード発行会社は楽天カードくらいなので、個人的には是非とも引き続き、クレジットカードそのものの普及に繋げるためにも頑張って欲しいなと思います。
楽天カードマンの言う8秒に1枚とは?
ちなみに。
楽天カードマンのいう『8秒に1枚の申込』というのは、年間にするとだいたいどのくらいの発行枚数になるのは下記の通り。
- 31,536,000秒÷8秒=3,942,000枚
するとざっくり年間400万枚、楽天カードが申し込まれていることに。いやはや、なんともすごい数字ですよね。ここまで数字がわかれば1日あたりの楽天カード申込枚数だって計算可能(3,942,000枚÷365日=10,800枚)。
つまり1日あたり1万800人の方が楽天カードを申込している計算になるため、恐るべし、楽天カードマンの増殖スピードです。
たぶん、この申込ペースは他のクレジットカード会社が発行しているどのカードよりも早いことでしょう(楽天カード公式)。
新しいCMが記憶に残らない謎:
この他にも近年だとVisa LINE Pay クレジットカード、VIASOカード、dカード等がテレビCMを放送しましたが、放送期間が短かかったせいか、いまいち印象に残ってない感じ。
これは私が昔を回帰しやすい年齢になったからなのか、それとも昨今のテレビCMは同じものを繰り返し流さずにいろいろと変化を加えてくるからなのかはわかりませんが、視聴者の印象に残ってこそテレビCM。
ちょっともったいないなぁ…と思う最近です(その点、楽天カードは楽天カードマンの衝撃が強くて印象に残りやすい)。
また新しい歴史を作って欲しい:
ここまで過去に話題になったクレジットカード会社のテレビCMを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
今や楽天カードマンくらいしか話題にならない状況が続いているので、是非、クレジットカード各社には特徴的なCMを作り出してもらって、「新しい歴史」を作っていってもらえたらなと思います。
以上、過去に放送された、懐かしすぎるカード会社のテレビCM一覧!まいどプラスやライフカードなど、過去には特徴的なCMがありました…という話題でした。
参考リンク:
この機会にクレジットカードを作ってみようかな…という方は、下記記事も参考に。
専門家である私が自信をもっておすすめする「激得クレジットカード」をまとめています。