クレジットカードの読みもの

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図解でわかる「クレジットカード審査」の流れ!申込から審査落ち or 審査通過までの流れを理解して、賢くクレジットカードを手に入れよう。

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今回はクレジットカード初心者の方を対象に、クレジットカード審査の流れをわかりやすく紹介していきたいと思います。

これを見ていただければクレジットカード申込から発行までの流れがカンタンに理解できるようになるはずなので、是非、時間を見つけて読んでみてください。

クレジットカード審査突破に必要なのは知識ですよ(クレジットカードの仕組みからわからない方はこちら記事から先にどうぞ)。

クレジットカード審査の流れ:

早速、クレジットカード申し込みから届くまでの流れを解説していこうと思います。まずはクレジットカードを公式サイトや申込書を使って、申し込むところからです。

クレジットカードの申し込み

クレジットカードの申込は、各クレジットカード会社の公式サイトから行うのが近年の主流。

しかも最近ではパソコン経由だけでなく、スマートフォンなどの携帯電話からの申込にも対応済みなので、電車移動中やランチ休憩中にサッと申込することも可能です。

時間にしてだいたい、10~15分程度だと捉えておいてください。

個人信用情報機関にてあなたの信用力を確認:

次が少し難しいところです。

あなたからクレジットカードが欲しいという要望を受けたクレジットカード会社は、個人信用情報機関(こじんしんようじょうほうきかん)と呼ばれる場所に連絡をし、あなたの過去から現在に至るまでのクレジットカード利用履歴を確認。 

その他にも個人信用情報機関には下記のような情報が保管&管理されているので、クレジットカード会社はそれらの情報を元に『あなたがほんとうに信用できる人間かどうか(お金を貸しても返してくれるかどうか)』を判断するのです。

個人信用情報機関で確認できること

個人信用情報機関で確認

このように個人信用情報機関に問い合わせをすれば、○○カードで30万円の借入があって、△△銀行で車のローンが200万円ある…といったことが丸わかり。

この時、あなたがすでに利用しているクレジットカードの返済を踏み倒していたり、消費者金融で借金ばかりしている人であることがわかると、クレジットカード会社は『この人にクレジットカードを渡しても、使ったお金をきちんと返済してくれないんじゃないか?』と判断し、カード発行してくれない場合があります。

これがいわゆるクレジットカードの審査落ち。

カード会社も商売なので、信用に値しない人にはクレジットカードを発行することができないのですね。

カード発行を断る場合

つまり現在利用中のクレジットカードや消費者金融での使い方が悪い場合、いくらバレないだろうと思って他社のクレジットカードを申し込んだとしても意味がない話。

クレジットカード発行会社は申込時に入力された情報よりも個人信用情報機関に登録されている情報のほうを信用するので、くれぐれもご注意ください。

  • 信用情報が良い人:カードが発行される可能性が高い
  • 信用情報が悪い人:審査に落ちる可能性が高い

結果、利用履歴が問題がなければ審査継続、問題があれば審査落ちとなります。

信用情報に問題がなければ申込内容の確認:

その後、個人信用情報機関に掲載されている情報に問題がないとカード会社が判断された場合には、クレジットカード会社は申込された申請内容に間違いがないかどうかの確認に入ります。

たとえばあなたが勤務している会社に電話をし、本当にあなたが在籍しているかどうかの確認をする在籍確認(ざいせきかくにん)が有名ですね。

カード会社が『○○課の○○さんはいらっしゃいますでしょうか?』と電話をして、ほんとうにそういった人が社内に居るかどうかの確認をするのです。

在籍確認(実際に働いているかどうかを確認)

また、私のような個人事業主や専業主婦の方などだと、申請された自宅番号に電話をして確認をする「在宅確認」になる場合も。

  • 会社員の方:会社に電話をする在籍確認が行われる
  • 個人事業主の方:自宅に電話をする在宅確認が行われる
  • 年金受給者の方:自宅に電話をする在宅確認が行われる

その際には旦那さんはどんな職業なのかといった情報や、事業内容を確認されることとなるのでご了承ください。

尚、現時点であなたの信用力が高い場合には、在籍確認や在宅確認がない場合あり。

これはクレジットカード会社が『わざわざ確認するまでもなくこの人にはクレジットカードを発行しても大丈夫だろう』と判断した結果なので、まったく心配する必要はありません。

在籍確認等がないのにカード発行された=信用されていると思ってOKです。

社内で審議が行われる:

そうして申込内容に間違いがないことがわかると、やっとここでクレジットカード発行をしても大丈夫かどうかの社内審議に移ります。

社内審査

この時に判断されるのが利用限度額。

いわゆる「○○万円までならクレジットカードを使って良いですよ」という上限のことで、当然ながら信用力が高い人物には高めの利用限度額、信用力が低い人には10万円までしか使えないクレジットカードが届くこととなります。

  • 信用力が高い:使える金額の多いカードが届く
  • 信用力が低い:発行してもらえた場合でも、使える金額が少ないカードが届く

残念ながらクレジットカード発行するには信用力が足りない…と思われた場合には審査落ちになる流れですね。

審査通過すればカードが自宅に届く:

利用限度額がいくらにせよ、無事、クレジットカードの審査に通ったらあとは手元に郵送されてくるのを待つのみ。

クレジットカードの郵送

ただ最近では本人限定受取郵便など、クレジットカードを申し込んだ本人しか受け取れない形式で届けられることが増えているので、家族に受け取りを代行してもらうことはできません。

不在票を元に郵便局やクロネコヤマト等に連絡をし、自分が在宅している時間帯に届けてもらうようにしてください。それで晴れてクレジットカード入手です。

クレジットカード審査通過と審査落ち:

これでクレジットカード審査の流れがだいたいわかったところで、更に理解度を深めるため、私達、消費者側から見たクレジットカード審査通過と審査落ちについても解説しておきます(下記画像参照)。

カードを入手できたということは

カード発行を断られたということは

結局、こんなふうにクレジットカード審査が通るかどうかというのは、あなたの信用力が高いかどうかでだいたい決まります。

信用力を高めるためには、すでに持っているクレジットカードを健全に利用してみたり、安定した職業に転職してみたり、勤務先に長く勤めることなどが重要…なんですが、まぁはじめてクレジットカードを作る場合にはよほどのことがない限り審査に落とされることはないもの

特に学生の方や新社会人の方は、審査落ちを心配する必要すらないことでしょう。

それでもカード審査に通るかどうか不安だという方は、下記記事で紹介しているはじめての方向けクレジットカードを申し込むようにしてみてください。

基本的には年会費無料のクレジットカードほど審査に通りやすく、ゴールドカードやプラチナカードなどのお金持ちカードほど審査に通りにくくなっているため、まずは年会費無料カードからはじめてみるのがおすすめ。

それで審査突破は間違いないと思いますよ。

以上、図解でわかる「クレジットカード審査」の流れ!申込から審査落ち or 審査通過までの流れを理解して、賢くクレジットカードを手に入れよう…という話題でした。

参考リンク:

クレジットカードの基礎知識をもっと知りたい方は下記まとめページも参考に。これらの記事をすべて読めば基礎はバッチリです。

news.cardmics.com

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