クレジットカードの読みもの

専門家がクレジットカードや電子マネーをわかりやすく解説していくサイトです。

クレジットカードの新規会員獲得キャンペーン合戦が異常…。年会費無料カードでも5,000円以上の入会特典があることが普通です。

f:id:cardmics:20170519214003j:plain

最近、クレジットカードの新規会員獲得キャンペーンがどこも異常だなーと思うことが増えてきました。

入会特典が大盤振る舞いなカードとして有名なところでは入会+利用で5,000円以上のポイントが貰える楽天カードがありますが、それに対抗すべく今では結構な数のカードで類似したキャンペーンが展開されています。

たとえばオリコカードなどは入会キャンペーン内容をうまく工夫することで、最大18,000円分のポイントプレゼントという企画を実施していますね。

まぁこの18,000円という数字にはカラクリもあるのですが、その部分を除いても5,000円以上のポイントを配っていることには変わりがありません(最新のキャンペーン情報が知りたいという方は、下記のキャンペーン情報一覧リストをご覧ください)。

news.cardmics.com

入会キャンペーンが活況な理由まとめ:

しかし何故最近ではここまで魅力的な入会キャンペーンを実施するクレジットカード会社が増えてきているのでしょうか?

このあたりについての「本当の理由」というのはカード会社社内の人間にしかわかりえないものではありますが、個人的に3つの背景があるんじゃないかな?と睨んでる私。

今回は雑談がてら、その理由を説明させていただきます。

1.楽天カードの成功を受けて:

1番目はやはり楽天カードの販促成功があげられると思います。

楽天カードが入会+利用で5,000円というポイント付与を始める前はそんな大盤振る舞いなキャンペーンを実施するクレジットカード会社は皆無だったのですが、楽天カードが成功してからは一気にその数が増えていることからも少なからず影響はあることでしょう。

実際、セゾンカードを発行しているクレディセゾンは楽天カードをベンチマークにしている…という話もあるくらい。

今や中小クレジットカード会社だけでなく、三井住友カードやMUFGカードといった大手クレジットカード会社も楽天カードの急成長を無視できなくなっているので、その成功を模倣したキャンペーンを行っているんじゃないかな?と予測します(楽天カードの入会特典については下記記事参照)。

news.cardmics.com

2.過払い金返還請求金額の減少:

クレジットカード会社は2006年以降、過払い金返還請求という訴訟にどこも悩まされてきた事情もありそう。

ご存じない方のために簡単に説明すると、過払い金返還請求とはカード会社が過去に利用者から取り過ぎてしまったと指摘された金利を返す訴訟のことです(払いすぎてしまった分は利子をつけて返してね…と訴えれば、カード会社からお金を取り戻すことができた)。

この訴訟を無数に起こされてしまった結果、ほぼすべてのカード会社が経営危機に陥ってしまったので、2015年頃までは新規会員獲得どころじゃなかった…という側面は間違いなくありますね。

要するに訴訟対応にお金を取られすぎて、入会キャンペーンにお金を回すことができなかったということです。

2016年以降は落ち着いてきた:

それが最近ではだいぶこの過払い金返還請求が減ってきたので、カード会社にもある程度の余裕が発生。

そのために魅力的なキャンペーンを開始したのではないか?という流れです。

  • 最近まで:お金がなかったのでキャンペーン控えめ
  • これから:余裕が出てきたので入会キャンペーンで勝負

詳しくは下記記事も参考にどうぞ。

news.cardmics.com

3.インターネットを重視しはじめた:

最後がこれ。あくまで推測にすぎませんが、インターネット経由のクレジットカード会員獲得が効率が良いことに、やっと気づいたという点も大きそうな感じです。

従来は駅や空港で人員を使って『クレジットカードを作りませんか!』と呼びかけをしたり、スーパーマーケットやデパートで『今なら1,000円分の商品券をプレゼントしてます!』といった人海戦術を好んでいたクレジットカード会社ですが、やはりこういう地上戦というのは成功もすれば失敗もある世界。

うまくいけば1人の勧誘スタッフが30名のクレジットカード会員を確保するなんてこともあるわけですが、失敗すれば1人も獲得できずに人件費だけがかかってしまうこともザラなんですよね。

ネットによる会員獲得は予算を立てやすい:

その点、インターネット経由のクレジットカード会員獲得では1件あたり○円で獲得してくれ…という予算がたてやすいというメリットあり。

つまり大きな成功はあまり期待できませんが、大ハズレもなく予算を立てやすいのがネット経由の会員獲得なのです。

  • 駅前や商業施設での販促:
    人員を大量に投下してカード会員を獲得する。当たりもあればハズレもある
  • ネット上での販促:
    1件あたり○円で1名のカード会員獲得…といった予算が立てやすい。予算をかければ成果も出やすい。

結果、大量に入会特典を付与したとしても販促費を一定の範囲内に納めやすくなったんじゃないかと推測します。

これは入会のチャンスでもある:

f:id:cardmics:20171101234812j:plain

ここまで3つほど、クレジットカード会員獲得キャンペーンが加熱さを増している理由を推測してみましたが、消費者側である私達にとってはこれ以上に素敵な状況はなし。

今なら3枚もカードを申しこめば1万5,000円程度のお小遣いになることもザラなので、是非、クレジットカードをこれから作ろうと思っている方はもちろんのこと、もう1枚くらいだったら作ってもいいかなーと思っている方は、この機会に入会キャンペーン実施中のクレジットカードを申し込んでみてください(一覧リストは下記参照)。

うまくいけば高級レストランで食事できるくらいの副収入になりますよ。

以上、クレジットカードの新規会員獲得キャンペーン合戦が異常…。年会費無料カードでも5,000円以上の入会特典があることが普通です…という話題でした。

参考リンク:

クレジットカードの入会キャンペーンに関する情報をもっと知りたいという方は、下記の記事などもどうぞ。より効率よくキャンペーンを堪能できるはずです。

news.cardmics.com

PAGE TOP