ズボンや白シャツのポケットにクレジットカードを入れていたら、出すのを忘れて洗濯してしまった…というケース、結構あるみたいですね。
こういった時心配になるのが、洗ってしまったクレジットカードって引き続き利用できるのかどうか。
なんか水没させたら磁気不良になったり、ICチップとかが壊れてしまう印象があるため、なかなか勇気を出してお店で使うことができない…という方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は洗濯してしまったクレジットカードは引き続き使えるのかどうかを徹底解説。水没後に利用できるか不安で仕方ない方は是非、参考にしてみてくださいね。
クレジットカード水没後の対処策について:
洗濯してもクレジットカードは大丈夫:
まず、結論から先に言ってしまえば、クレジットカードは洗濯してしまっても、川に落としてしまったとしても問題ありません。つまり水没では壊れないカードです。
そのため、普通にクレジットカードを洗ってしまっただけなら、そのまま継続して利用が可能。
- クレジットカードは水に強いので、水に濡らしてしまっても洗剤で洗ってしまっても問題なく継続利用可能。
引き続き洗濯前となんら変わらずに買い物やATMで利用できます。
トイレに落としても継続利用できる:
同様にトイレの中に落としてしまった…という場合でも大丈夫。
とにかくクレジットカードは水没&汚れに強い形状になっているので、よほどのことがない限りは継続して使えることでしょう(トイレの場合は心理的に使い続けられるのであれば…ですけれどもね)。
他、下記のような水没にもクレジットカードは強いのでご安心を!
- 海に落としてしまった:海水に浸かってしまっても問題なし
- 洗剤の中に落としてしまった:水で洗い流せば問題なし
- 漂白剤に漬け込んでしまった:程度によりますが、表面が溶けるほどでなければ問題なし
ほんとかなり頑丈です。
クレジットカード内蔵のSuicaや楽天Edyは?
クレジットカードに内蔵されているSuicaや楽天Edyといった電子マネー、そしてキャッシュカード機能についても、水に濡らしてしまったとしても大丈夫なんでしょうか?
こちらももちろん問題なし。
- 内蔵の電子マネー:水没しても問題なし
- 内蔵のキャッシュカード機能:水没しても問題なし
内蔵電子マネーやICチップは水没に強いので、クレジットカード同様、そのまま継続して利用できるはずですよ。この点もご心配なく!
乾燥機にかけてしまった場合は別:
但し、クレジットカード本体を洗濯しただけでなく、乾燥機にまでかけてしまった場合は別。
場合によっては熱でクレジットカードそのものが溶けてしまうことや、ICチップが破損してしまう可能性も十分にありえるので、こうなるとさすがにもう買い物でクレジットカードが使えなくなってしまうかもしれません。
まぁ最新型の洗濯乾燥機であればそこまで乾燥中も高温にならないため、カードが溶けることなく無事に継続利用可能な確率もゼロではない感じ。
- 古い乾燥機にかけてしまった:使えない可能性も
- 新しい乾燥機にかけてしまった:使える可能性大
仮にうっかり乾燥機にかけてしまったという方は、残されたわずかな可能性に期待しましょう!
脱水中に変形する場合も:
あと、コインランドリーなどの脱水機能が強めの洗濯機を使った場合には、脱水の際にクレジットカードそのものが変形してしまう可能性もあり。
こうなるとクレジットカード決済機に通らないなどの障害を起こしてしまう可能性があるので、明らかに変形が見られる場合には無理にクレジットカードを使わないほうが無難かもしれません。
無理に利用するとお店の人を困らせることになりますよ。
使えるかどうか確認するなら:
尚、水没させたクレジットカードが使えるかどうかをどこかで試してみたい…と思う方は、コンビニやスーパーマーケットなど、比較的クレジットカードを使う人が多い場所で試してみるのがおすすめ。
- コンビニ:ICチップ決済が主流のためICチップの故障確認がしやすい
- スーパー:磁気ストライプが正常かどうかの確認がしやすい
それならば仮に使えなくても『あれー、おかしいなぁ。やっぱりこっちのクレジットカードで!』といった対応がしやすくなっているので安心ですよ。
以上、クレジットカードを洗濯機で洗ってしまった場合の対処法まとめ。洗濯&水没したクレジットカードはそのまま支払いで使える?…という話題でした。
結果、残念ながらカードが買い物で使えなくなってしまった場合には、素直にクレジットカード発行会社に電話をして再発行をお願いしてみてくださいね(自己責任で壊してしまった場合の再発行は原則、有料になります)。
参考リンク:
クレジットカードの再発行に関する情報は、下記のクレジットカードが割れてしまったり、折れてしまった時の対処法の記事にまとめてあるのでそちらをどうぞ。