今回は『クレジットカード代金の引き落としが、今回は土曜日なんだけど、引き落とし日って前倒しになるの?それとも次の営業日の月曜日?』といった疑問をお持ちの方のための記事です。
銀行口座残高に不安があって、いつ引き落としがかかるのか知りたい方は是非、参考にどうぞ。読めば引き落としのタイミングがわかります。
土日や祝日の銀行口座振替について:
引き落とし日は休日の場合はどうなる?
まず、結論から先に書いてしまうと、クレジットカード代金の引き落とし日が休日の場合は、その引き落としがかかるのは次の銀行営業日です。
わかりやすく例をあげるとこんな感じ。
- 土曜日の場合…次の月曜日
- 日曜日の場合…次の月曜日
- 月曜日が祝日の場合…次の火曜日
- 引き落とし日が祝日の場合…次の平日
あくまでわかりやすく書いている目安ゆえ、例外はもちろんあるんですけれども、基本はクレジットカードの代金振替は前倒しされないことだけ覚えればOKです。
27日引き落としのはずが休日だから繰り上げとなって26日になる…なんてことはありません。
年末年始の引き落としはかなり先延ばし:
特に年末年始の引き落としはかなり先延ばしされる傾向あり。
実際、毎月1日に引き落としがかかるクレジットカードの引き落としが、三が日と土日で1月6日になってしまった…ということも過去にはありました。
- 1月1日…三が日でお休み
- 1月2日…三が日でお休み
- 1月3日…三が日でお休み
- 1月4日…土曜日でお休み
- 1月5日…日曜日でお休み
- 1月6日…引き落とし
このようにあくまでカード利用代金が引き落としされるのは銀行やゆうちょ銀行の営業日に限るので、3~4日程度のズレが生じる場合は頻繁に発生。
とりわけゴールデンウイークやシルバーウイークなどの大型連休では、引き落とし日がかなり後ろ倒しされることが多いですよ(とにかく次の銀行営業日まで引き落とし日はズレる)。
月末引き落としの方は翌月になる場合も:
あと、毎月27日に銀行引き落としがかかるクレジットカードの場合には、引き落としが翌月になる場合もあります。
たとえば2月27日、28日が土日に被ってしまうと、引き落としが3月1日になる…といった具合ですね。
- 2月27日土曜日…お休み
- 2月28日日曜日…お休み
- 3月1日月曜日…引き落とし
こういう場合には2月には1度も引き落としがなく、3月に2度、引き落とされるので、家計の資金繰りにはくれぐれもご注意ください。
うっかり引き落とし前に使いすぎてしまうと、返済に困ってしまうことになります。
2019年のゴールデンウイークは大変だった:
平成から令和への変更によって、祝日が増えた2019年のゴールデンウイークは暦上でなんと10連休。
この長期連休に楽天カード、オリコカード、ジャックスといった主要クレジットカードが巻き込まれてしまい、4月27日の引き落としが10日後の5月7日まで延期される自体となりました(口座振替が10日間も延期されたことに)。
- 通常の引き落とし:4月27日
- 2019年の引き落とし:5月7日
しかもその次の引き落としはわずか20日後の5月27日。
短期間に2回の引き落としが行われたため、返済に困る方が続出する結果となったのはいうまでもありません。
まぁこの先、こんな大型連休が生まれる可能性は低いですが、長期の連休がある時には保有クレジットカードの振替日確認をするようお願いします。
よくある質問とその答え:
まだまだ疑問が解消していない方のために、Q&A形式でよくある質問とその答えをまとめてみました。引き落とし日についてもっと知りたい方はどうぞ。
Q.VisaカードやMastercardの場合はどうなの?
『クレジットカードの引き落とし日は休日だと後ろにずれることはわかったんだけど、VisaカードやMastercardについてどうなの?』
そんな疑問をお持ちの方もいるかと思いますが、VisaカードだろうがMastercardだろうがJCBカードだろうが原則は一緒。
引き落とし日はすべて後ろ倒しになることになるのでご安心ください。
楽天カードやイオンカード等でも一緒:
同様に楽天カード、イオンカード、三井住友カード、三菱UFJカード、セゾンカード等々のクレジットカードでも一緒。
土日に引き落とし日が重なってしまった際にはその次の銀行営業日に引き落としがかかるので、ご安心ください(下記はイオンカードより引用)。
Q.毎月の締め日・支払日はいつですか?
A.ショッピング・キャッシングご利用分ともに毎月10日にご利用代金を締め切り、翌月2日(金融機関休業日の場合は翌営業日)にお客さまご指定の口座よりお引落しとなります。
引き落としが前倒しされることは無いと思っていただいて結構です。
Q.年始は祝日じゃないから引き落としあるの?
新年の1月1日は祝日ですが、1月2日や1月3日は平日なのでクレジットカード代金の引き落としがかかるのでしょうか?
こちらは銀行がお休みなので引き落としは先送りになるのが普通。基本的に引き落としは「銀行が営業している日(金融機関の営業日)」に行われるので、たとえ1月2日や1月3日が平日でも引き落としは4日となるのが通例です。
- 1月1日~3日:銀行がお休みなので引き落としなし
- 1月4日:銀行営業日であれば引き落とし有り
ご注意ください。
夏季休暇中は引き落としがかかる:
反面、多くの会社員が休みとなる8月13日~15日の夏季休暇ですが、こちらは銀行が通常通りに営業しているため引き落としあり。
まぁ月の真ん中に引き落としがかかるクレジットカードはかなり少ないため不必要な知識になりますが、このように銀行が営業しているかどうかで引き落とし日は変わってくるのですね。
- 世間は休み&銀行も休み:引き落としなし
- 世間は休み&銀行は営業中:引き落としあり
あわせてご注意いただければと思います。
県民の日など、都道府県指定の休日は考慮されない:
あと、千葉県民の日、埼玉県民の日などの「県民の日」はどうなるのか…といったところまで疑問に思う人は少ないでしょうけど、こういった都道府県指定の休日の際は銀行が通常通り営業していることがほとんど。
通常通りクレジットカード代金の振替が行われるため、銀行残高の管理はしっかりとお願いします(仮に都道府県内の支店限定で銀行がお休みなったとしても引き落としはかかる)。
再振替がかかるのも銀行営業日のみ:
クレジットカード利用代金の入金を忘れ、引き落とし日に支払いが出来なかった場合の再振替についても、金融機関の営業日以降に行われるのが普通。
- 土曜日:再振替はかからない
- 日曜日:再振替はかからない
- 休日:再振替はかからない
つまり翌日が土日などの休日であれば、その次の銀行営業日(だいたいは月曜日)に引き落としがかかることになるので、信用を落とさぬよう早めに入金をどうぞ。
土日でも引き落としがかかる例について:
最後に。
土曜日や日曜日、祝日といった日でもカード代金の引き落としがかかる例としては、ネットバンクを運営しているクレジットカード会社が、自社発行のクレジットカード代金を引き落とすケースなどで過去に事例があるようです。
ただ楽天銀行と結びつきが強い楽天カードにしろ、住信SBIネット銀行に関連するミライノカードにしろ、現在では引き落とし日が翌営業日に繰り越される形になっているので、未だに土日祝で引き落とししているクレジットカードはもう存在しないのかも。
- 過去:一部のネット銀行系カードで土日祝の引き落としがあった
- 現在:ネット銀行系のクレジットカードでも土日祝は引き落としなし
あまり心配せずとも大丈夫でしょう。
以上、クレジットカード代金の引き落とし日が休日の場合、支払いはいつになるの?口座振替日が金融機関の休業日だった際の扱いについて…という疑問解決記事でした。
参考リンク:
とにかくすぐにクレジットカードが欲しい!支払いしなくちゃいけないものがあるんだ!といったような、急にクレジットカードやETCカードが必要になってしまった方は下記記事も参考に。
東京や大阪にお住まいの方なら、土曜日や日曜日といった休日でも問題なくクレジットカード作成可能です(即日利用も可能)。