クレジットカードの読みもの

専門家がクレジットカードや電子マネーをわかりやすく解説していくサイトです。

暗証番号の入力は拒否してOK!暗証番号を忘れていても、サイン決済に切り替えてもらえば店頭でのクレジットカード払いは可能です。

[PR] 運営維持のため一部広告リンクを設置(詳細

暗証番号入力を必要とするクレジットカード決済機の画像

クレジットカードで支払いをしたいけれども、4桁の暗証番号を忘れてしまったので支払いに使えない!そんな悩みをお持ちの方って多いですよね。

そこで今回は暗証番号を忘れたままでもクレジットカードを使う方法を紹介。

暗証番号を再設定したほうが良いのはわかるものの、面倒くさくてなかなか実行できない方は活用ください。

暗証番号を忘れた場合の対処法:

サインでお願いしますと伝えましょう:

暗証番号を忘れたままでもクレジットカードを使う方法はカンタンそのもの。

なぜなら店頭での支払いでは、暗証番号入力からサインによる支払いに切り替えてもらえるからです。

  • 間違い:
    暗証番号を忘れているとカードを支払いに使えない
  • 正解:
    暗証番号を忘れている場合はサイン取引に変更できる

やり方はシンプルで、支払いの際に口頭で『暗証番号ではなく、サインでお願いします』と店員に伝えればOK。

それでサインによる支払いに変更できます(店員さんが端末を操作してサイン決済に切り替えてくれる)。

堂々と対応すれば問題なし:

この際、なんとなく暗証番号を忘れていることへの恥ずかしさを感じるかもしれませんが、クレジットカード利用者の中には、人前で暗証番号を入力する抵抗感がある方もそれなりに存在します。

そのため、『私は暗証番号を忘れたわけではありませんよ~』といった感じで堂々と対応すれば、恥ずかしいことなんて全くなし。

店員としてもサインに切り替える利用者には少なからず遭遇しているため、なにごともなかったように対応してもらえるはずです。

  • 間違い:
    暗証番号入力を拒否すると、番号を忘れたと思われる
  • 正解:
    暗証番号入力を拒否しても、なんとも思われない

これを専門用語でいうと「PINバイパス(PIN=暗証番号の入力を迂回すること)」と呼びます。

コンビニ等では暗証番号不要で買い物可能:

あと、セブン-イレブンやファミリーマート等のコンビニエンスストアでは、そもそも暗証番号入力なしやサイン不要でクレジットカード払いできるので、暗証番号がわからなくても支払いに利用可能。

残念ながら1万円を超える支払い時には暗証番号入力を求められてしまいますが、1,000円前後の少額決済ならカードを挿入するだけで支払いできますよ。

ネット通販専用カードにしてもOK:

他にもAmazonや楽天市場などのネット通販でのみクレジットカードを使うのもひとつの手ですね。

こちらでも決済時に4桁の暗証番号入力は求められないので、忘れてしまっていても問題ありません(近年では3Dセキュアと呼ばれる別のパスワードを求められるケースが増加中)。

PINバイパスが出来ない場合も:

『暗証番号を忘れちゃったのでいつでもどこでもサインで支払いすればいいや!』

そんな風に捉えている方もいるかもですが、暗証番号入力の回避はあくまでカード保有者への救済措置でしかないため、将来的には廃止される方針あり。

  • 現在:サインでも支払いが可能(暗証番号入力を拒否できる)
  • 将来:暗証番号を求められる機会が増える

実際、最近だとJR東日本やJR九州のみどりの窓口など、PINバイパスを利用させてくれない加盟店も増えてきているので、利用の際はお気をつけください。

暗証番号はきちんと把握しておこう:

店頭に設置されているクレジットカード決済機とQRコード読み取り機

ここまで解説させていただいたように、暗証番号を忘れてしまっていたとしてもクレジットカードを支払いに使うことはできます。

ただそれじゃクレジットカードの暗証番号は忘れたままにしておいてもいいのか…というとそんなわけはなく、やはりクレジットカード会社に連絡をしてカードの暗証番号を再設定するのが一番おすすめ。

早めにカード会社に電話をし、暗証番号の再設定をどうぞ。それが防犯にも役立ちますよ。

以上、暗証番号の入力は拒否してOK!暗証番号を忘れていても、サイン決済に切り替えてもらえば店頭でのクレジットカード払いは可能です…という話題でした。

参考リンク:

クレジットカードのサインに関する知識は下記記事も参考にどうぞ。

署名サインなども「漢字」であるべきと思っている方は多いですが、実際には平仮名でもカタカナでも問題ありません。

あと、この機会にクレジットカードの基礎知識を学びたい方は下記記事も参考に。年会費や付帯保険などの基本がわかるようになりますよ。

news.cardmics.com

PAGE TOP