私が成果報酬型の広告をこのサイト「クレジットカードの読みもの」に掲載しはじめたのは2014年7月のこと。そこから約3年ほどサイト運営をしてきた今だからこそ書けることを、今回は雑談がてら記事にしてみたいと思います。
広告掲載は悪いことなのか、それとも違うのか?そのあたりの私の考えをまとめてみますね(最近話題になった広告掲載の是非に関する記事は、下記を参照)*1。
広告掲載に対する批判について:
広告掲載が嫌われていることを自覚すべき:
最近わかったこと。
それは広告を掲載している側である私がいかに声を大きくして正当性を主張したとしても、読み手が広告掲載にポジティブな印象を持ってくれることはないということです。
例えば「記事内容に適した広告なら掲載してもいいじゃないか!」とか、「Yahoo! JAPANや新聞社だって広告を掲載しているだろ!」などなど、そう主張するのは簡単ですが、それを理解してくれるのは広告を掲載している側(企業やブロガーなど)だけ。
読み手にとっては、広告が無ければ無いほうが絶対にいいのです*2。
- 広告を掲載している側:広告掲載の正当性を主張しがち
- ブログ等の読み手:どんな理由があっても広告は無い方がいい
広告を掲載するなら質を高めるべき:
それじゃどうすれば広告掲載を読み手に納得してもらうことが出来るのかといえば、これはもう記事の質や情報量を強化するしかありません。
要するに「情報を提供してもらうことへの対価」としてなら、広告掲載も許容してもらえる可能性があると近頃では考えています。
- 質が低い記事への広告掲載:広告が邪魔、記事自体も邪魔
- 質が高い記事への広告掲載:記事は有益なので広告はそこまで邪魔にならない
例えば前述のYahooにしろ新聞社にしろ、最新ニュースという有益な情報を読者に提供しているからこそ、広告掲載に対して不満が出ない状況があります。
反面、最新ニュースを提供していても、マイ○ビニュースのように過剰に広告を掲載しすぎると読者の不満が高まることもあるので、情報量と広告のバランスが重要なのかなという気がしますね。
広告を貼るなら広告無しの記事よりも質強化を:
つまり広告を掲載するなら、記事の質もちゃんと高めなくちゃいけない…ということ。
仮に広告掲載のあるA記事と広告掲載のないB記事の質が同じなら、多くの方がB記事を賞賛するに決まっているため、記事Aが評価されるためには記事Bを越えるような「価値」が求められる…というわけです。
- 広告アリの記事Aと広告ナシの記事Bが同じ質:記事Bが賞賛される
- 広告アリの記事Aのほうが広告ナシの記事Bよりも内容が濃い:記事Aが賞賛されることも
わかりやすく図にするとこんな感じ。記事の質が同等であれば広告なしの記事Bのほうが評価されやすい状況がありますが、
記事Aの価値が記事Bを上回っている場合には、記事Aのほうが評価されることもあるということ。アフィリエイト広告をブログ等に掲載するなら、これを目指さない限りいつまでも「アフィカス」というわけです。
3年前の私は理解できていなかった:
ちなみにこんな感じで偉そうに書いていますが、3年前の私にはこのあたりがまったくわかりませんでした。
「アフィカス(広告収入狙いのカス野郎みたいな意味)」とか、「クソ記事を投稿するな!」という言葉を投げられる度に、なぜなんだろう…とやり場のないイライラを感じたもの。
実際、下記のような青い記事を書いていたくらいなので、まったく読み手側の心境を理解していなかったのでしょう。今思うと恥ずかしい限りです。
批判の声が小さくなってきた最近:
しかし、記事の質を強化する必要性を理解した最近では、そういった言葉を投げつけられることはなくなってきました。
もちろん完全にゼロになったわけではありませんし、独自の情報をまとめて記事を書いたとしても「アフィカス認定」を頂くことはまだまだありますが、それでもその総数は少なくなってきた感がある。
- 過去:広告掲載への批判が多かった
- 現在:広告掲載への批判が少なめに
だから引き続き価値ある記事を書き続けていくことで、いつの日か、「広告はあるけどそれが見えないサイト」にしていけると良いですね。そのためにも日々、クレジットカードや電子マネーの情報収集を頑張っていきたいと思います。
以上、なぜ広告があるだけでアフィカスと批判されやすいのか?Webサイトやブログへのアフィリエイト広告掲載について語ってみる…という話題でした。今後とも当サイト「クレジットカードの読みもの」をよろしくお願いいたします。
参考リンク:
私が書いたブログ論について興味がある方は、下記記事などを参考に。ブログの集客方法からマネタイズ等に至るまで、様々な運営術を紹介しています。