一般的にお金持ちが持つといわれているゴールドカードやプラチナカードよりも上のグレードを持つブラックカード。
セレブでもなければ持てないと言われているこのブラックカードは、やはりその崇高さゆえ、お店で利用すると店員の態度が変わかるのでしょうか?(クレジットカードランクについては下記記事にて)
そこで今回はそのあたりのブラックカードと接客対応についての話題を、雑談がてらに書いてみたいと思います。いつかはブラックカードと思っている方は是非、参考にしてみてくださいね。
ブラックカードを見せる効果について:
ブラックカードは普通のカードと同じ:
まず、結論から先にいってしまうと、これはすいません。変わるはずがありません。
いくらブラックカードだぞー!お金持ちだぞー!って感じでカードを見せたところで、店員は淡々と他のクレジットカード同様にカード決済処理を行うだけです。
この理由は単純な話で、そもそも『ブラックカード=最上級クラスのクレジットカード』だということを認識している店員(アルバイト)は皆無だということ。
なんとなく黒光りしてカッコいいカードだとは思ってもらえるかもしれませんが、要するにそれだけです。
店長からお達しがあるわけでもない:
また、店長や経営者がわざわざスタッフに向かって、「ブラックカードをお持ちのお客様が来たら、私に連絡するように!」なんて教育をすることもありません(苦笑)
どちらかというとむしろ、「ブラックカードをお持ちのお客様がきても、驚いたり変なことを聞かないように!」と教育をすることのほうが多いのではないかと思います。
- 想像:ブラックカードを出すと店員が驚く
- 現実:ブラックカードでも店員が態度を変えることはない
まぁそれが接客業たるものです。
凄いことを知っているのは欲しがる人だけ:
このように現状、ブラックカードが凄いことを知っているのは、ブラックカードを持っている人か、欲しいと思っている人くらい。
その他のクレジットカードに対してあまり興味のない人達にとってみれば、カードの色がシルバーだろうがゴールドだろうが、プラチナだろうがブラックだろうは関係なく、カード決済ができるカードであるかどうかが重要なのです。
店員に驚かれることはまずない:
実際、私もダイナースクラブのプレミアムカードやJCB THE CLASSなどのブラックカードを保有していますが、それらのカードを見せた途端に店員の態度が変わったことは無し。
- スーパーでブラックカード利用:淡々と処理される
- ユニクロでブラックカード利用:淡々と処理される
- コンビニでブラックカード利用:淡々と処理される
もうまるで年会費無料カードのごとく普通に決済端末に通され、なにもなかったように手元に戻されることが多数です。
ホテルや高級レストランではどうなんだ?
ではホテルや高級レストランでブラックカードを使った場合は、店員やホテルマンの態度は変わるのでしょうか?
こちらは逆に、ブラックカードやプラチナカードといったステータスカードを使うお客さんを見慣れてしまっているためか、反応されることはまずありません。
『これが噂のブラックカードってやつですか?』なんて会話をされることも、もうステータスカードが普通すぎてする気にもならないと思います。
- 一般的なお店:ブラックカードを知らない店員多い
- ホテルなど:ブラックカードが普通なので珍しくない
そのくらい、高級なお店ではブラックカードは普通です。
では女性に与える印象はどうなのか?
最後に女性に与える印象はどうなのか…というと、これも同じ。
そもそもブラックカードの存在を知ってるような女性は、よほどビジネスの世界で成功している経営者の方か、クラブやキャバクラなどの風俗業に勤務している方くらい。
前者であればある程度は意味があるかもしれませんが、後者の「おねぇちゃん」にお金の匂いをアピールしたところで、逆効果こそ期待できれど、あまり意味があることとは思えません(^_^;)。
- 女性経営者の場合:多少は効果があるかも
- キャバクラ嬢の場合:効果はあっても逆効果?
- その他の一般女性:そもそも知らないし、気付かない
一応、お世辞を含めて『○○さん凄い!○○カードを持ってるなんて!』って驚いてもらえる可能性大ですが、そのまま調子に乗せられるとアレ買って!これ買って!…とお金をむしり取られるだけですよ。
LUXURY CARDは驚かれることが多い:
ダイナースクラブ プレミアムカードやJCB THE CLASS、SBIワールドマスターカード等のブラックカードを人前で使っても驚かれることはありませんが、金属でできたクレジットカードであるLUXURY CARDの場合にはそれなりの頻度で驚かれること有り。
こちらは金属で出来ているというインパクトに加え、日本で流通している数そのものが少ないのでインパクトが高いのでしょう。
ただ『はじめてこんなクレジットカードを見ました!』と言われるだけで、それ以上でもそれ以下でもありません(苦笑)
ブラックカードを見栄で持つのはお薦めしない:
ここまで読んでもらえばわかった通り、結論としてはブラックカードを見栄で持つことはおすすめしません。仮にブラックカードを無理して入手したところで、手に入れることができるのは自己満足くらいです。
それでもブラックカードを持ちたいのであれば、コンシェルジュサービスやエアラインサービスなどの機能重視で持てばOK。
私も愛用しているように、ブラックカードにはその価値は十分にありますよ(日本国内で発行されているブラックカード一覧は下記記事参照)。
以上、ブラックカードを支払いで使うと、店員やホテルマンの態度は変わるのか?周りに自慢するためにブラックカードを持つことについて…という話題でした。
参考リンク:
残念ながらブラックカードは持ちたいと思ってもすぐに持てるクレジットカードではありません。
多くのブラックカードではゴールドカードやプラチナカード保有からはじめて、利用履歴を積み重ねることでやっとこさ持てるカード(プラチナカード保有者の中から、ブラックカード保有者は選ばれる)。
それゆえ、ブラックカードを持っているとステータスになるのですね。