ハイステータスなクレジットカードブランドとして人気のあるアメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカード。
どちらも日本においては絶大なステータス性を誇るクレジットカードですが、どちらか1つだけ入手するのであればやはり、審査に通りやすい(入手しやすい)ほうを選びたい…と思うが本音というものですよね。
特に自分の年収や職業に自信がない方であれば尚更だと思います。
そこで今回はダイナースクラブカードとアメリカン・エキスプレス・カードのどちらが作りやすいかを徹底解説。審査に不安がある方は是非、参考にしてみてくださいね。
アメックスとダイナースクラブの審査について:
アメックスとダイナースクラブ、どちらが作りやすい?
まず、2019年現在、アメックスとダイナースクラブ、どちらのクレジットカードが作りやすいのか…というと、実はアメリカン・エキスプレス・カードのほうが圧倒的に作りやすいと言ってしまって問題ありません。
審査がカンタンな順に並べるとすると、こんな感じ。
しかも、こう並べてみると2と3の差は大きくないように思われるかもしれませんが、前述のようにアメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカードの間には大きな差が存在。
とにかく簡単にハイステータスなクレジットカードを作りたいのであれば、今やアメックス一択だと言えます。
どのくらいの属性があれば作れるのか?
では、どのくらいの年収や職種であればアメックスやアメックスゴールドが作れるのか?というと、ざっくり20代で300万円も年収があれば問題なく作成可能。
つまり正社員として働いている方はもちろん、個人商店経営やフリーランスでも審査に通りますし、場合によっては契約社員や派遣社員という立場な方であってもアメリカン・エキスプレス・カードの審査に通る可能性は充分あり。
- 20代の正社員の方:作成OK
- 30代の個人事業主の方:作成OK
- 30代の派遣社員の方:審査に通る可能性あり
現在ではそのくらい審査難易度が下がってきているので、審査に不安を感じる方はアメリカン・エキスプレス・カードを選ぶようにしてもらえればなと思います(詳しい審査難易度は下記記事を参照)。
ダイナースクラブの入会審査も低下傾向:
それではダイナースクラブカードはどうなのか…というと、こちらもバブル当時にあったような審査難易度ではもうありません。
年齢にして27才以上、年収でだいだい500万円以上もあれば作れるイメージかなーという感じなので、医者や弁護士といったハイステータスな職業でなくてもダイナースクラブカードを保有出来る時代になりました*1。
更に昔のように持ち家がないと審査対象にならないとか、そういった基準ももはや無し。中堅クラス以上の正社員や公務員なら、ダイナースクラブの作成は難しくありません。
個人事業主でもブラックカードがモテる:
論より証拠、私はしがない個人事業主ですが、ダイナースクラブカードの上位カードであるダイナースクラブ プレミアムカードを保有できているくらい。
ちょっと前なら門前払いされてしまっていたことを考えると、だいぶ緩和されてきているんだぁ…という気がします(プレミアムカードの入手方法については下記記事も参照)。
アメックスグリーンとアメックスゴールドには差がない:
絶対に正しいという情報ではありませんが、審査状況を見る限りだとアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードよりも年会費の安いアメリカン・エキスプレス・カードのほうが審査が厳しい傾向がある場合もあるようです。
そのためアメックスゴールドとアメックスグリーンについてはほぼ、審査難易度に差がないと考えてOK。
年会費負担やサービス内容だけで、どちらのクレジットカードを作るか考えてもらって大丈夫ですよ。
サービス内容には大きな差:
尚、いくらアメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカードの審査基準には差が生じてきているとはいえ、そのサービス内容には2社とも大きな違いがあります。
まぁ「ただ単純にステータスカードが欲しい」というだけならアメックス申込でもOKですが、そうではなくちゃんと仕事でも私生活でも活躍するステータスカードが欲しいというのであれば、2社のサービス内容をしっかり比較したうえで申込するのがおすすめ。
似ているようで中身はまったく異なるカードなので、比べてみるとクレジットカードの勉強にもなりますよ。是非、この機会に各公式サイトにてその詳細をチェックしてもらえればなと思います。
以上、アメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカードはどちらが入手しやすい?必要年収や年齢など、入会審査の難しさを比較してみた…という話題でした。
参考リンク:
ハイステータスなクレジットカードを作りたい…という方は下記記事も参考に。
最近ではダイナースクラブやアメックスに並ぶカードブランドとして、LUXURY CARD(ラグジュアリーカード)というものも出てきていますよ。
*1:2015年から2016年の頭くらいまでにかけて、ダイナースクラブカードの公式サイトには「クイック診断」というコーナーが存在。そこでは年収500万円以上と入力しないと、ダイナースクラブカードの審査には通らないんじゃないか?という結果が表示されていたので、このあたりの年収にひとつの目安があるのは間違いなさそうな感じです。