ステータス性が高いクレジットカードブランドとして人気のあるアメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカード。
どちらも日本において高い人気のあるクレジットカードですが、どちらか1つだけ入手するのであればやはり、審査に通りやすい(入手しやすい)ほうを選びたい…と思うが本音ですよね。
そこで今回はダイナースクラブカードとアメリカン・エキスプレス・カード、どちらが作りやすいかをわかりやすく解説。
ハイステータスなクレジットカードが欲しいけど審査に不安がある方は是非、参考にしてみてくださいね。
アメックスとダイナースクラブの審査について:
アメックスとダイナースクラブ、どちらが作りやすい?
まず、2023年現在、アメックスとダイナースクラブ、どちらのクレジットカードが作りやすいのか…というと、実はアメリカン・エキスプレス・カードのほうが圧倒的に作りやすいです。
審査がカンタンな順に並べるとすると、こんな感じ。
しかも、こう並べてみると2と3の差は大きくないように思われるかもしれませんが、アメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカードの間には大きな差が存在。
とにかく審査の心配をせずにハイステータスなクレジットカードを作りたいのであれば、今やアメックス一択だと言えます。
年収別や職業別に比較する必要すらありません。
どのくらいの属性があれば作れるのか?
では、どのくらいの年収や職種であればアメックスやアメックスゴールドが作れるのか?というと、ざっくり20代で300万円も年収があれば問題なく作成可能。
正社員として働いている方だけでなく、個人商店経営やフリーランスでも審査に通りますし、場合によっては契約社員や派遣社員であってもアメリカン・エキスプレス・カードの審査に通る可能性が充分にあります。
- 20代の正社員の方:作成OK
- 30代の個人事業主の方:作成OK
- 30代の派遣社員の方:審査に通る可能性あり
要はそのくらい審査難易度が下がってきてるってこと。
それゆえ、審査に不安を感じる方はアメリカン・エキスプレス・カード一択となります(詳しい審査難易度は下記記事を参照)。
ダイナースクラブの入会審査も低下傾向:
それではダイナースクラブカードの審査難易度はどうなのか…というと、こちらもバブル当時にあったような審査難易度ではもうありません。
年齢にして27才以上、年収でだいだい500万円以上もあれば作れるイメージかな…という感じなので、高年収でなくてもダイナースクラブカードの保有ができる時代になりました*1。
更に昔のように持ち家がないと審査対象にならないとか、医者や弁護士じゃないと作れないなどの「前提条件」も撤廃済み。
中堅クラス以上の正社員や公務員なら、ダイナースクラブの作成は難しくありません。
個人事業主でもブラックカードがモテる:
論より証拠。
私はしがない個人事業主ですが、ダイナースクラブカードの上位カードであるダイナースクラブ プレミアムカードを保有できていたくらい。
- 昔なら:
個人事業主がダイナースクラブカードを持つのはムリだった(申込しても審査に落とされてしまう) - 現在は:
個人事業主なのにダイナースクラブのブラックカードを保有中(個人事業主でも審査対象となる)
ちょっと前なら門前払いされてしまっていたことを考えると、だいぶ緩和されてきているんだぁ…という気がします(プレミアムカードの入手方法は下記記事参照)。
アメックスグリーンとアメックスゴールドには差がない:
不確かな情報ではありますが、インターネット上で収集可能な審査状況を見る限りだとアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードよりも年会費の安いアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードのほうがむしろ審査が厳しい傾向がありそうな感じ。
そのため、審査に不安がある方もあえてアメックスグリーンを選択せず、好きなアメックスを選んでしまってOK。
- 間違い:
アメックスグリーンのほうが審査難易度が低い - 正解:
アメックスグリーンとアメックスゴールドの審査基準は同等
審査基準に大きな違いはないので、年会費負担やサービス内容でどちらを選ぶかを考えてもらえればと思います。
サービス内容には大きな差:
尚、いくらアメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカードの審査基準には差が生じてきているとはいえ、サービス内容は2社とも大きな違いがあります。
まぁ、単純にステータスカードが欲しいだけならアメックス申込でOKですが、そうではなくちゃんと仕事や私生活で役立つステータスカードが欲しいというのであれば、2社のサービス内容をしっかり比較したうえで申し込みください。
なにせアメックスとダイナースクラブは似ているようで中身はまったく異なるカード。比べてみるとクレジットカードの勉強にもなりますよ(詳しくは下記公式サイトにて)。
以上、アメリカン・エキスプレス・カードとダイナースクラブカードはどちらが入手しやすい?必要年収や年齢など、入会審査の難しさを比較してみた…という話題でした。
参考リンク:
ハイステータスなクレジットカードを作りたい…という方は下記記事も参考に。
最近ではダイナースクラブやアメックスに並ぶカードブランドとして、LUXURY CARD(ラグジュアリーカード)も対抗してきていますよ。
*1:2015年から2016年の頭くらいまでにかけて、ダイナースクラブカードの公式サイトには「クイック診断」というコーナーが存在。そこでは年収500万円以上と入力しないとダイナースクラブカードの審査には通らないんじゃないか?という結果が表示されていたので、年収500万円あるかどうかがひとつの目安となります。