新型コロナウィルスの感染拡大によって、釣り銭のやりとりに抵抗を感じる方がどのくらい増えたかを調べたアンケート結果です(当該ツイート)。
実施は2020年4月。2019年より前と比べて、どう心境に変化があったかどうかを調べています。
質問です。
みなさんは他人が触った紙幣や硬貨を触ることに対して、新型コロナが蔓延した前と後で変化がありましたか?
教えてください。
結果が気になる方はご覧ください。協力してくれた1,010名の方に感謝です。
現金を触ることへの抵抗感について:
抵抗を感じる人が急増:
現金に対する抵抗感を調べた結果は下記の通り。
- 前から抵抗があった:33.8%
- 最近、抵抗を感じるようになった:21.7%
- 言われれば少し抵抗を感じる:19.8%
- 昔も今も抵抗を感じない:24.7%
この中でやはり注目なのは「最近、抵抗を感じるようになった」と回答をした21.7%の方。
これらの方はいわば、新型コロナウィルスの感染拡大によって現金のやりとりに抵抗を感じ始めた人になるので、確かに日本人の衛生観念は大きく変わったように思います。
半数以上が抵抗を感じている:
加えてもうひとつ注目したいのは、「前から抵抗があった」と回答した方と、「最近、抵抗を感じるようになった」と回答をした方をあわせると合計で55.5%にもなる点。
要は日本人の半数以上が現金を触りたくない…と考えていることになるので、各地で釣り銭の受け渡しが店頭トラブルになってしまう理由もわかるような気がします(こちらのツイートのように手渡しではなくトレーでお釣りを渡してもトラブルになる)。
職場では、コロナ対策のためにトレーにお釣りを置いているけれど、それが気に入らなかったらしく、トレーを投げつけられた。悔しい怖くて泣いた。手が出るってやばいだろ。
そういうことする人は北海道にもいるんだと思った。
感染リスクもあるのに踏んだり蹴ったりすぎて正直割りに合わなすぎる。
潜在的に嫌な方も含めると3/4:
さらに「言われれば少し抵抗を感じる」と回答をした方は、潜在的に現金を汚いと感じ始めている方。
そのため、こちらの回答者を加えてしまうと実に3/4の方が現金に抵抗を感じていることになります。
- かなり嫌だと感じる比率:全体の55.5%
- わずかでも嫌だと思う比率:全体の75.3%
反面、お金のやりとりにまったく抵抗を感じないと断言できる方は全体の24.7%のみ。メディアの影響もあり少数派となっています。
最終更新日:2024年5月7日