横浜銀行を装うフィッシングメールが増加傾向にある最近。
注意喚起のため、いくつかその事例を紹介させていただきます。フィッシング詐欺全般の知識をつけたい方はこちらの記事も参考にどうぞ。
横浜銀行をよそおう不審なメール事例：
取引目的等の確認を装うメール：
まずは横浜銀行の取引目的等の確認を装うメールです。
横浜ダイレクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。
当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 6 条2 項 3 に基づくご依頼となります。
お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。
犯罪収益移転防止法にもとづき…と、公式っぽい内容が書かれたメールですが、リンク先は横浜銀行のものとは異なるのでご注意ください。
横浜銀行口座の入金制限を装うメール：
横浜銀行口座の取引規制を伝えるフィッシングメールも存在。
こちらは「【横浜銀行】入金制限のお知らせ」と題するメールが届くために焦ってしまいがちですが、メール内に記載されているURLは公式アドレスと異なります。
横浜銀行からのお知らせ
お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。規制内容は下記をご確認ください。
取引規制日時：2023/05/05
取引規制内容
- 出金規制
- 入金規制
規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください。
あわせてご注意いただければなと思います。
他の国からログインがあったことを装うメール：
他の国からあなたのアカウントにログインがあったことを装う詐欺メールです。
いつも横浜銀行をご利用いただきありがとうございます。
別の国からの誰かによるあなたのアカウントへのログインの試みが検出されたため、あなたのアカウントはセキュリティ ポリシーによってブロックされました。
- ログイン日時: 2023/05/08
- IPアドレス: 79.93.47.179 Mozilla/5.0 (Linux; Android 11; 2201117TL) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/109.0.0.0 Mobile Safari/537.36
アカウントへの金銭的損失を防ぐため、下記URLから専用サイトにアクセスいただきご本人確認してください
もちろん実際にアカウントへ不正ログインがあったわけではなく、メール受信者を慌てさせることがその目的。
飛び先URLが横浜銀行のものと異なるので、落ち着いて対処をどうぞ。
横浜銀行マイダイレクト利用停止通知を装うメール：
横浜銀行が提供している「はまぎんマイダイレクト」の利用停止を装う不審なメールです。
いつも横浜銀行をご利用くださいまして、ありがとうございます。
インターネットバンキングのご利用を停止しました。
ご不明な点は〈はまぎん〉インターネットバンキングヘルプデスクに下記URLよりログインいただき、インターネットバンキングロック解除手続してください。
※本アドレスは送信専用です。返信されても回答できませんのでご注意ください。
こちらも飛び先URLが横浜銀行公式アドレスとは異なるため、絶対に応じないようお気をつけください。
横浜銀行の一時的利用制限を知らせるメール：
件名「【緊急情報】横浜银行一時的利用制限のお知らせ」で届くメールです。
いつも横浜銀行をご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客さまの当ウェブサイトのご利用につきまして、パスワードの誤入力が続いたため、9月6日（金）午前2時38分より横浜銀行ウェブサイトおよびスマートフォンアプリのご利用を一時的に制限させていただきます。
お客様にはご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
本人確認が完了次第、制限を解除いたします。以下のボタンより本人確認を行ってください。
本人確認を行う
ご本人様確認のため、口座から１円を差し引かせていただく場合がございます。
※本人確認が完了すると、通常通りログイン後のお手続きが可能になります。
※24時間以内に本人確認が取れない場合、アカウントの取引を制限させていただきます。
こちらは件名の銀行という文字が中国語の書体になっている時点で詐欺確定。
「本人確認を行う」に割り当てられているURLも公式のものと異なるのでご注意いただければと思います。
横浜銀行側も注意喚起を掲示中：
尚、どうやら大量のフィッシングメールが送信されているようで、横浜銀行の公式サイト上でも注意喚起を促している状況あり。
横浜銀行を騙るフィッシングサイト、不審メールにご注意ください
いつも横浜銀行をご利用くださり誠にありがとうございます。
ただいま、横浜銀行を騙り、「お取引目的等の確認のお願い」など、フィッシングサイトに誘導し、個人情報を入力させようとする不審メールが確認されています。
横浜銀行から配信するメールアドレスは以下のドメインのみですので、以下のドメインに該当しない場合はメールを開封せずに削除してください（中略）。
- @boy.co.jp
- @hamagin.co.jp
- @boy.mfund.jp
くれぐれも騙されぬよう、お願いします。
参考リンク：
情報漏洩に関連する情報や知識がわかるリンク一覧です。
最終更新日：2024年1月13日
