クレジットカードの読みもの

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民進党の山尾議員が使ったのはこのプリカ?ガソリン代の支払いだけでなく、ネット通販でも使える出光のプリペイドカード「ネットdeプリカ」。

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民進党の山尾志桜里議員が、地球5周分以上のガソリン代を政治資金収支報告書に計上したことがニュースになっていますね。

民進党の山尾志桜里政調会長(41)(衆院愛知7区)は6日、記者会見し、代表を務める「民主党愛知県第7区総支部」の2012年分の政治資金収支報告書のうち、ガソリン代として計上された約228万円の大半が政治活動に使われていなかった可能性があると明らかにした。

元公設秘書がガソリン代を不正に請求した疑いがあるといい、山尾氏は「監督が不十分だったと反省している」と謝罪した。

山尾氏が支部長を務める「民主党愛知県第7区総支部」の12年の政治資金収支報告書を見ると、約230万円分にもおよぶ多額のガソリン代が計上されていた。そして、このうち105回、210万円分が「ガソリンプリカ入金」として処理されていたのだ。

これ、本人だろうが秘書だろうが、国民の税金を不正に政治資金として盗み取る行為は言うまでもなく問題であり犯罪。決して許される行為ではありません。

そのため、引き続き新聞やテレビには事の真相を追求していってほしいな…と思いますが、クレジットカードマニアである私がそれよりも気になってしまうのは『いったいどこのガソリンスタンドのプリカなんだろうか?』という点。

ついついこっちのほうが気になってしまうのは、私の悪い癖ですね(苦笑)。早速、どんなプリカを山尾議員の秘書が購入していたのか、考えてみたいと思います。

換金性の高いプリカじゃないと不正の意味がない:

まず、不正にプリカを購入していたのが事実だとするなら、その目的は間違いなく換金にあります。『なぜ換金なんだ?』と思われるかもしれませんが、今回のニュースの話題にもある通り、228万ものガソリン代は地球5周分以上の金額にあたるため、自分で利用するには限界があるためです。

  • 自分で使うだけでは228万円ものプリカを利用しきれない

ではどうやって換金するのか?

素人でも簡単に思いつくのは金券ショップへの売却…ですが、実はこれ、どこの金券ショップを調べてみてもガソリンスタンドのプリカ(プリペイドカード)については買取価格が表示されていません。

これは予測するに、プリカは楽天EdyやSuicaと同じく現在の残高がわからないプリペイドカードである以上、買い取る側である金券ショップも『買い取りたくても買い取りできない』状況があるのだと思われます。

  • QUOカードや図書カード:残高がわかるので買取可能
  • プリカやSuica:残高不明のため買取不可能

要するに金券ショップはガソリンスタンドのプリカを買い取りしてくれない…ということです。

自分でプリカを換金するしかない:

…となると、残すは自分でプリカを換金する方法なわけですが、これをするのに適したプリカがひとつだけあります。それが出光が発行している出光キャッシュプリカです。

実はこの出光キャッシュプリカ、「ネットdeプリカ」というMasterCard(マスターカード)と提携したサービスを展開中。このサービスを使うとガソリンスタンドのプリカをAmazonや楽天市場といったネット通販で利用することが出来るようになるため、プリカをガソリン代以外で使うことができるようになります。

「ネットdeプリカ」サービスは、出光SS(サービスステーション)でご利用可能な「出光キャッシュプリカ」を用いて、プリカの残高の範囲内でネットショッピングをお楽しみいただける新たなサービスです。1会員様で最大3枚までの「キャッシュプリカ」のご登録が可能で、ネットショッピングはもちろん、出光SSでのプリカ会員価格での給油等がご利用できます。

またMasterCard®とのコラボレーションにより実現した、1回のショッピングだけで使い切る「ワンタイムID」のご利用により、クレジットカードをお持ちでなくても、ネットショッピングが「安心」して楽しめる新たな決済サービスです。

Amazonで使える証拠はこちら:

実際に出光キャッシュプリカをAmazonで使った…という記事は下記を参考に。

当サイトではなくガジェット通信の記事ですが、出光キャッシュプリカをネットdeプリカに登録し、その後、Amazonで使うまでの流れが詳しく解説されています。

選択したカードで決済が完了。『アマゾン』ではクレジットカード決済と同様の流れで購入することができました。一部の加盟店では利用できない場合もあるので、カード番号を入力してエラーが出たら加盟店に『with MasterCard』が使えるかどうか確認してみるとよいでしょう。 

山尾議員の秘書も同じ方法で換金?

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もしかすると山尾議員の秘書は出光のガソリンスタンドでプリカを購入し、楽天やAmazonで好きなものを買っていた…という可能性は十分にありそうな感じ。

なにせこの方法を利用すれば政治資金収支報告書上では「ガソリン代」でも、趣味の物や換金性の高いものを購入することはいくらでも出来るので、結果的に228万円もの違和感アリアリなガソリン代になってしまったのではないかと思われます。

  • 表向き上:ガソリンスタンドのプリカ代
  • 実際には:楽天やAmazonで好きなものを購入

極端にやりすぎる理由がわからない:

まぁ今回の問題はそこまで大金にならなければ発覚しなかった問題でもあるので、他の政治家の方も似たようなことをやっている可能性は十分にありますが、兵庫県の野々村元議員しかり、バレバレなことをしてバレないと思う心境ってどんなもんなんですかね(苦笑)。そんな方に日本の政治を任せている、今の状況がむしろ心配になってしまう私です。

以上、民進党の山尾議員が使ったのはこのプリカ?ガソリン代の支払いだけでなく、ネット通販でも使える出光のプリペイドカード「ネットdeプリカ」…という話題でした。

追記:レシートを拾ったとか言ってますけど

追記です。

今日になって山尾議員は「秘書がレシートを拾った」…なんて言ってますが、年間105回、そのどれもがちょうど2万円分のプリペイドカードの購入履歴というのはあまりにも怪しいですよね(苦笑)

山尾氏は、代表を務める政治団体の政治資金収支報告書に、年間230万円のガソリン代が計上されていたことについて、「プリペイドカードを大量に購入した事実はない」と強調した。

そして、元公設秘書が事務所に在籍していた期間に、ガソリン代の支出が多く、捨てられていたレシートを利用して、架空に計上していた可能性が高いと指摘した。

仮に本当に秘書がプリペイドカードのレシートを拾ったなら、3,000円分や1万円分といった違う単位のレシートも含まれているはずですからね。誰がどう見てもこの金額で揃っているのはおかしすぎです。

また、秘書がやめたとされる2014年以降も2万円のプリペイドカード購入が続けられている点もおかしい状況。2016年も引き続き、購入履歴がある状態ですね(こちらを参照)。

参考リンク:

ちょっと古い記事ですが、クレジットカード払いが出来る金券ショップでは額面以上の価格でギフトカードや金券が売買されています。こういう問題をひとつひとつ解決していかないと、今回のようなプリペイドカードの「悪用」はなくならないのだろうなーとも思いますね。

cards.hateblo.jp

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