クレジットカードの読みもの

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お金の貸し借りにアプリを使う文化が、日本にもやってくるのだろうか?アメリカでVenmo(ベンモ)が話題になっていることについて。

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アメリカで今、話題の送金アプリ「Venmoベンモ」。

ざっくり説明するとVenmoとはお金の送金がカンタンに出来るアプリのことで、例えば飲み会の費用を送金したり、サークル活動で発生した立替費用の精算が出来たりと、個人間のお金のやりとりが容易になるのがその魅力。

実際、こちらの記事によると、アメリカでは「Venmo me!(ベンモでお金は返してね)」なんて言葉が使われて始めてるくらい、このアプリが浸透しはじめてるようです。

大学キャンパスにて、お財布を自宅に忘れた友人にサンドイッチ代6ドルを貸しました。「今度会ったとき、必ず返すね!」という友人に「Just Venmo me!(Venmoで返してくれたらいいよ)」と答える、などという風景がアメリカでは当たり前になっているようです。

Venmoは個人間のカード決済:

気になるVenmoの仕組みはシンプルそのもの。相手のVenmoアカウントに対して、クレジットカードやデビットカード払い、そして銀行送金などでお金を払うことが出来るというだけです。

ではなぜVenmoがここまで普及しはじめてきているのかというと、それは銀行送金やデビットカードの手数料を0円に設定しているため。アメリカではデビットカードはクレジットカードよりも普及しているので、気軽に相手に対してお金を返すことができるVenmoは魅力的なのでしょう。

  • Venmoで銀行送金:0円
  • Venmoでデビットカード払い:0円
  • Venmoでクレジットカード払い:0円

お金の集金も楽ちん:

また、Venmoを使えば「誰が払って誰が払っていないのか?」といったことがわかりやすいため、サークル活動の費用や飲み会の割り勘費用回収も楽ちん。

みなさんもたぶん経験ありますよね。大人数の飲み会で「あれ、1人分のお金が足りないんだけど、誰が払っていないかわからない」ということが…。こういう時にVenmoなら一目瞭然で未払いな人間を見つけ出すことが出来るので、初対面の方との飲み会にも便利そうです(下記引用部分はこちらから)。

  • 従来の集金方法:誰が払ってないかわかりにくい
  • Venmoで集金:誰が払っていないか一目瞭然

特に学生の間ではパーティや仲間同士でレストランに行く機会も多いと思われるが、最後の会計の場面では「割り勘」ということになる。

ただ、割り勘のタイミングで現金の持ち合わせがなかったり、あるいは人数で割って1ドル以下の単位にまで支払い金額が細かくなると困る場面も少なくない。Venmoには割り勘機能が搭載されており、発生した支払い金額をその場にいるメンバーで分担して支払うことが簡単に行なえる。

日本でも送金アプリは普及するのか?:

iPhone Money

こんな感じで便利なVenmo(ベンモ)。しかし日本では未だにこういった送金アプリというのは話題になっておらず、開発&リリースをしている企業はあっても、その利用者はかなり少ない状況にあるように思います*1

この理由は予測するに2つ。

ひとつ目は言うまでもなく、日本にはクレジットカード文化がまだまだ根付いていないために、アプリで送金なんて…という考えがあるのかもしれません。

クレジットカード払いだと手数料がかかる:

ふたつ目はデビットカードが普及していない点。

日本ではデビットカードよりもクレジットカード払いのほうが普及している状況にあるので、決済手数料の高いクレジットカードを使ってまで誰かにお金を送金することに抵抗があると思われます。

  • デビットカード決済:手数料がやすい
  • クレジットカード決済:手数料が高い

ここが解消されない限りにはVenmoのようなビジネスモデルが出来たとしても、手数料ばかり発生してしまうため銀行振込となんら変わりなし。

唯一のメリットは相手側の銀行口座番号を知らなくても振込できる…ということくらいでしょうか。これでは魅力として不十分です。

普及は現状だと難しい:

そのため、日本で送金アプリを普及させるためには、なんらかの魅力が必要不可欠。

例えばVenmoのようにソーシャル機能を付けてみるとか、FacebookやTwitterが送金アプリ機能を付けるとか、そういった「普及に必要ななにか」が付かない限りは、なかなかダウンロードに繋がっていかないのかもしれませんね。

個人的にはもう小銭や紙幣などの現金は極力使いたくない人間なので、こういった金銭授受のための手段が発展していってもらえると嬉しいのですが、現状、日本で爆発的に送金アプリが普及するのは望み薄なので、少しずつクレジットカードや電子マネーを紹介することで、日本のキャッシュレス化に貢献していこうかなと思います。

以上、お金の貸し借りにアプリを使う文化が、日本にもやってくるのだろうか?アメリカでVenmo(ベンモ)が話題になっていることについて…という話題でした。

参考リンク:

Venmoをはじめ、世界的に今、フィンテック分野の発展が目覚ましい感じ。投資先としても非常に熱いジャンルなので、興味がある方は下記記事も参考にしてもらえればなと思います。

cards.hateblo.jp

*1:LINE Payとかもありますけど、身の回りで使っている人を見たことないですし、送金+着金したこともない状況…。少なくとも普及しているとは言いがたいですね

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