クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

大崎駅にあるソニーシティ大崎ビルは、周辺温度を2度も下げている!打ち水効果で外部の空気を冷却し、ヒートアイランド対策に。

f:id:cardmics:20140817141512j:plain

JR山手線の大崎駅にそびえ立つソニーシティ大崎(上記画像)。

2013年2月にソニーが資産売却の一環として売りに出されてしまった後は、名称がNBF大崎ビルに変更されてしまいましたが、未だにソニーの主要各社が入居しているビルであるために『ソニービル』として認知度が高いビルです。

このビルは周辺温度を2~3度下げている:

このソニーシティ大崎、実はヒートアイランド対策として面白い装置が組み込まれているビルになっています。オルタナの記事から引用させてもらいますね。

このビルには、環境負荷低減のために、さまざまな最先端技術が用いられている。「バイオスキン」と呼ばれる世界初のシステムもそのひとつ。一見、ベランダの手すりのようにも見えるビル東側壁面に張り巡らされた70×110ミリの陶製の筒(ルーバー)の中には、絶えず水が流れている。

屋上から地下タンクに送られた雨水をポンプで押し上げ、壁面を覆うルーバー内で循環させる。水がルーバーから染み出たときに周囲の熱を奪う「気化熱」を利用することで温度を下げる仕組みだ。

「水を通すことでルーバーの表面温度を10度下げることができ、それに伴い周辺温度を約2度下げることが可能」(ソニー)。外部を涼しくすると同時にビル内部の空調負荷も減らし、年間でCO2の排出量を3%削減するという。

下記写真でみるところの、横に走ってるパイプの中に、雨水が通されている模様。この気化熱を使って周辺温度を2~3度下げている…というわけですね。

f:id:cardmics:20140817141918j:plain

品川経済新聞からも引用:

ちょっとむずかしい内容なので、品川経済新聞からも記事を引用。バイオスキンの解説がわかりやすいと思います。

ビルの壁面には、「すだれ」状の環境配慮型外装システム「バイオスキン」を採用。水が気化する際に周囲の熱を奪う性質を利用し、外部の空気を冷却する。気化冷却(打ち水効果)により、ビル内部の空調負荷を軽減。ヒートアイランド現象の抑制に効果を発揮するという。日建設計(千代田区)、TOTO(福岡県)、アベルコ(足立区)が共同開発し、同ビルが世界初の採用事例となる。

仕組みは壁面のルーバーの中に水(雨水があれば雨水)を通し、流れる水がルーバー表面から蒸発する際の気化熱によって周辺空気を冷やす。水が流れているルーバーの表面は、通していないものよりマイナス10度となり、周辺環境の温度も2~3度低下することがシミュレーション結果として出ている。

大崎駅周辺のヒートアイランド対策に:

http://www.flickr.com/photos/61547069@N00/2401998416

photo by Jami3.org

こうしてソニーシティ大崎は、大崎駅周辺ににょきにょきと生えている高層ビルによるヒートアイランド現象を防いでくれているビル。

そしてソニービルのお陰で周辺温度が下がるということは、近隣ビル内のエアコン温度も下がる効果が見込めるため、総合的に考えると大きなCO2削減効果につながっていることでしょう。

以上、大崎駅にあるソニーシティ大崎ビルは、周辺温度を2度も下げている!打ち水効果で外部の空気を冷却し、ヒートアイランド対策に…という話題でした。大崎駅周辺に行った時には是非、冷却パイプで埋められたソニービルを探してみてくださいね。

文末リンク:

ソニーの方に感謝の意を込めて、ソニー各社のリンクを貼っておきます。たまには日本を代表する家電メーカーであるSONYの公式サイトをどうぞ。

PAGE TOP