クレジットカードの読みもの

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クレジットカードの不正利用検知にAI(人工知能)を使ったら、検知精度が5%から95%に急上昇!まさに人工知能、恐るべしです。

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三井住友フィナンシャルグループがAI(人工知能)を利用してクレジットカードの不正利用を見つけ出す、そんな取り組みがはじめるという話を、先日、記事にさせていただいた私。

どうやら早くもその検証結果が出てきたみたいなので、今回は日経BigDataの記事を引用する形でAIがどこまで不正検知できたのかどうかを紹介させてもらおうと思います(引用はこちらから)。

検知精度が5%から95%に:

気になるその成果は…というと、なんとクレジットカード不正利用の検知精度が5%から95%にアップしたとのこと。劇的すぎるほどの精度向上ですよね、これ。

三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)は、ディープラーニング(深層学習)を使ってクレジットカードの不正検知の精度を上げる検証を行った。不正利用の疑いがあると判定した取引のうち、本当に不正な取引だった比率を従来の5%程度から90%程度へと大幅に引き上げることに成功した。

とはいえ、クレジットカードの不正を発見した件数自体が増えたわけではなく、あくまで向上したのはその精度のほう。

従来は100件ほど「不正の疑いがある」という利用を見つけた場合、そのうちの95%がまったく問題のない健全な利用だったものが、AI(人工知能)を利用した場合には「不正の疑いがある」という利用の95%が不正利用だったようなので、『検知精度』のみが劇的に向上したようなんです(どちらも不正を発見した件数にはほぼ違いがない模様)。

  • 従来:不正の疑いのある利用のうち、5%しか不正利用はなかった
  • AI利用:AIが見つけた不正の疑いがある利用のうち、95%が不正利用だった

確認作業を減らすことができる:

では、人口知能をクレジットカードの不正利用検知に使うのは無意味なのかというとそんなことありませんよね。なぜなら従来の不正検知システムでは95%分の無駄な確認作業が必要になっていたため。

クレジットカードの不正利用確認というのは1件1件、クレジットカード保有者に対して「先程、○○にて○○万円の利用をしましたか?」という確認を電話でする必要性があるので、それが不要になるだけでもカード会社にとっては大きな負担減なんです。

  • 従来:電話確認のうち95%が無駄だった
  • AI利用:電話確認のうち5%のみが無駄だった

不正検知の精度が上がれば問い合わせの作業が減り、その結果カード会員や店舗への負担も軽減することができる。

結果、それがクレジットカードサービスそのものの向上に繋がったり、年会費が安くなる可能性なんかも。更にはクレジットカード加盟店(カードが使えるお店のこと)の加盟店手数料も引き下げられる可能性すら出てくるわけですから、AI導入にはもはやメリットしかありません。

ますます安心&安全になるクレジットカード:

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最後に。

あまりご存知のない方のために書いておくと、クレジットカードは仮に不正利用をされたとしても、盗難保険という保険がその損失を負担してくれる仕組みになっています(詳しくは下記記事にて)。

そのため、100万円使われようが1億円使われようが、カード保有者に負担義務はまったくなし。加えて今回紹介した人工知能による不正検知も強化されていくことを考えると、クレジットカードはますます安心&安全な支払い手段になっていくことでしょう。

以上、クレジットカードの不正利用検知にAI(人工知能)を使ったら、検知精度が5%から95%に急上昇!まさに人工知能、恐るべしです…という話題でした。

参考リンク:

クレジットカードをまだ作ったことがない…という方は、当サイトおすすめのクレジットカードをまとめた下記記事を参考にどうぞ。発行費用や年会費が無料のカードを中心に紹介していますよ。

cards.hateblo.jp

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