クレジットカードの読みもの

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大手銀行は多額の印紙税を払い、セブン銀行は払わない…という記事を読んで、賢いな~と思った話。課税対象にならない利用明細書で対応。

http://www.flickr.com/photos/71453924@N00/376496836

photo by Nemo's great uncle

とある税理士さんの記事を読んで、『なるほど、セブン銀行はそういったところでも節約しているのか…』と感嘆したため、記事にさせてもらいます。

読ませていただいた記事はこちら。大手銀行はATMを利用される度に印紙代を負担している反面、セブン銀行は用紙に工夫をすることで印紙代を払っていない…という内容のものです。いくつか引用させてもらいますね。

セブン銀行による印紙税の節約方法:

銀行ATMを利用すると、銀行は200円の収入印紙代を負担している:

銀行で入金や振り込みなどをすると、キャッシュカードなどと一緒に「ご利用明細書」という紙片が出力されることはご存じであろう。この「ご利用明細書」には右下のほうに「印紙税申告納付につき○○税務署承認済」と印字してある。つまりこの紙片は印紙税法でいう課税文書ということになる。因みに入金した金額に関係なく、1枚200円の収入印紙が必要となる。

要するに銀行のATM(入金や振込の場合など)を利用すると、その都度、銀行側は200円の収入印紙代を負担している…というわけですね。

記事中でも触られていますが、仮に100円玉をATMで入金した場合には、銀行は100円預かるために200円の収入印紙代を負担しなくてはいけなくなります。うん、銀行も大変だなって思いますよね。

セブン銀行ATMの場合:

これがセブン銀行ATMの場合には、一工夫されています。記事からまた引用させてもらいますね。

この印紙税は「お金を預かったという文書」に課税されているわけなので、預かったという事実を印字してない紙片であれば、課税されないということになる。

セブン銀行は通帳がないため、入金すると、他の銀行と同様に「ご利用明細書」という紙片が印字される。この「ご利用明細書」には取引内容、取引金額が空欄になっていて、取引後の残高のみ印字されている。

セブン銀行の場合には敢えて利用明細書の中に『お金を預かった事実』を記載しないために、印紙税が課税される対象文章にならないようにしている…ということらしいんですよね。なるほどこれなら確かに課税対象ではないので、印紙税の負担がいらないことになります*1

更にセブン銀行には通帳もないので、通帳発行にかかる印紙税も0円…と、ATM事業でいかに利益を出すか…いろいろ考えてるのですね。

セブン銀行、凄い:

http://www.flickr.com/photos/11897392@N04/2794943066

photo by NCinDC

以上、大手銀行は多額の印紙税を払い、セブン銀行は払わない…という記事を読んで、賢いな~と思った話でした。

是非、時間がある方は税理士の方が執筆した元記事のほうも読んでみてくださいね(ご利用明細書の画像付きでわかりやすいです)。

追記:

元記事の情報で記事を書かせていただきましたが、現状ではどの銀行ATMでも、入金額や振込金額を印字しない方法を取っているという情報がありました。

過去の時点では少なくとも、大手銀行を中心に入金額や振込金額を印字して、収入印紙を払っていた時代があることを考えると、セブン銀行が先にそれをやめたのか、それとも他の銀行がはじめてセブン銀行がそれを真似したのか…などについては、正直、よくわかりません。

少なからず現状では、大手銀行を中心に『収入印紙が不要な利用明細』を作成するようになりつつあるようですね。今後、機会あれば調べてみたいと思います。

参考リンク:

もっとお金を貯めたい…という方は、資産運用に関する知識がまとまった下記記事も参考に。銀行にお金を入れておくだけではもはやお金は増えませんよ。

news.cardmics.com

*1:とはいえ、裏側では国税としっかり交渉した結果なんでしょうけれどもね。

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