クレジットカードの読みもの

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年収がいくらあればLUXURY CARDの審査は通過できる?年齢や年収、職業などのラグジュアリーカード審査基準をわかりやすく解説。

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LUXURY CARDの券面画像

LUXURY CARDの券面画像

プラスチック製ではなく、金属でできた新しいタイプのクレジットカードであるLUXURY CARD(ラグジュアリーカード)。

このクレジットカードはMastercardのブラックカードに値するクレジットカードゆえに、「自分が申し込んでも審査に通過できるものなのだろうか?」と心配になっている方は少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は年齢や年収、職業などのラグジュアリーカード審査基準を徹底解説。

ラグジュアリーカードを作りたいけれども審査に通るか不安な方は是非、参考にしてもらえればなと思います。

ラグジュアリーカード審査基準まとめ:

公式の審査基準が存在しない:

まず、ラグジュアリーカード側が公開している審査基準のようなものがないかどうかを公式サイトにて探してみましたが、こちらはどうやら存在しない模様。

それでもどこかに手がかりがないかを探してみたところ、ラグジュアリーカードの発行を担当しているSBI新生銀行のサイト上に下記の記述を発見(引用はこちら)。

ただこちらも審査基準と呼べるようなものではない感じでした*1

  • 20歳未満の方および、学生の方はお申し込みいただけません。
  • クレジットカードのご入会に際しましては、所定の審査がございます。

このようにラグジュアリーカードでは審査基準をほとんど公開しないスタンスを取っている可能性大。

なぜラグジュアリーカードが審査基準を公開しないのかはわかりませんが、日本国内で発行されているブラックカードはそのほとんどが審査基準を公開していないことを考えると、LUXURY CARDもそれに見習った可能性が高そうです(ブラックカード=謎が多いほど需要が高まる)。

つまり、これからラグジュアリーカードを申込する方は審査基準不明のままで申し込むしかない…そういうことになります。

インターネット上には参考事例あり:

しかしながら、現代にはインターネットという有り難い情報ネットワークが存在するため、公式サイト以外の情報を集めることでラグジュアリーカードの審査基準はぼんやりと見えてくるもの。

そこで当サイト『クレジットカードの読みもの』では様々な審査情報を集め、ラグジュアリーカードの審査基準をざっくりと作り上げてみました。

それが下記の通りです。

種類 対象年齢 必要年収
Titanium Card 30歳以上(25歳以上でも条件次第で可能) 年収700万円以上
Black Card 年収700万円以上
Gold Card 年収1,000万円以上
Black Diamond 招待制

もちろん20代後半でも作れる場合はあるでしょうし、年収も公務員や団体職員などの安定した職業の方であれば年収500万円程度で作れる可能性もあるかも…ですが、確実にラグジュアリーカードが欲しいなら30歳以上&年収700万円は欲しいところ。

それ以下の年収だと審査に落ちる確率がグンとあがってしまうと思うので、年収が不足している方はダメ元で申し込むしかありません(申込はこちらから)。

職業別の審査難易度:

では、どのような職業の方であればラグジュアリーカードの審査に通過できるのかは、下記表の通り。

こちらも当サイトによる推測でしかありませんが、申込前の参考程度になればと思います。

対象 審査 対象 審査
会社経営者 大企業の経営者 公務員 国家公務員
大企業の役員 地方公務員
中小企業の経営者 団体職員
中小企業の役員 士業
正社員 上場企業勤務 個人事業主 医療関係
大企業勤務 不動産収入
中堅企業勤務 農業・林業
小規模企業勤務 店舗経営
零細企業勤務 自由業
非正規雇用 契約社員 × 学生 大学院生 ×
期間工 × 大学生 ×
派遣社員 × 専門学校生 ×
嘱託社員 × 短大生 ×
アルバイト × 高専生 ×
パート × 高校生 ×
家内労働者 × 中学生以下 ×
年金受給者 無職 資産あり
専業主婦(主夫) × 資産なし ×
投資家 ギャンブラー ×
生活保護 × 家事手伝い ×
正社員でも管理職以上がターゲット:

ご覧いただいたように正社員の方であればラグジュアリーカード作成は可能ですが、年収にして700万円程度はせめてほしいところ…なので、自ずと役職は課長や部長といった管理職クラスの方に限られそうな感じ。

まぁ証券会社や商社等に勤務している方なら平社員でも相当の年収になるため、年収さえ高ければ役職がなくても申込を躊躇する必要性はありません。

審査落ちを気にせず、いざ申し込むべしです。

個人事業主や自由業はやや難しい:

反面、個人事業主や自由業、そして年金生活者の方はいくら資産に余裕があったとしても審査通過は五分五分といったところ。

年1,000万円程度の所得がないとロクに審査をしてもらえず、ラグジュアリーカード審査に落とされてしまう可能性も高そうです。

  • 正社員や会社役員:年収700万円以上は欲しい
  • 個人事業主や自由業:年1,000万円以上の所得が欲しい

申込の際はお気をつけください。

年収が高くても信用力が低ければ落とされる:

念のため書いておきますが、クレジットカードの入会審査はなにも年収と職業だけで決まるものではありません。

それゆえ、いくら年収1,000万円以上ある方でも他のクレジットカードの返済が滞ってしまっていたり、消費者金融や銀行ローンからの借入がある場合には審査通過は難しいと思って間違いなし。

逆に他のクレジットカード利用歴が良い方の場合には、年収500万円未満であってもラグジュアリーカード審査に通る可能性は充分にありますよ。

  • 信用力が高い人:年収500万円前後でも可能性あり
  • 信用力が低い人:年収1,000万円でも審査落ちする

大事なのは信用力の積み重ねです。

よくある質問とその答え:

よくある質問とその答えの画像

参考までにLUXURY CARDの審査基準に関するよくある質問とその答えをQ&A形式で作ってみました。まだ疑問が残っている方は参考にどうぞ。

Q.審査突破には持ち家が必要だったりするの?

LUXURY CARDの審査を通過するためには、分譲マンションや一戸建てといった持ち家が必要だったりするのか…というと、これはNO。

自己所有物件があれば審査に強いのは間違いありませんが、別に不動産を持っていなくても審査通過は問題なく可能となります。

  • 自己所有物件あり:審査に通過しやすい
  • 自己所有物件なし:審査に通過可能

ご安心ください。

Q.庶民でもLUXURY CARDを作って大丈夫?

そもそもの話、一般ピープルな庶民でもLUXURY CARDを作って大丈夫かといえばこれはもちろんYES。

LUXURY CARDは富裕層向けのクレジットカードではあるものの、庶民が作ってはいけない決まりなど存在しないので、欲しいなら申し込みあるのみだと言えます。

活用できるかはやや疑問:

とはいえ、資産や年収が少ない庶民が運良く審査突破できたとしても、LUXURY CARDを活用できるかどうかはやや疑問。

そのサービスや優待のほとんどは富裕層向けに提供されているものばかりなので、無理に背伸びをしても金属製カードを周りに見せびらかす程度のメリットしかないかもしれません。

  • 年収や資産が十分にある人:
    LUXURY CARDの優待やサービスを十分に活用できる。富裕層向けのイベントなどにも積極的に参加可能。
  • 年収や資産が足りない人:
    LUXURY CARDの審査に通過できたとしても優待やサービスを活用しきれない。周囲に自慢できるくらいのメリットしかない。

最終的な判断はみなさん次第です。

発行開始された直後の今が狙い目:

LUXURY CARDから誕生日を祝ってもらった時の画像

最後に、こんなことを書くとラグジュアリーカードの方に怒られてしまうかも…ですが、実は今がラグジュアリーカード申込にはチャンスな時期

というのも、日本国内でラグジュアリーカード発行が開始されたのは2016年10月の話なので、ラグジュアリーカード側としては兎にも角にも発行枚数を増やさなくてはいけない「事情」があるためです。

こうなると入会審査に多少の手心が加えられる可能性は十分にあるため、申し込むなら今が狙い目で間違いなし。

  • カード保有者が少ない状況:
    保有者を増やすために審査がゆるくなるかも?
  • カード保有者が目標に到達した後:
    無理に利用者を増やす必要がなくなり審査が厳しくなる?

とりわけ年収がそれほど高くなく、審査に通過できるか不安なくらいの信用力しかない方は是非、このチャンスに申し込みをどうぞ(申込はこちらより)。

以上、年収がいくらあればLUXURY CARDの審査は通過できる?年齢や年収、職業などのラグジュアリーカード審査基準をわかりやすく解説…という話題でした。

参考リンク:

実際にラグジュアリーカードのGold Cardを保有している私の、このクレジットカードを利用した感想や評価については下記記事を参考に。

作る前は年会費20万円以上を払う価値があるのか不安でしたが、今では非常に満足しています。

news.cardmics.com

*1:正しくはラグジュアリーカードの発行を担当しているアプラスが属する新生グループの銀行である、SBI新生銀行の公式サイト上にあったラグジュアリーカードの審査基準です。

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