クレジットカードの読みもの

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なんと三越伊勢丹がTポイント導入!確かにTポイントによる集客アップは見込めそうですが、デパートのブランドイメージ低下が心配です。

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百貨店大手の三越伊勢丹が、2016年5月25日より傘下の伊勢丹や三越といったデパートにおいて、Tポイントを導入するようです。

産経ニュースが報じました。

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は6日、グループの国内百貨店全店で「Tポイント」を25日から導入すると発表した。買い物200円(税抜き)ごとに1ポイントを付与し、1ポイント1円として利用できる。

(中略)

百貨店でのポイント付与では、宝飾品や美術品の購入、レストランでの飲食などは除外する。Tポイントが使える店舗は三越、伊勢丹の各百貨店のほか、グループの岩田屋、丸井今井、JR京都伊勢丹。さらに小型店舗の一部でも利用できる。

伊勢丹のTポイント導入について:

Tポイント導入で集客増は見込めそうなものの:

今回のTポイント導入より、Tポイントカード保有者がデパート選びの際に、『Tポイントが貯まるのであれば三越や伊勢丹に行こう』と考える可能性は高そうな感じ。三越伊勢丹としても百貨店への来場者増に繋がるために、増収も期待できそうな気がしますね。

反面、Tポイント導入によるブランドイメージ低下はやや心配な材料。どこまで徹底してTポイントを付与していくかはわかりませんが、仮に販売員が「Tポイントカードをお持ちですか?」とお客さんに聞くようなことにもなれば、一気に三越伊勢丹のブランドイメージが庶民的になってしまう可能性も否めません

  • メリット:伊勢丹の集客数アップ
  • デメリット:伊勢丹のブランドイメージ低下

そのため、売上が一時的にあがったとしても、長い目で見ると損失に繋がりそうな導入だと個人的には思いました。まさにTポイントとの提携は諸刃の剣…といったところでしょうか。

ライバルの大丸なども実は導入済み:

まぁ今回の三越伊勢丹にかぎらず、最近ではデパートが共通ポイントを導入する流れになりつつあったりもします。

例えば大丸では楽天ポイントを貯めることが出来ますし、高島屋ではNTTドコモのdポイントを貯めることが可能。

  • 三越伊勢丹:Tポイント
  • 大丸:楽天ポイント
  • 高島屋:dポイント

たぶんですがそのうち、松屋や京王百貨店といった別の百貨店がPontaポイント等を導入してもおかしくない状況があるので、今後もこの流れは続いていくことでしょう。

ショッピング施設でもポイント提携:

また、ついでに言うなら、ルミネやアトレといったJR東日本系のデパートではJREポイント、阪急百貨店や阪神百貨店ではSポイントというポイント制度がはじまっていますね(ルミネはまだJREポイント未導入)。

  • ルミネ・アトレ:JREポイント
  • 阪急阪神:Sポイント

ほんと、デパートがより身近になったと思うべきか、それともブランドイメージを下げてしまうだけの愚策と取るかはわかりませんが、世の風潮としては百貨店もショッピング施設もこぞって共通ポイントカードとの提携を実現していく傾向にあるので、伊勢丹とTポイントの提携もそのうち「当たり前」になっていくのかもしれません。

さてさてどうなるか、当サイト『クレジットカードの読みもの』ではデパートと共通ポイントカードとの関係について、引き続き注視していきたいなと思います。

追記:伊勢丹は結局Tポイント脱退

追記です。

伊勢丹がTポイントを導入した際にはセンセーショナルなニュースだなぁ…と思ったのですが、その後、三越伊勢丹の社長が変更になったことに伴ってか、わずか1年ちょっとでTポイントカードから脱退(詳しくは下記記事にて)。

正直、なんのためにTポイントを導入したのか疑問でしかありませんが、残念ながら現在では伊勢丹でTポイントカードを提示してもポイントを貯めることが出来なくなってしまったのでくれぐれもご注意ください。

以上、なんと三越伊勢丹がTポイントを導入!確かにTポイントによる集客アップは見込めそうですが、デパートのブランドイメージ低下が心配です…という国内ニュースでした。

参考リンク:

ポイントカードがたくさんありすぎてよくわからない…という方は、下記の共通ポイントカードをまとめた記事もあわせてご覧ください。最近ではTポイントカード以外にも様々なポイントカードがありますよ。

news.cardmics.com

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