クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

ファミマとサークルKサンクス(ユニー)の経営統合が決定!その影響でユニー傘下のクレジットカード会社であるUCSはどうなるのか?

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ファミマとユニー(サークルKサンクス)の大手コンビニ同士が、2016年9月を目処に経営統合されることになりました。今後はサークルKサンクスの店舗はすべてファミマに鞍替えになるため、ファミリーマートはコンビニ業界でも1位2位を争うチェーン店網を持つことになります。

ファミリーマート(8028.T)とユニーグループ・ホールディングス (8270.T)は15日、2016年9月に経営統合することで基本合意したと発表した。ユニーの普通株1に対してファミマ株0.138を割り当て交付する。

コンビニ店舗数では、2位のローソンを抜き、首位のセブン―イレブン・ジャパンに並ぶ規模となる。ただ、統合までのコストやGMS(総合スーパー)の再建など、解決すべき課題も多い。

ユニー傘下のクレジットカード会社はどうなるのか?

ここでクレジットカード運営サイトとして気になるのは、ユニー傘下のUCSというクレジットカード会社(上場企業)について。

ここはサークルKサンクスやアピタ・ピアゴといったショッピングモールでお得なUCSカードというクレジットカードを発行していた会社なんですが、ファミマに親会社が統合されることによる影響はどんな風になるんでしょうか?

仮にこのままファミマとユニーの経営統合が順調にいった場合には、UCSの発行株式81.7%を握る大株主がファミマになることになります。もう大株主どころか、81.7%って完全子会社レベルの保有率です。

売却してしまうか、それとも有効活用するか?

これはあくまで私の予測でしかありませんが、方向性としては3つあると思います。

1.売却を検討:

1つは他のクレジットカード発行会社にUCS株を売却してしまうということ。

現状、UCSは時価総額にして220億円程度ある企業なので、興味を持ってくれる企業があれば200~300億円程度で売却することも可能かもしれません。特にUCSの場合は、イオンカードなどが欲しがる客層を持っているので、売りやすいといえば売りやすい企業だと思われます。

2.ポケットカードとの合併を検討:

2つ目はファミマが出資しているポケットカード株式会社と合併させること。

ポケットカードにはファミマは現在15%程度しか出資していないので、大株主である伊藤忠の意向次第になるとは思いますが、ファミマの親会社がそもそも伊藤忠みたいなものなのでこれは覚悟次第でどうとでもなることでしょう(三井住友銀行次第?)。

3.そのまま育てる:

3つ目はそのまま子会社として育てること。

ファミマTカードの発行をUCSに委託するなど、現在、伊藤忠関連で提携しているポケットカードやオリコカードに依頼している発行を、UCSであれば自社で巻き取ることも可能だと思われます。ただポケットカードにファミマは出資してしまっている以上、ファミマTカードのすべてをUCSに切替で…というのは無理があるでしょうね。

どこに転んでも企業価値はあがりそうなUCS:

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ここまで3つほど案を出しましたが、どの結果になるにしてもUCSの価値ってあがる感じがありますよね。売却ならTOBによる株価アップ、合併なら企業価値の向上、そのまま育てるにしてもファミマTカードの発行担当という業績アップ…と、面白い感じになりそうな気がします。

そして、すでにそれを察したかのごとく、ポケットカードの株価は安定してあがりはじめているので、可能性としては2が一番高いのかもしれません。

さてさて、どうなることやら…ですが、カード業界においてはちょっとした再編になるので引き続き、当サイトでは動向を追いかけて行きたいと思います。良い意味で業界に刺激をあたえてほしいですね。

以上、ファミマとサークルKサンクス(ユニー)の経営統合が決定!その影響でユニー傘下のクレジットカード会社であるUCSはどうなるのか…という話題でした。株式投資に興味があるという方は、下記記事なども併せてどうぞ!

cards.hateblo.jp

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