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専門家が楽天ポイントを徹底攻略(2024年版)!貯め方や有効期限といった楽天ポイントの基礎知識から、お得なポイント獲得方法までを解説します。

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大戸屋に設置されていた楽天ポイントカードの冊子を写した画像

今回は多くの方が貯めている人気ポイント『楽天ポイント』の基礎知識&お得な貯め方をわかりやすく解説。

これからポイントを貯めはじめようと思っている方はもちろん、もう何年も楽天ポイントにお世話になっている方も、是非、復習の意味を込めて読んでみてください。

きっと今までよりももっと、楽天ポイントを貯められるようになるはずですよ。

楽天ポイントの基礎知識:

楽天ポイントとは?

楽天ポイントとはその名の通り、楽天市場を運営する楽天株式会社が発行&管理をしているポイント制度のこと(公式サイトはこちら)。

従来は「楽天スーパーポイント(Rakuten Super Point)」が正式名称でしたが、世間に広く浸透している楽天ポイントへ2020年に変更となりました。

  • 2020年まで:楽天スーパーポイントが正式名称
  • 2020年以降:楽天ポイントが正式名称

現在でも正式名称は楽天ポイントとなります。

顧客満足度が一番高いポイント制度:

そんな楽天ポイントは2021年10月に行われた調査において、TポイントやPontaポイントを上回る評価を獲得(マイボイスコムによる調査)。

楽天ポイントは一番魅力的なポイント制度

楽天ポイントは一番魅力的なポイント制度

世の中にはたくさんのポイントがありますが、楽天ポイントはお客様が選ぶ「昨年もっとも貯まったポイント」「ポイント総合満足度」「もらってうれしいポイント」ランキングのすべてにおいてNo.1でした。

まさにポイントの王様、それが楽天ポイントなのです。

今や日本で一番魅力的なポイント制度といっても過言ではありません。

楽天ポイントの価値:

楽天ポイントの価値は、1ポイントあたり1円

保有ポイント数が100ポイントなら100円相当、1万ポイントなら1万円相当として利用することが出来ます。

1ポイント=1円相当の価値がある

1ポイント=1円相当の価値がある

では、楽天に持っていけば1ポイントあたり1円に換金してくれるのかといえばそうではなく、支払いの際にお金同様の感覚で使えるってだけの話。

  • 楽天市場で100ポイント利用:100円のものが買える
  • 楽天トラベルで1万ポイント利用:宿泊料1万円のホテルに泊まれる
  • 楽天本社を訪問しポイントを現金化:できない

そのまま日本円に換金できるわけではありません。

楽天ポイントの有効期限:

楽天ポイントの有効期限は約1年間です。

たとえば1月20日に獲得した楽天ポイントは、その年の12月末日(12月31日付)で失効してしまいます。

ポイントの有効期限について

最後にポイントを獲得した月を含めた1年間です。期間内に1度でもポイントを獲得すれば、有効期限は延長されます。

わかりやすく表にするとこんな感じです。

最後のポイント獲得日 ポイントが失効する日
1月1日~31日 12月31日
2月1日~28日 翌年の1月31日
3月1日~31日 翌年の2月28日
4月1日~30日 翌年の3月31日
5月1日~31日 翌年の4月30日
6月1日~30日 翌年の5月31日
7月1日~31日 翌年の6月30日
8月1日~31日 翌年の7月31日
9月1日~30日 翌年の8月31日
10月1日~31日 翌年の9月30日
11月1日~30日 翌年の10月31日
12月1日~31日 翌年の11月30日
獲得すればポイント有効期限は延長:

但し、ポイント失効までの間に新規のポイント獲得があれば、有効期限はまた1年間延長。

要するに「最後に楽天ポイントを獲得した月から1年間が有効期限」になるので、楽天ポイントを日常的に貯めようと思っている方は、半永久的にポイントが失効することはありません。

  • 間違い:楽天ポイントは1年間で失効
  • 正解:楽天ポイントは最後にポイント獲得した日から1年で失効

これだけだとちょっとわかりにくい方のために、わかりやすい図を楽天ポイント公式より紹介(こちらより転載)。

例4や例5あたりの事例を見てもらえると、楽天ポイントの有効期限がいかに長いかがおわかりいただけるかと思います。

楽天ポイントは獲得すると有効期限が伸びる仕組み

楽天ポイントは獲得すると有効期限が伸びる仕組み
期間限定ポイントは別:

この時、1つだけ注意点が存在。

それが楽天ポイントには2種類のポイント、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」がある点です。

ひとつめの通常ポイント獲得であれば楽天ポイントの有効期限がそこからまた1年有効になるのですが、上記表の例3のように期間限定ポイント獲得では有効期限が延びないのでご注意ください。

  • 通常ポイント獲得:有効期限が延長
  • 期間限定ポイント獲得:有効期限は延長されない

とはいえ、期間限定ポイントを獲得する際は通常ポイントも同時獲得することが多いため、有効期限を過度に心配する必要なし。

詳しくは後述するので、心配な方はそちらもお読みいただければと思います。

楽天ポイントを貯め始める方法:

楽天ポイントを貯め始める方法はシンプルで、楽天ID(楽天会員)を下記ページから作成すればそれでOK。たったこれだけであなたも楽天ポイントを貯め始めることができるようになります。

気になる会員登録料等はすべて無料。

比較項目 費用 解説
入会金 0円 楽天会員になるための入会金は不要です。
年会費 会員を維持するための会費も不要です。
事務手数料 手続き等に費用がかかることもありません。
退会手数料 仮に会員をやめる場合も費用はいりません。

それゆえ、楽天ポイントの獲得に興味があるなら、今すぐIDを作成するべしです。

1万ポイント以上を貯めた方は約3,000万人:

ちなみに過去、楽天ポイントを1万円分以上獲得した合計人数は、全部で2,970万人だそう。

そして更に多くのポイントである、10万円分以上の楽天ポイントを貯めた方の数はなんと851万人以上。いやはや、凄い数ですよね、これ。

  • 1万ポイント以上獲得:2,970万人
  • 5万ポイント以上獲得:1,420万人
  • 10万ポイント以上獲得:851万人

なんとこれまで 1 万ポイント以上をもらった楽天会員は2,970万人を突破!もちろん、5万、10万ポイントゲッターもたくさん。

口だけじゃない、実際にみんながたくさんもらっているポイント。それが楽天ポイントなのです。

そういう私も楽天ポイントを10万ポイント以上獲得したうちのひとりで、累計600万ポイント以上を獲得済み。

私はすでに600万円相当を超えるポイントを獲得済み

私はすでに600万円相当を超えるポイントを獲得済み

当然それだけポイントが稼げれば家計の節約にも大助かりなので、もはや楽天ポイント様様ですね。

みなさんも是非、この機会に貯め始めてもらえればなと思います。

楽天ポイントでしか交換できないアイテムもある:

楽天ポイントのキャラクターである「お買いものパンダ」は、テレビCMで毎日のように放送されていた影響もあってか人気のキャラクター。

そんなお買いものパンダの関連グッズは現金やクレジットカード払いではなく、楽天ポイントでのみ交換可能なものが用意されているので、お買いものパンダ好きの方は楽天ポイントを集めて交換するようにしてください(下記特設サイトより可能)。

特大ぬいぐるみやポーチ、モバイルバッテリーなど、様々な限定グッズが用意されていますよ。

楽天ポイントが貯まる場所:

PRONTOに設置されていた楽天ポイントカードの案内表示

次は「楽天ポイントを貯められる代表的な場所」を紹介。こういった場所で貯められるといいなと思えた方は今すぐ、楽天ポイントを貯め始めてみてください。

楽天市場:

楽天ポイントを貯めることが出来る、一番わかりやすい場所は楽天市場ですね。

基本レートは100円の買い物で1円分の楽天ポイント獲得ですが、上手に楽天ポイントを貯めればだいたい5~15%分くらいのポイントを獲得が可能(後述するSPUを活用した場合)。

利用金額 楽天ポイントの獲得数
1万円 500~1,500円分
5万円 2,500~7,500円分
10万円 5,000~1万5,000円分
30万円 1万5,000円~4万5,000円分
50万円 2万5,000円~7万5,000円分

感覚としては消費税分がポイントで戻ってくるイメージに近いですね。とにかくたくさんの楽天ポイントが貯まります。

楽天市場にはなんでも売っている:

そんな楽天市場では食品、お酒、洋服、スポーツ用品、家電製品などなど、様々なものが販売中。

しかもこれらの販売価格は一般的な店舗よりもかなり安く設定されているため、近所での買い物を楽天市場に切り替えるだけでもかなりの節約になります。

  • 500mlのペットボトル48本:2,120円
  • 500mlのスーパードライ24本:4,560円

その他にも2億点を超える商品が販売されている楽天市場内には、激安商品が盛りだくさん。

まだ楽天市場を使ったことがない方は、この機会にその安さをチェックしてもらえればなと思います(楽天市場はこちら)。

楽天トラベル:

日本最大級の旅行予約サイトである楽天トラベルでも、楽天ポイントの獲得が可能。

楽天ポイントが貯まる!使える!

通常ご利用金額の1%のポイント付与だけでなく、一気に10%もらえるプランも多数。お得に旅行にいけて、さらにポイントが貯まる・使えるプランがいつでも選べます。

中でも旅館や高級ホテル等の宿泊料金は高額になることが多いので、楽天ポイントが貰えるのと貰えないのとでは大違いでしょう。

航空券や高速バスの利用でも:

また、全日空や日本航空の航空チケットや、高速バスの乗車券、そしてレンタカー予約等でも楽天ポイントを貯めることが可能。

  • 旅館やホテル予約:獲得対象
  • JALやANAのチケット:獲得対象
  • 高速バスの乗車券:獲得対象
  • レンタカー予約:獲得対象

そのため、旅行や出張に行く機会が多い方はもう、楽天ポイントを貯めないと損ですね。国内旅行だけでなく海外旅行や海外赴任等にもお使いください。

吉野家やガスト:

後述する「楽天ポイントカード」を利用すると、大手ファーストフードチェーンの吉野家やガストでも楽天ポイントは貯まります。

  • 200円(税込)の支払いで1楽天ポイント

吉野家やガストでも楽天ポイントが貯まる

吉野家やガストでも楽天ポイントが貯まる

店内での飲食だけでなくテイクアウト注文でも楽天ポイントが貯まるので、こまめに楽天ポイントカードを提示して、楽天ポイントの獲得をどうぞ。

楽天Edyで買い物:

プリペイド式の電子マネー「楽天Edy(ラクテンエディ)」で買い物をすることで、楽天ポイントを得ることも可能です。

  • 楽天Edy200円の利用で1楽天ポイント獲得

楽天Edyを店頭で使うと200円あたり1ポイント貯まる

楽天Edyを店頭で使うと200円あたり1ポイント貯まる

この楽天Edyを利用すればセブン-イレブン、ローソン、ファミマといった大手コンビニや、カラオケボックスやレストラン等でも楽天ポイント獲得ができるため、普段から現金払いばかりしている方は楽天Edy払いに切り替えを検討ください。

それだけで毎日コツコツと楽天ポイントが貯まるようになりますよ。

その他、楽天ポイントが貯まる場所:

その他、楽天ポイントが貯まる場所としてはファミマ、すき家、くら寿司、松坂屋、PRONTO(プロント)、サンマルクカフェ、大戸屋、ビックカメラ、ミスタードーナッツなどなど。

TポイントやPonta同様、楽天ポイントが貯まる場所は年々、増えてきているので、今後も更に多くの場所で楽天ポイント獲得が可能になることでしょう。

楽天ポイントを使える場所:

楽天スーパーセール開催を知らせるポップを写した画像

今度はたっぷり貯めた楽天ポイントを、1ポイント1円の価値として使える代表的な場所を紹介しておきます。

これだけ使えるところが多いと、楽天ポイントの使い方に困ることはまずないでしょう。

楽天市場:

楽天市場で楽天ポイントが使えるというのはもう説明不要ですね。

貯める時同様に、食品、スイーツ、洋服、靴、家具、インテリア、雑貨、スポーツ用品、書籍等々、なにを購入する際でも楽天ポイントを使うことが出来ます。

うまく活用して、生活費の節約にお役立てください。

楽天ポイント払いしてもポイントがたまる:

また、楽天ポイントの嬉しいところは、楽天ポイントで全額支払った場合でも、しっかりポイントが貯まること。

たとえば1,000楽天ポイントを使ってなにか1,000円分のものを購入すると、10円分の楽天ポイントがまた貯まります。

  • ヨドバシカメラやビックカメラ等:
    ポイント払いした分はポイント加算対象外
  • 楽天ポイント:
    ポイント払いした分もしっかりポイントが貯まる

こんな感じでポイントを貯めて使ってまた貯めて…と、エンドレスにポイントが溜まっていくのは楽天ポイントの魅力。

他のポイント制度よりもほんのちょっとではありますが、お得感があります。

楽天トラベル:

旅行系サービスである楽天トラベルでも楽天ポイントを利用可能。

もちろんホテルや民宿における宿泊費を楽天ポイントで全部はらってしまう…なんてことも出来るので、家族みんなで楽天ポイントを貯めて、そのポイントで家族旅行に行くのもアリです。

他、ちょっとした一人旅行に行く、出張の時の新幹線代を浮かせるために高速バスで移動する…などなども、楽天ポイント払いOK。

上手に交通費や宿泊費を浮かせて、家計の節約につなげてみてください。

吉野家やガスト:

ファーストフード大手の吉野家やガストでも楽天ポイントが利用可能。

  • 1ポイントあたり1円として利用可能

こちらも楽天市場同様、1ポイントあたり1円の価値として使えるので、追加でサラダを付けるもよし、ドリンクバーをもらうもよし、一部をポイントで支払うもよしです。

楽天ポイントで納税してしまう:

ふるさと納税の返礼品紹介サイト「楽天ふるさと納税」では各自治体への寄付が楽天ポイントで可能なので、楽天ポイントで納税→住民税の控除を受ける…なんてことも可能。

とりわけ楽天ふるさと納税ではまるで楽天市場で買い物をする感覚で納税できるので、楽天ポイントで税金を減らしたい方に向いています。

ふるさと納税は、居住地に関わらず様々な自治体に寄附を行う制度です。寄附金の使い道を予め知ることができ、お礼に地域の特産品などを受け取れたり、税金の控除を受けられるなどの特典もあります。

楽天会員ならお買い物と同じフローで寄附が可能。地域活性化を支援しながら各地の特産品を楽しめるのが「ふるさと納税」の特徴です。

但し、ふるさと納税が利用可能なのは年収にしてだいたい300万円以上はないと厳しいかも。

闇雲に利用すると逆に損をしてしまう可能性があるので、ご注意ください(いくらまで納税できるかはこちらで計算)。

楽天ペイを利用すればさらに利用可能店舗が増える:

楽天のスマホ決済である「楽天ペイ」を利用すれば、楽天ポイントが利用可能な店舗はさらに倍増。

有力なところだと大手コンビニのファミマ、ローソン、ミニストップをはじめ、上島珈琲、ケーズデンキ、ヤマダ電機などなどでも楽天ポイント払いができるので、貯まったポイントはどんどん身近なお店で消費してしまってください。

そして2020年からはついにセブン-イレブンでも楽天ポイント利用が可能に。

このように楽天ポイントが使えるお店は日々、拡大していってるので、使い勝手バツグンです。

楽天ポイントで交換できるポイント:

ANAのロゴを写した画像

楽天ポイントは何も、買い物で使えるだけでのポイント制度ではありません。

他のポイントや電子マネーに交換することも出来るので、楽天ポイントのままでは使いにくい…と感じる方は、そういった別の使いみちを探してもOKです。

楽天Edy(電子マネー):

楽天市場等で貯めた楽天ポイントは、楽天の電子マネーである楽天Edyに交換可能。交換効率は1ポイント=1楽天Edyなので等価交換ですね。

1楽天ポイント=1楽天Edyに交換可能

1楽天ポイント=1楽天Edyに交換可能

しかも楽天Edyへの交換が嬉しいのは、10ポイント以上の楽天ポイント保有者であれば交換が可能な点。

通常、こういったポイント制度というのは500ポイント、1,000ポイントといったまとまったポイントがないと交換ができないのですが、楽天Edyへの交換に関してはわずか10ポイントからOKなので、余った楽天ポイントを効率よく使いたい方は楽天Edyへの交換がおすすめです。

ANAマイル(全日空):

交換効率は決してよくはありませんが、楽天ポイントを全日空のマイレージ(ANAマイル)に交換することも可能。

2楽天ポイント=1ANAマイル

2楽天ポイント=1ANAマイル

それゆえ、どうしても国内旅行や海外旅行のためにANAマイルが欲しい方は、交換効率の悪さを理解したうえで交換するのも手ですね。

実際、ANAマイルは使い方次第で1マイル3円以上の価値になることも多いので、割高な航路や座席クラスを選択すればお得な交換になるケースもあるかもしれません。

楽天トラベルで楽天ポイントを使ってもOK:

ちなみに。

楽天ポイントをANAマイルに交換せず、楽天トラベルでANAの航空チケットを購入する方法もあるため、どちらがお得になるかは航空チケットと必要ANAマイルを比較した上で判断を。

  1. 楽天ポイントをANAマイルに交換した上で利用する方法
  2. 楽天ポイントを楽天トラベルで利用してANAの航空券を購入する方法

たぶん羽田空港から伊丹空港などの近距離路線だと、楽天トラベルでそのまま楽天ポイントを利用してしまうほうがコスパが良いので、路線や座席クラスによって使い分けるとポイントを無駄なく消費できることでしょう。

図書カードやクオカードにする:

少し交換効率は悪いのですが、楽天ポイントを図書カードやVisaギフトカードといった商品券&金券に交換することも可能です。

方法はカンタン。

下記の『商品券販売センター』という楽天市場に出店しているお店で、楽天ポイントを使って商品券を購入するだけ。

ここではだいたい1,000円分の商品券が1,050~1,150円程度で販売されているので、実質5~15%の手数料で楽天ポイントを商品券に交換できることとなります*1

尚、後述するSPUをフル活用すれば、実質、手数料負担なしで楽天ポイントを商品券できる場合も。

商品券交換で手数料なんて払いたくない方は、是非、楽天ポイントを漏らさず獲得してみてくださいね。

楽天ポイントへのポイント交換は多岐に渡る:

楽天ポイントを他のポイントに交換するのではなく、他のポイントを楽天ポイントにする方法については多岐にわたります。

たとえばJCBのOki Dokiポイントやオリコのオリコポイント、そしてジャックスのラブリィポイントなどなど、今やほとんどのクレジットカードで貯まるポイントは楽天ポイントに交換可能なんじゃないか?と思えるくらい、どのポイントも楽天ポイントへの交換ルートを持っていますね(ポケットカードやイオンカードなど交換できないものも多少はある)。

  • JCBのポイント:交換可能
  • オリコのポイント:交換可能
  • NICOSのポイント:交換可能

また、マツモトキヨシで貯められるポイントや、ちょっと懐かしいブルーチップなども楽天ポイントに交換可能。

このように楽天ポイントに交換可能なポイントサービスは非常に多くなっているので、自分が貯めている他のポイントが楽天ポイントに交換できないかどうかは、各ポイントの公式サイトにて確認してもらえればなと思います。

楽天ポイントを効率よく貯める方法:

楽天カードや楽天プレミアムカードを写した画像

ここで肝心の、楽天ポイントを効率よく貯める方法を解説。

基本的なことばかりではありますが、本気で楽天ポイントを貯めていきたいのであれば、これらの項目実行は必須ですよ。

楽天ポイントカードを持ち歩こう:

まず、楽天ポイントを貯める基本の基本は、楽天ポイントカードを新規に発行するところから。

楽天ポイントカードとはTポイントカードやPontaカードの楽天版みたいなもので、持ち歩けば街中で楽天ポイントを貯められるメリットがあります。

楽天ポイントカードとは
街のお買い物でも楽天スーパーポイントが使える・貯まるお得なカード!

気になるその入手方法はこちらの記事を参考に。

基本的に無料入手できるポイントカードなので、いついかなる時も1枚は、財布の中に入れておくようにしてください。

アプリ版の楽天ポイントカードもある:

『いやいや、そうはいってもポイントカードをこれ以上財布に入れるのは嫌だなぁ…』という方は、iPhone&Androidスマホで使えるアプリを利用するのも手(下記リンク先より取得可能)。

こちらであればスマホ1台持ち歩くだけで楽天ポイントカードを常に携帯している状態になるので、財布をパンパンに膨らませることもありません。

アプリを起動してバーコードを店員さんに読み取ってもらえればそれでOKです。

アプリを起動するだけで楽天ポイントがたまる

アプリを起動するだけで楽天ポイントがたまる
楽天カードにも内蔵されている:

もうひとつ、2016年以降に発行された楽天カードには、すでに楽天ポイントカード機能が内蔵済み。

楽天カードの裏面に下記のようなバーコードが表示されていればそれが楽天ポイントカード機能が内蔵されている証拠なので、新規にポイントカードを作る必要性も、アプリをダウンロードする必要もありません。

楽天カード裏面にこのバーコードがあればポイントカード内蔵

楽天カード裏面にこのバーコードがあればポイントカード内蔵

いつもどおり、楽天カードを持ち歩くだけでポイントを貯められますよ(その他の楽天ポイントカードの入手方法については下記記事参照)。

news.cardmics.com

楽天カードはもはや必須:

楽天カードマンのテレビCMで知名度の高いクレジットカード「楽天カード」。

このクレジットカードは楽天のクレジットカードらしく、楽天市場やその他の場所で効率よくポイントを稼ぐことができるカード…だったんですが、2016年からは更にその効果がアップし、「楽天ポイントを貯めるなら必携のクレジットカード」になりました。

  • 2015年まで:
    楽天カードは持ったほうがいいカード
  • 2016年から:
    楽天カードは持たなくちゃいけないカード

その理由はSPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれる、楽天市場におけるポイント数が最大15%になる仕組みが開始されため。

そしてこのSPUにおいて楽天カードや楽天プレミアムカード保有者は優遇される形となったので、楽天市場で買い物をする方であれば楽天カードが必須になった…というわけです。

SPUを攻略すると獲得できる楽天ポイントが最大15倍になる

SPUを攻略すると獲得できる楽天ポイントが最大15倍になる
SPUの仕組みは複雑そのもの:

では気になるSPUの中身は…というと、その仕組みは難解そのもの。

下記のようにその項目を箇条書きにするだけでもよくわからない状況になるので、楽天市場でポイントを貯めたいという方は必ず、楽天IDでログインした状態でSPUの公式ページを確認するようにしてください。

  • 楽天カード利用:+ポイント2%
  • 楽天アプリ利用:+ポイント0.5%
  • 楽天トラベル利用:+ポイント1%
  • 楽天証券で投信購入:+ポイント0.5%
  • 他:ポイントは最大15%に

そうすれば自分がどの項目をクリアし、どの項目が達成できていないのかが明確にわかるようになります(下記は私の達成状況例)。

私のSPU達成状況(月末にかけてもうすこし攻略したい)

私のSPU達成状況(月末にかけてもうすこし攻略したい)
SPUはサービス内容がコロコロ変わる:

尚、楽天市場のSPUでは、ほぼ毎月のようにそのサービス内容が変更される傾向あり。

たとえば先月まではポイント獲得の対象となっていたサービスがいきなり対象外になったり、逆に対象外だったサービスが対象となったりもするので、そういった意味でもSPUの公式サイトをチェックするのは重要となります。

実際、2023年12月にSPUは大幅に変更済み。しっかり理解しておかないとポイントの獲得漏れを起こしてしまうことでしょう。

5の倍数日に楽天カードを利用する:

楽天市場では毎月、5日、10日、15日、25日、30日といった5の倍数日に楽天カード保有者を対象としたポイント割増キャンペーンを実施中(詳細はこちら)。

こちらを利用するとポイント倍率が4倍になるため、急ぎの買い物でないのであればこういった日に買い物を集中させ、効率よくポイントを稼いでください。

それで普段よりも多くの楽天ポイントを獲得できます。

5の倍数日に楽天カードを利用するとお得

5の倍数日に楽天カードを利用するとお得
楽天スーパーセール等と組み合わせも可能:

加えてこの5の倍数日に楽天ポイント獲得数がアップするキャンペーンは、楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンといった楽天市場が大々的に行っているセール時でも利用可能。

  • 楽天スーパーセール開催時:利用可
  • 楽天お買い物マラソン開催時:利用可

つまりそれらのセール開催時も5の倍数日まで購入を控え、5日や10日といった日にまとめ買いをすれば楽天ポイントの獲得数を増やせるってこと。

ただでさえお得な楽天のセールが、もっとお得になります。

期間限定ポイントは失効させない:

楽天ポイントには主に2種類のポイントが存在します。ひとつが通常ポイント、2つ目が期間限定ポイントです。

通常ポイントとは楽天市場で買い物をしたり、楽天カード払いをした時に得られる基本ポイントのこと。有効期限は最終獲得日から約1年間で、通常ポイントを獲得し続ける限り楽天ポイントは失効することはありません。

反面、期間限定ポイントとはその名の通り、期間限定でしか使えない楽天ポイントのこと。

  • 通常ポイント:普通の楽天ポイント
  • 期間限定ポイント:キャンペーン等で貰えるポイント

楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンなどの楽天ポイントが割増で貰えるセールやキャンペーンの時、そしてSPU(スーパーポイントアッププログラム)で得られるポイントがこの期間限定ポイントになりますね。

短い場合は15日程度で失効:

これらの期間限定ポイントは短い場合には15日程度、長い場合でも60日程度で失効してしまうポイントになるので、楽天ポイントを効率よく使っていきたいなら常に期間限定ポイントの残高と有効期限を確認ください。

特にポイント期限が15日しかないような期間限定ポイントの場合には、気づくと失効していた…なんてことにもなりかねないので、楽天側が月2回配信してくれる「ポイント明細のお知らせ」というメールを受信するようにし、ムダな失効を回避ください(下記は私に届いたポイント明細のお知らせメール)。

楽天から届くポイント明細のお知らせメール

楽天から届くポイント明細のお知らせメール

このポイント明細のお知らせメールの中の、「期間限定ポイント」欄にどれだけ使っていない楽天ポイントが残っているかを確認すればOKとなります。

期間限定の楽天ポイントを消費しきる方法については下記記事も参照。

news.cardmics.com

楽天の山分けキャンペーンはお得感ゼロ:

楽天市場等で頻繁に実施されている「○○ポイント山分けキャンペーン」は、一見、うまくいけば1,000ポイントくらい貰えそうなキャンペーンに見えるものばかり…なんですが、実情はひとりあたりの付与上限が設定されているお得感ゼロなキャンペーン。

先日開催された上記の「楽天カード1,000万ポイント山分けキャンペーン」も、1人あたり最大10ポイントの上限が存在…と、正直、消費者を騙すようなキャンペーン内容になってしまっているので、釣られてホイホイと参加しなくてOKです。

  • 表向き:1,000万ポイント山分けなら1,000ポイントは貰えるかも?
  • 実際には:上限10ポイントが設定されてるので最大10ポイント

大抵、1~3円程度の楽天ポイントが付与されて終わるだけとなります(苦笑)

楽天ポイントを貯めよう:

楽天モバイル店舗の外観を写した画像

ここまで楽天ポイントの基礎知識から、効果的なポイント獲得方法までを幅広く解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

楽天ポイントは今や、楽天市場だけでお得に使えるポイントではなくなりつつあるので、上手に楽天ポイントを貯めて、家計の節約につなげてもらえればな…と思います。

以上、専門家が楽天ポイントを徹底攻略(2024年版)!貯め方や有効期限といった楽天ポイントの基礎知識から、お得なポイント獲得方法までを解説します…という話題でした。

参考リンク:

この機会に楽天カードを作ってみようと思った方は、下記記事も参考に。おすすめの楽天カードやお得なポイント獲得方法をまとめています。

news.cardmics.com

*1:商品券販売センターでは送料が別途かかりますが、楽天ポイントの交換金額を多くすればあまり気にならない程度の負担になります(5万円交換なら負担は1%程度)。

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