クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

プログラムを使って不正に、利用可能なクレジットカード番号と有効期限を見つけ出す「クレジットマスター」。現時点でこれを防ぐ手段ナシです。

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クレジットカードの16桁の番号には一定の規則性があるため、これを悪用した詐欺の手法が存在します(法則性についてはこちら)。

それが『クレジットマスター』。コンピュータープログラムを利用して利用可能なカード番号と有効期限を見つけ出し、それらの情報を使ってネット通販などで買い物をしてしまう詐欺のことです。

クレジットマスターによる被害は防げない:

このクレジットマスターを利用されてしまうと、原則、私達にはカード番号の漏洩を防ぎようがありません。

なにせクレジットマスターはコンピュータープログラムで無作為に番号を入力し、使える番号かどうかを判別していくものとなっているため、仮にそこで導き出された番号があなたが保有しているクレジットカードの番号であれば、問答無用で不正利用されてしまうことになります。

日本では1999年頃から被害が確認されているが、具体的な防止策は見つかっていない。カード番号の仕組み自体を悪用して勝手に番号を割り出されるため、スキミングやフィッシングと異なり被害の防ぎようがないとされる。

2009年には大阪市の男性が逮捕される:

実際、2009年には大阪市の男性がクレジットマスター使用によって取得したカード情報を不正利用したとして、逮捕されたニュースもありました*1

インターネット決済とクレジットカード番号の規則性を悪用した新たなカード犯罪の一端が明らかになった。

警視庁が7日に窃盗容疑などで逮捕状を取る大阪市の男らは、カード番号と有効期限だけで簡単に決済できるネットの通販サイトに着目。「クレジットマスター」と呼ばれる手口で、他人になりすまし購入を繰り返していた。カード番号の仕組み自体を悪用しているため、カード会社なども番号流出の防止に打つ手がないのが実情だ。 

このようにコンピューターやプログラムが高度化していけばいくほど、今後、単純な16桁の番号だけで出来ているクレジットカード番号が、クレジットマスターによって漏洩していくことになってしまいそうな感じ。

私達に出来ることは、自分のカード番号が運悪く、クレジットマスターによって見つからないことを祈ることのみです。

身に覚えのない利用を見つけたら:

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尚、安心してほしいのは仮にクレジットマスターの魔の手にかかってしまったとしても、あなたが自身が利用していない支払いだということが証明できるのであれば、盗難保険というありがたい保険があなたを被害から守ってくれます。

詳しくは下記記事にまとめてありますが、大切なのは毎月、必ず利用明細書をチェックして、身に覚えのない買い物履歴がないかどうかをチェックすること。仮に不正利用があった場合には即、カード発行会社に相談をしてもらえればと思います。

以上、プログラムを使って不正に、利用可能なクレジットカード番号と有効期限を見つけ出す「クレジットマスター」。現時点でこれを防ぐ手段はありません…という話題でした。

参考リンク:

クレジットカードは不正利用が怖いから持たないようにしている…という方は、下記記事もあわせてご覧ください。クレジットカードを持ったことがない方が抱えている不安は大抵、ただの杞憂でしかありませんよ。

cards.hateblo.jp

*1:記事は削除されていますが、ニュース情報をコピペしただけのサイトが残っていたので、そこから本文を引用させていただきました。

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