クレジットカードの読みもの

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登録するだけでクレジットカードの獲得ポイントが二重で貰えるようになるiPhoneアプリ、『CRECO(クレコ)』が面白い!

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まだリリース前のiPhoneアプリではあるんですが、CRECO(クレコ)というアプリが面白いことになりそうなので、今回はそれを紹介させてもらおうかと思います。

証券を中心とした金融系システム開発・ビジネスコンサルティングを手掛けるアイ・ティ・リアライズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:尾上 正憲)は、2015年11月、クレジットカードの利用明細を「お得に」管理できるiPhoneアプリ、『CRECO(クレコ、以下 CRECO)』をリリースいたします。

カード明細を登録すればポイントが2重で貰える:

CRECO(クレコ)の特徴は単純そのもの。

楽天カードやイオンカードといったクレジットカードをCRECOに登録すれば、その後は普段通りに買い物をするだけで利用金額の1~3%がポイントとして貯まるようになる仕組みです。

  • 通常:カード会社からのポイントのみ
  • CRECO:カード会社からのポイントに加え、CRECOからもポイントが貰える

ポイントをもっと貯めたい…という方にとっては、これだけでもCRECOを使う価値が出てくるのではないでしょうか?カード決済による獲得ポイントを更に増やすことが出来そうです。

利用明細書をまとめて確認できる:

また、CRECO(クレコ)では複数のクレジットカードを登録することにより、それらのカード明細書を1つにまとめることが出来ます。

例えば1月10日に使った楽天カードの買い物と、1月15日に使ったJCBカードの利用を1画面で確認することが出来るようになるため、複数のネット明細書をチェックする手間が省けるようになるのもCRECOのメリットだと言えますね。

  • 通常:カードそれぞれのネット明細を確認する必要あり
  • CRECO:明細書が1つにまとめられるので、1箇所で確認OK

まだリリース前なので詳細は不明:

ただ正直なところ、まだリリース前のアプリであるということ、そして開発会社は大手ではなく小規模なITベンチャーであることを考えると、どこまでこのiPhoneアプリが普及するかは今のところ未知数。

利用者が一気に急増してしまったり、クレジットカード登録数が急激に伸びてしまうようなことになれば、たちまちパニックが置きてしまう可能性も否めません。

ポイントは0.1円?

加えてカード決済額に対して1~3%貯まるというポイント上乗せ分についても、たぶんですが、1ポイント=1円で付与してしまえばたちまち、CRECOを運営している企業が倒産することになってしまうので、実際には1ポイント=0.1円換算になるんじゃないかな?と睨んでいます*1

それでも0.1~0.3%分のポイント上乗せがあるなら、CRECOを使う価値は充分にあると思うので、面白い仕組みであることには間違いはないでしょう。

仕組み自体は非常に面白いCRECO:

ここでちょっとだけ専門的な話を。CRECOがどこでお金を儲け、利用者に対してポイント付与をするのか、少し気になる点ですよね。

個人的にもかなり興味深かったので、実際にCRECOに連絡をして資料を取り寄せてみました。その図解がこちらになります。

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CLOによる広告モデル:

専門的な用語でいうと、CLO(Card Linked Offer)がこのCRECOサービスの仕組み。

あなたがどこのお店でどんな買い物をしているのかという情報をCRECO側が収集し、その買い物利用歴に応じたクーポン情報などを配信することで、収益化を狙っていくようです(お店がクーポンを配信するためには、CRECO運営会社に対してサービス利用料を払う)。

例をあげるなら下記のような感じになります。

  • 月に1回、美容院に行く人に広告配信をしたい:CRECOが利用歴から対象者を探し、広告を配信
  • よく海外旅行にいく人にお得なクーポンを渡したい:CRECOが利用歴から海外旅行歴のある方を探し、広告を配信

つまり、そういったクーポン情報を配信したい企業が多く集まればCRECOは成功、参加企業が増えず、ユーザーに対してポイントを払うばかりであればCRECOはすぐにサービス停止…という形になりそうな感じ。

そういった面で運営会社であるIT Realizeさんの資金力が心配なところですね。

CLOモデルとしては非常に面白い:

尚、CLOについては今や、どこのクレジットカード会社でも実施しています。

たとえば楽天カードを使って飛行機チケットを購入すれば、その方には今後、楽天トラベル系の広告メールが配信されるなど、カード利用歴に応じた広告配信がされるのはもはや当然。

しかし、CRECOのように複数カードの利用歴を取得し、それを使った広告配信というのは面白い仕組みなんじゃないかな?と思いますね。言うなればすべてのカード会社に横串を挿して、カード利用者の買い物履歴を支配してしまおうという野心溢れる仕組みだとも言えます。

  • 通常:カード会社は単体でCLOを実施
  • CRECO:複数のカード会社に横串を挿して、CLOを実施

さてさてどうなることやらですが、個人的にも面白い仕組みだと思うので、iPhoneアプリがリリースされたら実際に使ってみた感想を記事にしたいと思います。

creco.cards

以上、クレジットカードの獲得ポイントが二重で貰えるようになるiPhoneアプリ、『CRECO(クレコ)』が面白い…という話題でした。

参考リンク:

CRECOもフィンテックによるiPhoneアプリです。こういった成長性のある分野に投資をしたい…という方は、下記記事なども参考にどうぞ。

*1:リリース記事にはクレジットカード利用額の1~3%がポイントとして貯まると書いてあるだけで、ポイント価値が1ポイント=1円であるという記載はありません。

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