クレジットカードの読みもの

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『カード優遇社会に違和感』を読んで。損しても手間であっても、意地でもクレジットカードを使わない現金族はたしかに多い状況です。

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NEWSポストセブンを読んでいたら、クレジットカードに関する興味深い記事『カード優遇社会に違和感』を見つけたので、今回は雑談がてら、その記事を読んだ感想を書いてみたいと思います。

「使い過ぎたら大変」「盗まれたら大変」──だからカードは危ないと教えこまれてきた「現金族」にとって、“カードを持っていないと損する”社会は違和感だらけである。目に余る「カード優遇社会」への不満が、いろいろな場面で渦巻いている。

記事の内容としては、クレジットカードを持っていないと損することが増えてきたけど、やっぱりクレジットカードを持つのは怖いから現金族のままでいるよ…という内容なのでで、さほど真新しさはありません。

『カード優遇社会に違和感』を読んで:

これが今の日本の現実なのかも:

まず、『カード優遇社会に違和感』という記事を読んだ率直な感想としては、これが日本人の平均的な考え方なんだろうな…というもの。

たとえば下記の記述はまさにその良い例で、多くの方がクレジットカードを持っているけど使いたくないという状況があるように思います(クレジットカードを持っているけれども、公共料金の支払いは口座振替でしているという例)*1

  • 間違い:カードを持ってないから口座振替
  • 正解:カードを持ってるけど不安だから口座振替

妻に先立たれ、現在一人暮らしのD氏(78)は、最近になってカード払いでなかったために損していたことに気付いたという。

「電気、ガス、水道代などの公共料金はすべて郵便局で現金で払っていました。しかし最近、結婚した娘から、『カード払いにしたら、1%分のポイントが貯まって後々使うことができるのに、いつまで現金で払っているの!』と言われたのです。毎月キッチリ払っているのに、現金払いというだけでなぜ損をしなければいけないのか、まったく腑に落ちません」

実はこのD氏はカードを持っている。持っているが使いたくないという中高年が現金族の大多数なのだ。

若い人にも多いカード不信:

これはなにもシニア層に限った話ではなく、20代、30代といった若い人にもこの考えを持っている人は多い印象があります。

実際、私の友人にもクレジットカードを保有しているけれども支払いは現金だ…という人は多く、彼らも引用部分のDさん同様に、クレジットカードを持っているけど積極的には使いたくない…という考え方を持っているみたいです(詳しくは下記記事などを参照)。

なかなか、クレジットカードに対する抵抗感というのは取れそうで取れないのが現実…といったところでしょうか。

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自分で使うのが嫌だからアシスタントに使わせる:

更に面白いなぁ…と思うのが、下記の引用部分について。

『島耕作』シリーズの著者で漫画家の弘兼憲史氏(70)は、今後も現金族を貫く構えだ。

「(中略)アマゾンなどのネットショップで簡単に買い物できるのも知っていますが、自分のカード情報を入力して買い物する気がしない。必要があったらアシスタントにお願いして、彼にお金を払っています。多少不便でも現金払いを続けたい」

無駄で損な抵抗だと分かっていても、こうなれば現金族も意地なのである。

要するに自分がAmazon等の通販でクレジットカード払いをするのが嫌だから、部下であるアシスタントに購入を代行してもらい、その費用を現金で払っている…ということのようですが、そこまでして現金払いに固執する姿勢はスゴいのひとこと(苦笑)。

  • やりたくない:Amazonに自分のカードを登録して使う
  • こっちならOK:部下に買いたいものを依頼し、Amazonで購入代行してもらう

個人的には現金払いに固執するあまり、高速道路の通行が不便になったり、支払い等で手間が増えてしまったら意味がないと思ってしまうのですが、現金主義の方はそれでも尚、クレジットカードへの不信のほうが強いようです。

そりゃ何年たっても現金払いの決済比率が下がっていかないのも納得ですね。下記記事のように、大手コンビニのファミマでは未だに9割近くが現金払いだそうですから、いかに多くの方が「極力、カードを使いたくない」と思っているかがわかります。

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カードは積極的に使われていない:

ちなみに。

『これだけクレジットカードを使う人が少ないのだから、クレジットカードを持っていない人って多いんじゃないの?』と思われるかも…ですが、カード会社大手のJCBがとった統計によると、約84%の方が1枚はカードを保有しているとのこと。

これを考えるとクレジットカードの決済比率は今よりももっと高く、コンビニだろうがレストランだろうがデパートだろうが、いつでもどこでもクレジットカードが使われてもおかしくない状況なんですが、現実は…というと電子マネーを含めてもせいぜい全体の20%程度のようです(こちらより転載)。

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便利でお得になるしかない:

それじゃどうすればクレジットカードがもっと使われるようになるのかは正直、私にもわかりません。

しかし、SuicaやPASMOといった交通系ICカードが爆発的に普及し、老若男女、使っている状況があることを考えると、クレジットカードももっとお得で便利になれば使う人が増えるのかもなぁという気はしますね。韓国のようにクレジットカード利用に宝くじを付けて利用促進するなどすれば、爆発的な普及もありえるのかも。

ただ、そのためにはクレジットカードそのものに対する不信も同時に払拭していかなくてはいけないので、このあたりはカード業界次第。できればカード会社が一致団結して、クレジットカード全体のイメージアップに努めていってほしいなと思います。

以上、『カード優遇社会に違和感』を読んで。損しても手間であっても、意地でもクレジットカードを使わない現金族はたしかに多い状況です…という雑談記事でした。

参考リンク:

まだクレジットカードを作ったことがない…という方は下記記事も参照に。こちらを読んでいただければ、クレジットカードに対する誤解が溶けるかもしれません。

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*1:まぁ細かいことをいうと、1人暮らしのDさんはたぶん電気代もガス代も水道代もほとんど使わない暮らしをされていると思うので、電気代はともかく、ガス代や水道代はクレジットカード払いしないほうがお得な可能性大です(クレジットカード払いをすると口座振替をした時に受けられる割引が適用されないため)。つまりこの場合、娘のいうことを鵜呑みにすると損してしまいますね。詳しくはこちらの記事を参照にどうぞ。

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