クレジットカードの読みもの

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クレジットカード払いをしても、店員が私のサインを確認&照合することは稀…。これはもしかすると暗証番号取引が増えてきた結果なのかも?

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最近、前にも増して、クレジットカード裏面のサインと私のサインを照合する店員さんの比率が落ちてきている気がする私。以前はもうちょっとサイン確認をする店員さんは多かった気がするんですが、これって私だけでしょうか?

あっ、何を嘆いているのかよくわからない…という方のために簡単に説明しますね。

本来、クレジットカード払いをする際には店員がカード裏面のサインと私がレシートに対してするサインを照合し、「この人はこのクレジットカードを持っている本人だな」というのを確認しなくてはいけないのですが、最近ではその作業をする店員が減り、こちらがサインをする前にカードを顧客に返してしまう店員が多い気がする…という話になります。

  • 正しい対応:こちらがサインをするまでカードは戻さず、サインとカード裏面のサインを照合する
  • 間違った対応:こちらがサインをする前にカードを戻し、サインの照合作業を行わない

あくまで私の肌感覚でしかありませんが、昔はもうちょっと、カードの表面と裏面をクルックルひっくり返しながら確認する店員が多かったような気がするんですよ。今ではそんな確認をする店員さんの比率は20%程度に減ってしまっているように思います(80%の店員さんは確認もしないということ)。

暗証番号取引の増加によるもの?

ではなぜ、店員がサインの照合作業を行わなくなってきているのかというと、これは個人的に暗証番号取引が普及しつつあるためなんじゃないかと予測。

要するに暗証番号の入力をすることでカード払いをする方が圧倒的に増えてきたため、サインをする顧客への対応方法がわからない店員が増えているのではないか…と思うのです。

  • 圧倒的多数:4桁の暗証番号でカード払いをする人。この場合は店員によるサイン照合作業は不要。
  • 今では少数:サインをしてクレジットカード払いをする人。この場合はサイン照合作業が必要。

サイン照合をしないと防犯にならない:

ただそうは言っても、店員がきちんとサインの照合をしてくれないと防犯にならない…という問題も。

なにせサインの照合をしないお店では、山田さんのクレジットカードを拾った斎藤さんが「斎藤」とサインをしても支払えますし、田中さんのサインが入ったカードを長谷川さんが「長谷川」とサインをしても使えることになります。

  • サイン確認をするお店:カード裏面のサインと同じじゃないと買い物できない
  • サイン確認をしないお店:架空人物の名前でサインをしても買い物ができる

まぁそこまでしっかりとした照合をお店がやらなかったとしても、「カードサインを店員が確認している姿」というのがなによりの防犯対策

そういったお店では悪意のある人でも簡単にはクレジットカードを不正利用できないので、『店員さんがサインをチェックする店』が増えていくことが、結果的にクレジットカードの不正利用減少に繋がるのですね。

そのうち消える署名サイン:

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ちなみに。

2020年の東京オリンピックに向けて日本政府は現在、すべてのクレジットカードにICチップを搭載&店頭でも暗証番号取引が可能になるような政策を開始しています(詳しくは下記記事を参照)。

これが徹底される頃にはもしかすると、サインをしてクレジットカード払いをすること自体が禁止になる日が来るかもしれませんね。

さてさてどうなることやらですが、まだまだ完全移行までに残す期間は長いわけですから、クレジットカード加盟店の店員さんには引き続き、サイン照合の徹底をお願いできればなと思います*1

以上、クレジットカード払いをしても、店員が私のサインを確認&照合することは稀…。これはもしかすると暗証番号取引が増えてきた結果なのかも…という話題でした。

参考リンク:

VISAやマスターカードブランド搭載のクレジットカードはほとんど、ICチップ付きのクレジットカードに切り替わってます。現状、ICチップ搭載が遅れているのは中小のクレジットカード発行会社くらいですね(以前はアメックスやダイナースクラブにもICチップは未搭載だった)。

今すぐICチップ付きカードが欲しい…という方は、下記記事よりどうぞ。おすすめクレジットカードを紹介しています。

news.cardmics.com

*1:au WALLETやソフトバンクカードのようにプリペイドカード需要が残ることによって、署名サインをする文化は根強く残っていくのかもしれません(それらのプリペイドカードにはICチップが搭載されていないため)。

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