クレジットカードの読みもの

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液晶画面にクレジットカードのサインをする時代がやってくる?加盟店側としてはレシートを管理する手間が省けるので楽ちんです。

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先日、千葉県木更津市にあるアウトレットモールに行ったら、上記画像のようなクレジットカード端末が導入されていました*1

すこし珍しかったので、今回はこのタイプの端末について記事を書いてみたいと思います。

液晶画面への署名サインについて:

サインは液晶画面にタッチペンで行う:

まず、このWACOMと書かれている端末では、液晶部分に直接タッチペンでサインをする仕様になっています。

これにより店舗側ではクレジットカードサイン用のレシートを発行する作業だけでなく、そのレシートをクレジットカード会社に送る手間も省くことが出来るため、クレジットカード決済を簡略化することが可能。

  • 液晶パネルにサイン:データとして保存可能
  • レシートにサイン:レシート保管が必要

時々、レシート等はお店で紛失してしまうこともあるので、そういう危険性をも電子化することで排除できるのですね(サインをデータ化して送信することが出来る)。

ただ正直、サインが書きにくい:

ただこの液晶端末、正直なところ、かなりサインが書くにくい。そして筆圧などを正確に感知しているとは思えないので、第三者によるクレジットカードサインの複製はよりしやすいんじゃないかな?と思います。

  • レシートに署名サイン:筆圧などの文字の癖が出やすい
  • 液晶画面に署名サイン:筆圧などが判別しにくい(サインが模倣されやすい)

つまり現状ではメリットもあり、デメリットもあり…といったところ。

まぁアウトレットモール側としては、サインデータが管理可能なことを考えるとメリットのほうが大きいと踏んだのでしょう。実際、クレジットカードの不正利用はそこまで多いわけではないので、これでOKなのかもしれません。

アメリカには前々から存在:

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ちなみに私がアメリカに住んでいた1999年頃でも、アメリカにはこういった端末がすでに存在していました(ドラッグストアやホームセンターにあった)。

しかし日本では最近まで見かけること自体が無かったので、近年、導入が始まったのではないかな?と思います。実際、ネットで情報を調べてみると、WACOMという会社が2007年3月に初の試作品を作成していますね。

株式会社ワコム(本社:埼玉県北埼玉郡、代表取締役社長:山田 正彦)はこのたび、「サイン認証専用液晶ペンタブレット」のプロトタイプを開発し、ドイツ・ハノーバーで3月15日から21日まで開催される「CeBIT(セビット) 2007」の当社ブースにおいて初公開します。また、本年4月より本プロトタイプを評価用サンプルとして、国内および欧米アジア向けに出荷します。

本格的な普及はこれから…といったところでしょう。

認識しておくことが大事:

今後、更にペンタブレットタイプは普及していくと思うので、今のうちから『クレジットカードのサインは電子画面に対して行う場合がある』と認識しておいてください。

これを理解しておけば、いざ店頭でこのタイプのサイン方法に遭遇した時でも冷静に対応することが可能になりますよ。

以上、液晶画面にクレジットカードのサインをする時代がやってくる?加盟店側としてはレシートを管理する手間が省けるので楽ちんです…という話題でした。

参考リンク:

ペンタブレットタイプのサインだけでなく、今後はiPadなどのタブレット端末、iPhoneなどのスマートフォンへのサインも、モバイル決済が普及していくことで増えていくと思います。

サイン=レシートにボールペンでするもの…という時代ではなくなりつつあるので、併せて注意してもらえればなと思います(詳細は下記記事にて)。

news.cardmics.com

*1:実際には2013年くらいから導入されているのは知っていたんですが、撮影したのが今回のタイミングでした。

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