クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

盗まれたクレジットカード情報って、裏社会では一体いくらで売買されているのかを調べてみた。日本とアメリカで価格差があることも判明。

http://www.flickr.com/photos/26519208@N04/2498157861

photo by Johan.V.

不正アクセスやハッキングといった手法によって、日々、クレジットカード情報漏洩のニュースが流れている最近。ここで気になるのが、盗まれたクレジットカード情報って、一体いくらで売買されてるものなのか?ってことですよね(えっ、気にならない?)。

今回はそんな、盗まれたクレジットカード番号や有効期限の価格について調べてみました。

カード情報は決して高くはない:

不正入手したカード情報がいくらで売買されているのか、その点についていくつか有力な情報が書かれたサイトが見つけったので、紹介&引用させてもらいます。

まずはシマンテック社のデータから(2008年の記事)。

そこで密売業者らは、まっとうなセールスマンなら誰でもやること――数量割引――を始めたという。現在、盗まれたクレジットカード番号の一部は、500件まとめて200ドルという安値で売られている。1件当たり40セントの計算となり、これは2007年上半期の売値の半分以下だと、レポートは伝えている。

さらに、有効なクレジットカード番号や社会保障番号とその人の氏名、住所、生年月日などがセットになった「IDフルパッケージ」も、50件で100ドル、すなわち1件当たり2ドルという安値で売られている。まさしく叩き売りだ。

またその一方で、米ドルの下落と、(筆者の推測では)負債に苦しむ米国人の多いことが要因となって、ヨーロッパのIDが、米国のIDよりはるかに高値[5割増し]で取引される傾向が生じている。 

こちらのサイトによれば、アメリカにおけるクレジットカード情報の価格はだいたい1件あたり40円程度。更にそれに氏名や住所、生年月日を加えたフルパッケージでも、 1件あたり200円前後だそうです。

  • カード番号+有効期限のみ:1件あたり40円
  • カード情報+個人情報:1件あたり200円

トレンドマイクロの記事でも:

ちょっと新しくなって、2012年のトレンドマイクロの記事でも、クレジットカード情報の価格が紹介されていました。

まずは、クレジットカード番号です。カードが発行された国によって値段に多少の差異があり、アメリカで発行されたカードは他国と比較して割安であるようです。クレジットカードを多用する国民性や消費習慣と、クレジットカードが多く発行されている点から悪用や流出しているケースも多いものと考えられます。 

上記記事内に記載されている数値では、

  • アメリカ:1件100~300円
  • 欧州、中米など:1件300円~800円
  • 中東、アジア:1件600円~1,000円

となっています(数字は1ドル100円で概算)。面白いことにアメリカよりもアジアのほうが、最大で10倍近くも高く、個人情報が売買されているようです。

10万人規模のカード情報漏洩があったら:

これを日本での事例に当てめると、たとえば10万人規模のクレジットカード情報漏えいがあった場合には、ざっくり6,000万円~1億円のお金が裏社会で動くことに(何度も売却すればもっと?)。

確かにそれだけのお金が動くのであれば、不正アクセス犯罪をする方が絶えない理由がわかるような気がします(苦笑)*1

言うまでもなくカード情報の不正入手&売却は犯罪行為なので、みなさんは絶対に手を染めないように!

不正利用されても慌てないこと:

http://www.flickr.com/photos/30443947@N03/8433924361

photo by Novemberdelta

最後に。

みなさんのクレジットカード情報が不正に盗まれてしまったとしても、クレジットカードには盗難保険という有り難い保険が備わっているのでご安心を。

仮に100万円不正利用されてしまったとしても、この盗難保険がある限りみなさんが負担すべき金額は0円なので、過剰に慌てずに対処してもらえたらな…と思います(詳しくは下記記事を参照)*2

以上、盗まれたクレジットカード情報って、裏社会では一体いくらで売買されているのかを調べてみた。日本とアメリカで価格差があることも判明…という話題でした。

追記:ちょっと検索してみました

もしかしてインターネット上に、不正取得したクレジットカード情報を売買しているショップみたいなものがあるかも…って思って検索してみたら、超カンタンに出てきましたよ(汗)。紹介がてらにリンクを貼りたい気持ちがあるものの、倫理上、よろしくないので貼らないでおきます。

当然ながらそういった業者を利用した場合にも、犯罪に問われることになるのでご注意くださいね。

参考リンク:

クレジットカードってなんとなく怖い…という方は下記記事も参考に。クレジットカードを持ったことがない方が勘違いしていがちな内容をまとめています。

news.cardmics.com

*1:売買されている金額は販売価格なために、カード情報を盗みとった人が手にできる報酬はもっともっと低いと思われます。

*2:盗難保険で不正分を補償してもらうためには、所定の手続きや申請期限などがあります。ご注意ください。

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