クレジットカードの読みもの

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ASPのビジネスモデルはもはや、個人アフィリエイターに依存などしていない!検索アルゴリズムに大きな変化があっても、ASPは安泰です。

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アフィリエイト広告を取り扱う代理店としての役目を果たしているASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)。

アフィリエイト収入を得たい個人&法人と、自社商品やサービスを紹介してほしい企業とをつなげる役割を果たしてきたこのASPですが、実は最近では個人アフィリエイターの方なんて全く向いていない状況になりつつあるってご存知でしたでしょうか?

そんなASPの現状について、今回は雑談がてら、書いてみたいと思います。

ASPの将来性について:

ASPなんて将来性ゼロ?

だいたい5~6年前、私は『ASPなんてそのうち、潰れてしまうんじゃないか?』という考えを持ってました。取引のあるASPに対してこういうことをいうのもアレなんですが、アフィリエイトサイトが全般的にGoogleからそっぽを向かれたら、いきなり売上がゼロになってしまうんじゃないか?と思っていたんです。

つまり、アフィリエイト報酬を得て生活をしていくことが不安定なように、ASPについてもGoogleのアルゴリズム(検索順位を決める仕組み)が変更されたら、いきなり倒産してもおかしくない…そう考えていたわけですね。

  • アフィリエイトで生計を立てる:不安定
  • ASPの売上:アフィリエイトサイトが検索から飛ばされたら、経営が破綻する

実際、5年くらい前でしょうか、アフィリエイトサイトがいきなり検索上位から消え、企業の公式サイトが検索上位に出やすくなった時があったんですが、その時、ASPの売上もガクンと落ちたと聞いています。

もとよりビジネスに安定などないかもしれませんが、当時、そんな不安定なビジネスの中でも突出して不安定だったのが、ASPという事業だったのかもしれません。

ASPの売上は年々上昇:

しかしそんなASPですが、ファンコミュニケーションズにしろ、リンクシェアにしろ、インタースペースにしろ、だいだいどこのASPであっても売上は年々上昇していってます。

経営が危ない…なんて話は聞いたことがなく、売上低迷で困っている…という話もない。逆に売上が良すぎて社員に海外旅行をプレゼントしたADWAYSのように、絶好調なところのほうが多いんですよね。

ではなぜ、ASPの売上が好調なのかというと、これは冒頭で書かせていただいたように、『もはやASPがアフィリエイター依存の経営体質』ではなくなってしまったため。

乱暴に言い切ってしまうなら、アフィリエイトサイトの売上が仮にすべて0円になってしまっても、ASPの売上は伸びていくようになってるんです*1

リンクシェアシンポジウムに答えがあった:

その答えが先日、私が参加したリンクシェアシンポジウム2015にありました。参加費用1万円のシンポジウムです(苦笑)。

リンクシェアが各国で開催するグローバルイベントです。

クライアントを招き、リンクシェアの事業戦略発表やネットワーク内の優秀な広告主・アフィリエイトパートナーを表彰するLinkShare Japan Awardが開催されます。 

残念ながらパワーポイント資料を撮影することが出来なかったため、詳細なデータ等を紹介することは出来ませんが、そこで紹介させていた数字を2つほど紹介させていただければと思います。

  • リンクシェア経由の年間売上は1兆円以上
  • 楽天ブロガー経由の楽天アフィリエイト売上は年間250億程度

つまりASPとしてリンクシェアは、日本国内で1兆円の取引を作り出しているということ。たぶんですが証券会社やFX、クレジットカードなどのお金が動かないサービス申し込みを含めると、もっと大きな経済効果があるんじゃないかな?と思います。

また、楽天ブログひとつとっても、それ経由で動いているお金はとんでもない金額ですよね(楽天ブログを書いている人たちが、楽天市場で売られている商品を250億も販売してくれてるってこと)。

ASPはネット広告のマッチング業者:

それじゃブロガーやアフィリエイターが1兆円以上ものお金を動かしているのか?といえば、悲しいかな、そんなことがありません。それが実は、ASPがアフィリエイトサイトがなくなってもやっていける理由なんです。

では何故なのか?それは、ASPがもはやネット広告のマッチング業者に過ぎなくなっているから。

例えばわかりやすいところでいうと、セゾンカードが運営している永久不滅.com。ここはセゾンカードを保有している人がこのモールを通して書籍を購入したり、FX会社の口座開設をした場合に永久不滅ポイントが貰えるサービスサイトなんですが、こういうところに広告商材を提供しているのがASPなんです。

  • 永久不滅.comで化粧品を購入:ASPにお金が入る
  • 永久不滅.comで中古車を売却:ASPにお金が入る
  • 永久不滅.comで海外旅行を予約:ASPにお金が入る

同様にJCBカードやMUFGカードといったクレジットカード会社が運営しているポイントアップモールだけでなく、他にもG-poinやハピタスなどのポイントサイト、更にはTポイントが貯まるT-mallなんていうのもそうです。

これらのサイトにおいて利用者がポイントを獲得した場合には、なんらかの形でASPにもお金が落ちていると考えて間違いありません*2

売上件数がアフィリエイターとは桁違い:

こういった法人運営のサービスサイトは数百万~1,000万人以上もの顧客を対象として運営しているウェブサイトなので、そこから発生する広告収入は桁違い。

実際、これらのサイト経由の流通額はとんでもない金額があるため、前述のリンクシェアシンポジウムで最優秀メディアとして受賞するのは大抵、そういったサービスサイトを運営している企業ばかりになりました。

  • 過去:年間最優秀メディアはアフィリエイター
  • 現在:年間最優秀メディアは法人運営のサイト

結果、アフィリエイターが最優秀賞を受賞する時代は終了してしまったというわけです。まぁ代わりに個人アフィリエイターを表彰するための「個人賞」みたいなものは出来ましたけど、それもなんか慰めみたいな感じがしますね。

ちなみに法人成りをして株式会社化したアフィリエイターであっても、企業が運営するポイントモールとでは流通額の規模が違いすぎるためか、個人枠として表彰されるほどです(苦笑)

ASPは更にその勢いを増していく:

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今後はこれらの法人メディアに加えて、スマートニュースやグノシーなどに表示される広告、はてなブックマークに挿入される広告なども、ASPの営業部隊が仲介して挿入されていく時代になるはず。

更にメディアフォージなどの新サービスも始まってますね。こちらもASPとして、今後はドル箱のビジネスモデルになっていくのではないでしょうか?うかうかしてると、ほんと時代に取り残されていきそうです。

MediaForgeはそこで、このインプレッションとクリックの中間の指標として"エンゲージメント"という指標を提案しています。私たちは、ユーザーがマウスポインターをバナーに触れさせた状態やバナー上でのあらゆるインタラクティブな行動(操作)を"エンゲージメント"と呼び、ユーザーがバナーを見たことを示す指標として定義しました。

これにより、滅多に広告バナーをクリック(クリックスルー)はしないが、広告に影響を受け、購買行動を起こすといったタイプのユーザーをマークし、広告配信を最適化することが可能となりました。

ASPの経営はしばらく安泰:

このように、例えアフィリエイトサイトがGoogleからすべて締め出され、もう1円も稼げなくなってしまったとしてもASPの経営にはほとんど影響はありません。

ASPはただのアフィリエイトの仲介業者ではなくネット広告全体の仲介業者になっているので、契約している多くの広告主をネット全体の中で有効活用していくのではないでしょうか?(まぁそういった法人サイトが頑張ってくれている結果、私たちアフィリエイト広告で生計を立てている人もこのビジネスを続けられている…ということでもあります)

  • 過去のASP:アフィリエイター依存のビジネスモデル
  • 現在のASP:ネット広告全般の仲介業(マッチングビジネス)

以上、ASPのビジネスモデルはもはや、個人アフィリエイターに依存などしていない!検索アルゴリズムに大きな変化があっても、ASPは安泰です…という話題でした。

参考リンク:

アフィリエイトでもっと稼ぎたい…という方は下記記事も参考に。当サイト『クレジットカードの読みもの』が過去にまとめた、収益化やアクセスアップに関する記事を紹介しています。

news.cardmics.com

*1:さすがにアフィリエイトサイトの売上が0円になったら減収減益にはなりますね。ただそうなったとしても経営全体に与える影響は小さい…ということです。

*2:実際にはASP経由ではなく、直契約しているECサイトなどもあるとは思います。

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