クレジットカードの読みもの

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ANA国内線における機内販売の売上高から、1フライトあたりの売上を算出してみた!機内販売ってあまり儲からないのですね。

http://www.flickr.com/photos/46423105@N03/14675765173

photo by Aero Icarus

日経新聞の記事を読んでいたら、ANAの国内線における機内販売金額が紹介されていました。

ちょっとおもしろい数字だったので、こちらの記事より引用してみますね(ANA国内線の機内販売に、電子マネーSuicaが利用できるようになったという記事より)。

全日空の国内線における機内販売の売上高は年間約20億円。同社は交通系電子マネーの導入で機内販売の利用を促進し、2015年度に売上高を1割前後増やす計画だ。 

年間20億円なら1日550万円の売上:

売上20億円というのはあくまで年間の売上高なので、まずはわかりやすく1日あたりの売上を試算…。するとANAの国内線販売では1日だいたい550万円の売上があることがわかります。

  • 20億円÷365日=1日あたり約550万円

これ…失礼ながらイメージよりも少ない売上高だと思いませんか?セブンイレブンやファミマなどのコンビニの約10店舗分の売上に過ぎません。

ANAの国内線就航数を調べてみた:

そこで更に気になってきたので、ANAの国内線は1日どのくらい飛んでいるのかも調べてみました。ANAの公表データによると、国内線では1日あたり810便の飛行機を飛ばしているようです(2013年のデータ)。

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1フライトあたりの機内販売売上高を算出:

1日810便ということがわかれば、これを先ほど算出した機内販売の1日あたりの売上高である550万円で割ることで1フライトあたりの平均売上高がわかります。

  • 550万円÷810便=6,800円

つまりANAでは1便あたり6,800円程度の機内販売売上があるということ。仮に仕入原価を50%という低めで考えたとしても、1フライトで3,400円しか儲からないことになります*1

正直、この利益を得るために立派な冊子を作り、キャビンアテンダントに宣伝させる価値は無いのかなという気がしますね。更に言うのであれば、重たい商材を飛行機に積んでおくコストだって馬鹿にならないはずです。

機内販売は儲からない:

http://www.flickr.com/photos/27889738@N07/6755055965

photo by ykanazawa1999

あくまで今回の記事は日経新聞掲載の数字から算出しただけの数値なので、実際のところ儲かっているのかいないのかはわかりません*2

しかし、このくらいの売上高であれば、機内販売そのものを止めてしまうというのも手。仮に私が全日空の社長なら、機内販売の代わりに『今すぐANAマイルが貯まるANAカードを作りませんか~』とクレジットカードを勧めて回ることを選びますね(笑)。これなら重さもなく、商材が古くなってしまう危険もありません。

以上、ANA国内線における機内販売の売上高から、1フライトあたりの売上を算出してみた!機内販売ってあまり儲からないのですね…という話題でした。

参考リンク:

飛行機に乗る機会が増えた…という方は、マイルが貯まりやすいクレジットカードを作っておくのがおすすめ。マイルを貯めれば実質無料で飛行機に乗ることが出来るので、出張費用の節約はもちろん、家族旅行時などにも使えますよ。

cards.hateblo.jp

*1:ANAカードなどの機内販売に割引のあるクレジットカード払いで買い物をされたら、更に利益率は低くなるはず…(ANAカード公式)。実際にはもっと少ない利益しか出ていないのかなという印象です。

*2:小型飛行機の飛行回数が多かったり、国内線の機内販売は乏しくてもあの冊子の通販売上で儲けている可能性などもありそう。

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