クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

Amazonがいつの間にか『金貸し』になっていた話。アマゾンの倉庫にあずけている在庫や、売上金額を担保に融資をしている模様です。

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photo by Nic Taylor Photography

勉強不足で大変申し訳ないのですが、ネット通販大手のアマゾンが、いつの間にか貸金業になっていたという話を最近知りました(Amazonレンディングというサービス*1)。

このサービスを利用するとAmazonマーケットプレイスを利用している企業であれば、Amazonから最大5,000万円までお金を借りることが可能のようです。

Amazon.co.jp(以下Amazon)は、本日2014年2月20日(木)より、法人の販売事業者向けの新しい融資サービス「Amazon レンディング」の提供を開始いたしました。同サービスは、Amazonマーケットプレイスに参加している法人販売事業者を対象としています。販売事業者のビジネスの成長を支援する為に、必要とする資金を必要とするタイミングで、簡単にご提供いたします。

Amazonレンディングの特徴:

まずはAmazonレンディングのメリットを読んでみてください(Amazonのプレスリリースから引用)。

1. 簡単なオンライン手続きでタイムリーな資金調達が可能:初回のお申し込みは、ローン入金まで最短で5営業日で完了します。さらに、2回目以降のお申し込みは、手続きのプロセスが簡略化され、最短で3営業日にローンが入金されます。また、販売事業者のビジネスの成長を支援する為に、必要とするタイミングでタイムリーに仕入資金などの調達が可能です。 

2. シンプルな返済手続き:販売事業者の売上が決済されるAmazonのアカウントより、毎月自動引き落としされます。

3. コストの軽減:早期弁済時の手数料はかかりません。その際は、金利コストをおさえることができます。

4. 最大5000万円までの融資額:ご用意できる融資額は最大5000万円までと高額融資が可能です。

即金でお金を貸す凄さ:

まぁ、堅苦しいプレスリリースの内容だけあって、中身を読んでもちょっとよくわからないかもしれませんが、ざっくりと説明するとAmazonレンディングは即金で5,000万円まで貸しちゃうよ…というメリットがあるサービスのこと。

短期のつなぎ資金が必要な企業にとっては、喉から手が出るほど欲しいお金なのではないでしょうか?(販売するための商品購入のお金にあてられる)

なぜAmazonはすぐ、お金を貸せるのか?

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しかし、なぜAmazonはこれほどまでに大金を企業に対して貸すことが出来るのでしょうか?個人的に思うその理由は主に3つです。

1.売上を見て融資できる:

1つ目はAmazonはAmazon利用業者の売上推移を常に把握しています。魅力的な商品を販売している業者であれば、お金を貸しても安定的な売上があるために資金回収がしやすいのですね(売上実績がない企業にはお金を貸さない)。

しかもAmazonレンディングは、Amazonアカウントより毎月自動引落されるので、物品販売の売上がある以上、Amazon側が回収しそこねる心配が少ないようになっています。

2.倉庫在庫を担保にできる:

2つ目はAmazonの倉庫にあずけている在庫を担保に出来るという点。お金を借りる側である企業はそれを担保として差し出すことで、Amazonからお金を借りることが出来るのです。

これで仮に貸したお金の回収が出来なければ、担保価値のある在庫をAmazon自体を通して売りさばけば良いだけですからね、非常にうまい仕組みです。

3.そもそも貸出金利が高い:

最後の3つ目はシンプル。金利が銀行の貸出金利よりも圧倒的に高いという点です(年率8.9%~13.9%)。これだけの金利収入があれば、貸したお金が戻ってこないケースがあっても利益を確保できる計算になっているのでしょう。

このような理由があるからこそ、これだけの大金を即融資することが出来るのですね。Amazonさすが…といったところでしょうか。

楽天市場も実はお金を貸している:

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ちなみにライバル楽天市場も楽天出店者に対してお金を融資する、楽天スーパービジネスローンというサービスを提供中(楽天カード株式会社が担当)。

こちらは最大3,000万円まで融資しているようです。どこの通販モールも今や、お金を貸すことをビジネスにしはじめている…という感じですね。このあたり、機会があれば詳しくまとめてみたいです。

以上、Amazonがいつの間にか『金貸し』になっていた話。アマゾンの倉庫にあずけている在庫や、売上金額を担保に融資をしている模様です…という話題でした。

文末リンク:

自社ビジネスをもっと効率よく拡大していきたい…という経営者の方は下記記事も参考に。クレジットカードを活用した経理処理の削減方法等を紹介しています。

news.cardmics.com

*1:正確にはアマゾン・キャピタル・サービス合同会社という企業が融資する形になるようです

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